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カテゴリ:記憶科学
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を見た。
いろいろと話題になった作品だsったが、私は単純にとても良い作品だと思ったしmまた観てみたいと思った。 一つ考えさせられたのは、私が30年かけて掘り出した記憶を、私は初めからか、或いは何処かで、既に知っていたのかどうかと言う事。 私は自分の記憶を辿っただけに過ぎなかったのだろうか? 私に「全てを思い出す」きっかけとなったのは、「ソシュールの一般言語学講義」の中にある「言語には差異しか無い」と言う命題。 自分の周りに誰も賛同者がいなかったのに、この命題が正しい事を全く疑う事なく、今までやって来れた事に、実は自分でも驚いてる。 何故か、根拠のない自信があった。 実は「君たちはどう生きるか」のキャラデザインの一部を、映画公開前にスタジオジブリに伺った時に見せて頂いたのだが、その時に強烈に目に焼き付いたのが「サギ男」だった。 それから、誰にも他言する事なくずっと過ごしていたのだが、それがポスターの使われていて、本当に嬉しかった。 大伯父のモデルは高畑勲さんと言う事だが、実は私と高畑さんとは一つだけ接点がある。 高畑さんが日本アニメ映画祭のゲストとしてしてパリに招待された時、私は「セロ弾きのゴーシュ」のキャラを会場で等身大の折り紙で作ると言う企画をしたのだが、試しに作った小さな作品を高畑さんが持ち帰ったというエピソードがある。 その時、私は直接、高畑さんにお会いする事は出来ず、遠くから作品を手にしているお姿を、一瞬拝見しただけだった。 折り紙の作品は非常に壊れやすいので、無事に日本迄、辿り着いたのだろうかと考えてしまう。 最後に一言。 「君たちはどう生きるか」を観た後、パリの街を歩いていたら、鳥のフンの直撃を受けた。 初めての経験だと思う。 これは、映画の影響か? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.13 04:20:13
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