カテゴリ:虫のいる風景
今年は暑すぎて蝉や蚊も例年と比べて少ないそうです。
特に35度を超えると動きがにぶくなるとか。 長き日を地中で過ごし跡残す 久しぶりに見つけた蝉の抜け殻。(空蝉) 蝉が出たあとには白い糸が残されています。 「この白い糸は気門」とこちらのサイトに書かれていましたが、正確には「気管の脱皮した部分(抜け殻)」と言った方がよいとchappy2828さんに教えていただきました。 脱皮中も呼吸ができる仕組みになっているようです。 以前、「八日目の蝉」というドラマと映画を見ました。 7日で死んでしまう哀れなセミというタイトルなのでしょう。 しかし、蝉の成虫期間は1~2週間くらいと言われていたのは俗説で、野外では1ヶ月ほど生きているるそうです。 地上ではたった一週間しか生きられないと思っていたので、寿命が一か月と知ってちょっとびっくり。('◇')ゞ 毎年、集団空蝉をたくさん目にしますが、今年はやっぱりそれも少なく三ついるのは珍しく感じました。 ちなみに、蝉の種類によって地中にいる期間も異なるといわれています。 ツクツクボウシ・・・1~2年 アブラゼミ・・・2~4年 クマゼミ・・・2~5年 ニイニイゼミ・・・4~5年 今年は蝉の鳴き声を聞いたのも遅く、いったい蝉はどうしたのだろう?と思っていましたが、35度以上になると鳴けないとか。 (写真はミンミンゼミ) 蝉の地下での幼虫生活についてもまだまだ知らないことがたくさんあります。 北アメリカには17年周期の17年ゼミが3種、13年周期の13年ゼミが4種いるそうです。 13、17という素数の周期に大発生するといいますが、ものすごく不思議な気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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