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カテゴリ:辛苦の織物業時代(30,40代)
本日読売朝刊2面に、大阪のIT会社のデータサーバー室を北海道に新設して、電力コストを40%削減目指しているというのがありました・・・
サーバー稼働にはそれと同等の冷却電力が必要だそうで、北海道の冷たい外気を室内に取り込めば、敢えて冷房は必要ないという事ですねェ・・・ タダのものを上手く利用する発想は、経営には絶対必要ですねェ・・・ 織物時代、工場内の冬場の結露に苦労した思い出があります。 当時織物工場で「ALC壁重量鉄骨造2階建て」というのは殆ど前例がなく、何処の工場も参考に出来ず、自分独りで考えなければならなかったのが辛かったですねェ・・・ 当初は排気用の換気扇をアチコチに付けたりしていましたが、一向に効果はなく悩み果てていました・・・ 毎日悩んでいたちょうどその頃、ひょんな事から、真夏のコンプレッサーの排気ダクトの排気ネットの掃除を思い出し、いつも高温のスゴイ勢いで外へ排出しているダクトに顔と手を突っ込み、必死で作業をしていた記憶が何故か?蘇えりました・・・ 「結露と排気」・・・「何かありそうや?」とピンと来た訳です・・・ それまで「湿った工場内の空気を外に出さなきゃ」という固定概念に縛られていたのですが、発想を変えて「10倍の量の低湿高温のコンプレッサーの排気を工場外に排気せずに、工場内の空調室、検品場、事務所、天井裏に流して空気を混ぜれば、結露も無くなるし暖房にもなり一石二鳥や」と発想の転換をした訳です・・・ そこで知り合いのブリキ屋さんを呼んで、コンプレッサー室と空調室、検品場、事務所、天井裏の5か所を縦横無尽にダクトを這わせ、「高温低湿(無害)」のコンプレッサーの排気を流して、結露を完全にシャットアウトする事をランニングコストがゼロで出来たのです(しかも冬場の暖房もタダで)・・・ しかしこのシステムは考えながら試行錯誤でやりましたので、完成までに「2冬」かかりました・・・ あまりにダクトが複雑すぎて、春夏秋冬の切り替えも手動でしたので、私しか分からないという欠点もありましたが・・・ しかし「ランニングコストがゼロ」というのが、どれ程メリットがあるかは計り知れません・・・ 今のトランクルームや不動産の仕事でも「限りなくコストゼロに近いインターネット」を上手く使うかが、今後の私の仕事の命運を握っていると言っても過言ではないでしょう・・・ ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.27 15:34:16
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