カテゴリ:季節の植物
花菖蒲園の続きです。前回は江戸系でした。品種も多かったです。
今回はまず伊勢系を。 その前に伊勢系とは・・・三重県松阪市を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群だそうです。 松阪の紀州藩士吉井定五郎によって品種改良されました。 花弁はちりめん状で深く垂れる女性的で柔和な感じが特徴だそうです。 ![]() 伊勢系「極光」 ![]() 伊勢系「紅揚羽」 ![]() 伊勢系「紫苑」 ![]() 伊勢系「織姫」? ![]() 伊勢系「青水巴」 ![]() 伊勢系「青柳」 ![]() 伊勢系「浪花津」 続いて肥後系です。 熊本県を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群。 肥後熊本藩主細川斉護が藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたものだそうです。 草丈は低めで花は大輪で、花弁が僅かに重なり合う男性的な風格。 残念ながら肥後系はあまり花もなく見ごろ過ぎが多くてほとんど撮れませんでした。 ![]() 肥後系 ![]() 肥後系 ![]() 肥後系 参考までに、前回アップした江戸系は 江戸中期頃に初のハナショウブ園が葛飾堀切に開かれました。 松平定朝(菖翁)が、60年間にわたり300近い品種を作出し、これが基礎になったようです。 花びらの間に隙間がある江戸っ子好みのキリッとした粋な感じを持つのが特徴です。 ![]() 江戸系の例 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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