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カテゴリ:辛苦の織物業時代(30,40代)
昨日地元三中地区(木島&葛城小校区の8町)の織物業者で作る「葛城綿友会」の最後の集まりがありました・・・
昭和40年代の最盛期には150社を数えたそうですが(町内に11社あった)、今回集まったのは16社と10分の1に激減です・・・しかし多くの業業者は弊社も含めすでに転廃業し、実際に織物業を営んでいるのは、たった5社なのです(実質97%減)・・・ かつて織物業者は、戦後昭和20年代の衣料不足や朝鮮戦争の時の「ガチャマン景気(織機が1回ガチャッというたびに1万円儲かる)」で相当儲かり、高度成長期の昭和40年代後半まで結構良かったのですが、その後先進国の仲間入りをしてから、日本の自動車や家電に重点が移ってしまって、失速してしまったのです・・・ 時代の流れと言えば、それまでですが・・・「家業」で長年営んでいる私達にすれば、他人には絶対わからない複雑な思いがあります・・・ ガチャマン景気は、私の生まれる前なので知りませんが、物心がついた4,5歳の頃は、工場で働いていた多くの1,20代の若いお姉さんたちに囲まれて、大型バスを貸し切って社員旅行に行ったり、トラックの荷台にみんなで乗って二色浜に海水浴に行ったり、女子寮や食堂で遊んでもらったりした楽しい思い出が沢山あります・・・ 結構楽しい思い出が高校生くらいまでありましたが、高校生の頃に「第一次オイルショック」があり、それからおかしくなりだしましたねェ・・・ まァ、それも日本が先進国になる為のある意味「通過点」でしたから、軽工業から重工業に「転換」する時に伴う「痛み」として、仕方のない事でした・・・ 今の日本の不況と今後の更なる落ち込みを考えると、これまでイイ思い出をしてきて「幸せ」だったのですから、これから悪くなっても「ヨシ」とすべきでしょう・・・ 年内に葛城綿友会として「本当に最後」の親睦旅行に行きます・・・私が「幹事」として、これから「楽しいプラン」を練っていきます・・・ ※日本最安値!(年平均2回の利用で、近くにある必要はない) トランクルーム貝塚 ※貝塚市の不動産情報の総合サイト 貝塚不動産.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.21 07:33:44
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