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カテゴリ:らんまん
恋話には力を入れている風なのに
結婚式シーンといったらドラマのハイライトなのに ヒロインを演じる女優は総じて美人なのに 何故か花嫁姿がイ・マ・イ・チ っちゅーのも朝ドラ”お約束”! 個人的に歴代(ちゅーても自分が観始めてから)ヒロインの中で 最高美女だと思っている比嘉愛未@『どんど晴れ』でさえ 微妙…だった>スマソ ところが! 今作は違った。 寿恵子ったらマジ綺麗!! こんなところも 王道の様に見せかけて スルッと”お約束”外ししてくれる さすがの『らんまん』(笑) …ひじゅにですが何か? 「らんまんじゃ」byタキ 第13週『ヤマザクラ』 先週からフラグ立ちっぱなしだった、お祖母ちゃん。 唐突に出て来た感のあるヤマザクラの病気と シンクロさせるであろうことはバレバレだったけど あの最後のシーンに行き着くためだからな。 許す!>ぇ 何とか治す方法はないかと万太郎が皆に連絡するところは 今迄の彼の人間関係が良い感じに表れているから これもまた良し。 それに結局、治せなかった… ってのが良い。 お祖母ちゃんと重ねているのだから治らなくて当たり前なんだけど でも、安易な脚本だったら 万太郎の”おかげ”でヤマザクラは元気になりました! ってなことになり お祖母ちゃん@人間の命の儚さと対比させる― というファンタジーな結末にしていた可能性も …ないか(笑) とにかく、この治らないってのが良かった。 ヤマザクラも人間も死んでいく― 時代も移り変わって行く― その冷酷な現実を提示し その後で、接ぎ木された若枝が示される。 昔なら長男@万太郎が後継ぎになるところを 女性であり、本家の人間ではない綾が継ぐ。 番頭の息子である竹雄と恋愛結婚して。 古い時代が去り、新しい時代が到来したことを 分かり易く描いている。 古い時代を象徴するお祖母ちゃんも女性であるということで より強調している感じがするよね。 咲き誇るヤマザクラを背景に 綾が槙野家にやって来た日の回想シーンを描いたのも まさに”象徴”って感じ(笑) そこで終わっても良いのに 現在のお祖母ちゃんを移さずナレ死にしちゃえば美しいままなのに …と一瞬思ったけど いや、若く元気で美しかった過去と年老いて死に面している今を 対比させることが必要だってことなのだろう。 そんな悲しみを背負いながらも>背負っているが故に 毅然としたお祖母ちゃんは昔よりももっと綺麗だった。 だから、そこで終わっても良いのに …と、また思ってしまったけど いや、万太郎の姿を見せないとね。 主人公だから…というだけでなく 新しい時代を生きて行く万太郎をここで映すべきだってことなのだろう。 今迄に描かれてきたエピソードはみな根底はそこを描いていたわけだし。 ところで 登場人物は皆、基本的に善人 …というのもまた朝ドラ”お約束”で さすがの外し屋(ぇ)『らんまん』もそこはしっかり踏襲。 コミカルな悪役って感じの分家の人々も 変に善人化することはなかったものの>そこは却って良い 分家ならではの悲哀を吐露して人間味を出したのが良かったよね。 そこにもまた「時代」を重ねているわけだけど それよりも人間的弱さが出ていたのが良かった。 第一話の感想に書いたけど 個人的に勝手に抱いている牧野富太郎さんのイメージは 浮世離れしている だった。 ドラマでは、確かにそういうキャラ作りな面はあるものの 時代の移り変わり、女性の社会進出、自由… といったものと絡めて描くことによって 万太郎の生き方を積極的で望ましいものに見せて来たという印象。 まさに「新しい時代」の申し子というか。 時代がハッキリ変わったと示された今 これからの万太郎は、個人というか個性というか まあ、いわば浮世離れしている面が強調されていくのかな? 考え過ぎ? ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3971-d082099a ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ヤマザクラ 起き上がりこぼし マキノジン スエコザサ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.07.01 22:56:41
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