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カテゴリ:おかえりモネ
3月10日っちゅーと
ひじゅにの誕生日じゃん!>だから何? ネウロと弥子を含めた トリオの誕生日と言っても良い>何そのメンバー? …いや、本当のところは 3月11日の前日っちゅーところがミソなのでせう。 滝本晃司さんの『夏の前日』と『「夏です」と一回言った』は 夏が近づくと聞きたい曲だけど>何の関係が? …ひじゅにですが何か? 「その思いが私達を動かすエンジンです」by朝岡 第4週『みーちゃんとカキ』 第5週『勉強はじめました』 第6週『大人たちの青春』 …と飛ばしてしまって、今回は 第7週『サヤカさんの木』 みーちゃん@未知は「やりたいこと」が既に見つかっているから ひたすら真っ直ぐ進もうとしているみたい。 大学に行くことは少し回り道に見えるけど、色んな意味で役に立つというか 後々、重みを持ってくる様な気がするけど そう諭したくなってしまうのは、ひじゅにが既に 彼女の年齢を上回って生きて来てしまったからかしら? 人生が何たるかを分かるまでには、まだまだ到達していないけどね(笑) …なんて思いながらモネを見る。 「お姉ちゃん、好きな様にしたんだし」 と、未知は言うけど モネはようやく「やりたいこと」が見つかって、そのために勉強を始めたところ。 その勉強に関して菅波先生の存在がグッと大きくなってくるとは… もっとも、モネが「やりたいこと」について最初に質問した相手だからね。 でもって、ここはちょっと(かなり?)少女マンガ風ラブストーリーの趣き。 ↑朝ドラ”お約束”? だからって、何もかもトントン拍子に行かないところが『おかえりモネ』 単純にラブラブモードに入っちゃうわけでは全くないし ヒロインが暴走しないし(笑) 勉強は一時的にとはいえ運転免許取得に切り替えちゃうし 試験には連続不合格だし… このゆったり感が好き(笑) ダメダメなモネだったけど いつしか菅波先生と立場が逆転しているところが良い。 その間、モブはモブで終わらず かといってスピンオフ風に話があちこち行ってしまうわけでもなく それぞれの人生、それぞれの「やりたいこと」が程良く交錯する。 「結論を先延ばしにできる治療を続けてみませんか」by菅波 トムさん@田中さんのエピは、病気の件を扱ってはいるけれど 視聴者の関心を引くための安易な扱いにはなっておらず 菅波先生やモネを変に持ち上げるためのものでもない。 上記↑の台詞は、今のモネにも、他の人の人生にも被る。 「明日できることは今日しない」とばかりに 何でも先延ばしにしたがるグータラひじゅにのことではない>ぉ 心に余裕を持つというか希望を持つというか。 あ、そーすると、未知の生き方にも関わってくるのかな。 大学のこととか研究のこととか。 森林組合の仕事に関しても モネがスーパー・ヒロインになるわけでも、ドジっ娘で笑わせるわけでもなく 少しずつ成長していく様子が伺えるし、さらに気象予報も生きて来るし さらにサヤカさんとの触れ合いも濃くなってきて モネが悩むのもよく分かる…という展開。 「はい次!」って感じでヒロインがどんどん通り過ぎていく 書き割りの様な役割で終わってしまうわけではない(笑) つーか、海と山と空が繋がっている様に 朝岡さんや中村先生も繋がりがある。 繋いだのが大震災…ってところが皮肉だけど(^^;) 色んなことや色んな人が繋がっている。 お父さんとお母さんの馴れ初めにしても 過去から未来へと連綿と続く人の繋がりの一つ。 だから、これからモネがどこへ進むにしても それは同じ世界、世界の一部分で その歩みは必然…と言えるのかも? そして、皆が心に傷を抱えている。 直接的にも間接的にも。 「何もできなかったと思っているのは、あなただけではありません」 「何もできなかったと思う人は、次はきっと何かできる様になりたいと 強く思うでしょ?」 朝岡さんの言葉が、モネの中に燻っていた“あの日”の思いを ポジティブなものに変えてくれる。 ひじゅにの中にも燻っている思い。 多分、全ての人が 被害を受けた人も、ただ見ているだけしかできなかった人も それぞれ心に抱えているもの。 『あまちゃん』の時は、自分で思っていた以上に傷ついていたのだと 痛烈に突き付けられた。 『おかえりモネ』は、その傷をエンジンにする術を教えてもらえるのかな… できれば、既に動き出している自分に気付かされる…という風であってほしいけど なにぶん、そこはボンクラひじゅにですから(^^;) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3881-6047a4d4 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ モネ『睡蓮』>壁紙ポスター 油麩詰め合わせ>登米市発 つづくことつづくとこ / 滝本晃司 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>「はい次!」って感じでヒロインがどんどん通り過ぎていく
>書き割りの様な役割で終わってしまうわけではない(笑) 全ての話が、なだらかに進行していて「句読点の無い長い文章」を読んでいるような気分になることがあります。 このエピはここで終わりですと明確にクサビを打たず、輪郭がボンヤリした感じもします。 もしかすると「おかえりモネ」は視聴者を楽しませるのではなく、鑑賞を促すような作品なのかもしれません。 画家モネにちなんでいえば「印象派的ドラマ」というところでしょうか。 私はこういうタイプのドラマも好きですし、のんびり楽しめています。 -- ところでこのドラマを視ていると、私は接待されている気がしてくるのです。 まず早々に「ミツオ枠」をクリア エンドカードにリアルな気象予報士の写真を使う遊び心 モネが発する「だれかのために」は、ラグビー「For All」の精神 大島蓉子さんが放ったスイカを、菅波がキャッチできず、隣にいたモネが受け取ったとったのは、菅波の空間認知能力が低いのではなく、敵ディフェンスを混乱させるための「一人飛ばしのパス」を見事に決めたサインプレー。ナイス菅波。 森林組合も漁師も、天気と太陽の位置と風向きを気にするけど、それはフルバック(背番号15)も同じ そして、でんでん氏による五郎丸選手(先日現役引退)のルーティンの披露 もし「おかえりモネ」が2019年を描くなら、ワールドカップで日本代表の勝利にどれほど気象予報が貢献したかを描いてくれたらサイコー。 それとその頃には、「桂木弥子」のサイン入りシャツを着ている浅野忠信氏が精神的に復活していてほしいです。 最後に、今日、日本代表-アイルランド代表戦があります。 ダブリンの天気はどうなんだろう。日本代表が勝つかは朝岡さんの双肩にかかっていると言っても過言じゃないです。 (2021.07.03 18:43:18)
武井壮さんみたいに、やりたい事を見つける度に真っ直ぐ最短で突き進む人生もアリだと思うけどね。
まあ、結果的に大学に行かなかった事で苦労したとしても、それはそれで険しい道に挑戦しないと得られない経験だし、どちらを選んだって無駄なんて何もない。若さゆえにできる事もあるし、時代も状況も変化するかもしれないしね。 結局は本人の気質や、やりたい事の内容によっても変わって来るし、みーちゃんの場合は研究そのものよりも家業の役に立ちたいのだから悪い選択ではないんじゃないかな?失敗したってこの世の終わりじゃない。 今のところ子供の成長を見守る親の姿勢は高く評価しているし、頻繁に出てくる「役に立つ」というセリフから、この難しいテーマをどう結論するのか興味深く見ています。 反面、設定(牡蠣・セラピー・翔洋の花粉症・隔週交代・入札・中村先生との関係等々)や時系列(誕生日・盆・米等)を度々蔑ろにしたり、見せ方の下手な演出(なのか編集なのか分かりませんが)が多いとも感じています。 >『おかえりモネ』は、その傷をエンジンにする術を教えてもらえるのかな… 厳しい言い方に聞こえるかもしれないけれど、周囲が出来る事は見守り、時には助言する事だけ…それも耳を塞がれたら届かない。 結局は自分自身が目を開き、自分の心と向き合わなければ、ずっと目を逸らし引きずって怯えながら生きていくしかないでしょう。 こればっかりは本人次第で、自分だけが心を強くも弱くもする事ができるのです。 モネは心は弱いけど、人の話には耳を傾ける事ができるという長所はあるので大丈夫。実際に目標を高く掲げ過ぎるて段階を踏まずに挫折する→自己肯定感が下がるの悪循環を克服しつつありますね。 (2021.07.04 15:23:40)
書こうかどうか迷ったけれど感想ではなく友として書かせてもらう。
違反だと言うのなら読み終わってから消してもらって構わない。それだけ真剣に書いている。 記事の内容からすると「あまちゃん」の時より時間が経ち、今のひじゅにさんは立ち上がりたいという気持ちがあるけど踏み出せないのですよね? 「何もできなかった」事について引け目とかそういう感情がどこかにあるけれど受け止め方は人によっても違うし、完全には解らない。 では「もしも自分がその立場だったら?」と考えてみましょう。 例えば私が被害を受けた側だったら、親しい人にそんな風に思って欲しくないと思う。そしてそれを口に出すのも怖いと思って欲しくない。 何もできなかったとは思わない。少なくとも心配してくれたのだから。 ひじゅにさんの場合はどうでしょうか? (2021.07.06 18:28:27)
私は久々の東京制作の良作、優作になると思ってます。
気象予報士という職業へのリスペクト、地域産業へのリスペクト、家族、友人、同僚、先人、経験者へのリスペクト。 全て心地よく感じます、言い過ぎか? (2021.07.06 22:14:39)
ありがとうございます。
「句読点の無い長い文章」…確かにちょっと、そんな感じはします>野坂昭如の様ではなくサラッとしてはいるけど(笑) 朝ドラの恋話は少女マンガ風と言ったりするのは悪い意味も含みますけど、それとは全く違う意味での少女マンガ風味を今作には感じます。 最近(今更?)『天然コケッコー』というマンガを(部分的にだけど)読んだんですが、ちょっと似ている様な気も… 1919年まで描いてくれたら面白そうですね…どのみちコロナの手前までで終わるとは思うけど。 浅野氏が弥子の名前入りTシャツを着てくれたら、今作は間違いなく化けますね>違う意味で? (2021.07.07 17:52:35)
お気遣い、ありがとうございます。
え~っと…マジレスするとですね… 朝ドラは長丁場ですからモチベーションを保つために自分なりの見方というか遊びを入れるのが常でして 登場人物の一人を無理くり「推し」にしたり>ドラマが終われば忘れ果てたりします(笑) 自分の中から重ねられる感情や経験を無理くり引っ張り出して前面に出したり>それへのドラマなりの答が提出されるかあるいはされずに終わるか…提出されるならどんなものか…を見ます。 それはあくまでも、ドラマの中での答だし、私なりのドラマへの評価の基準の一つとはなるけど、現実の人生の指標とするわけではありません。 確かに私の中に存在する感情ではあるけど、それに囚われているわけではないし、私なりの答と行動は既に結論は出ているものなので、ご安心下さい(笑) (2021.07.07 18:08:44)
ありがとうございます。
今のところ、登場人物一人一人を、過去も感情も持ち合わせた生きた人間として丁寧に描いていると思いますし 職業にしても誠実に描いているし…全面に愛情が込められている感じがして良いですよね。 ドラマとしては起伏が少なく凄くゆったりとしていて、好みが分かれるだろうな…一般受けとは言えないだろうな…という気がしますが 一旦気に入れば、そここそが魅力!と思えるだろうな…とも(笑) モネが気象予報士として歩み始めてから、この雰囲気が変わらないかと少しばかり不安だったりもします。 反面、清原さんの演技には安心感がありますね。 (2021.07.07 18:19:48)
ひじゅにさんへ
話題が話題だけに本気で心配しましたが、安心しました。 私は震災とは別の地震で家や職場が壊れた経験があるので思うところはあります。 また、震災と比べれば被害の規模は小さく、こうやって扱われる事もないので、被害の大小や失った物の数で劣等感を感じる事に対しても思う事があり、どうしても見過ごしては居られずに書きました。 ご拝読ありがとうございました。 (2021.07.07 19:08:54) |