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2011.06.19
カテゴリ：ビジネスのアイデア？
建築金物メーカーのサラリーマン時代、新入社員で入っていきなり長期不良在庫品の販売を任されました
 私が入社する１０年ほど前に、社運をかけて総代理店としてフランスから大量に輸入した樹脂製の「フラワーポット（プランター）」でした。 毛細管現象を利用した「自動給水機能」付きの室内向けのプラスティック製で、発売当初は陶器の植木鉢が主流で、樹脂のプランターもまだまだ一般的ではなかった時代で、「ちょっと早すぎた」為、殆ど売れていなかったようです。 上司に連れられて倉庫にその在庫を見に行ったときは、その埃をかぶった膨大な数に圧倒され、真夏という事もありましたが本当に卒倒しそうになりました 最初の営業はプランターという事もあり、もちろん従来の取引先の園芸問屋や園芸店回りでした。 ところが営業に行くと「久しぶりですなぁ、・・・さん、よく来てくれました」と歓迎されたと思い、「１０年前に仕入れたプランター、全く売れへんから全部引き取ってくれ」というブーイングばかりで、会社に「嵌められた！」と憤慨したものでした  しかし自分に「課せられた使命」と割り切り、半年ほど殆ど苦情聞きに駆けずり回わっているうちに、「ええ商品や」と理解してくれる園芸の先生と園芸店主に出会い、やっと販売活動に弾みがつきかけました  先生の園芸セミナーに、商品を車に満載してくっついて行くと、「先生のお薦め」という事で面白いほど売れました  また全国の百貨店にテナントとして入っている園芸店に、中元歳暮のカタログ販売で当時斬新的な「植木とのセット販売」という手法で売り込みに成功しました  この経験で従来の方法ではなく、「販売の切り口を変える」事によって、新しい展開が開けることを学びました  これによって２年ほど時間がかかりましたが、膨大な長期不良在庫を一掃し、セールス賞１万円を頂きました  この１万円は、２０代の私にとって１０００万円以上の価値のあるものであるというのは言うまでもありませんでした  ※日本最安値！（年平均２回の利用で、近くにある必要はない） トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com  にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.09.27 12:17:56
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