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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
9月10月の秋の泉州のだんじり祭りが近づくと、あちらこちらで各町にある「だんじり小屋」と呼ばれるだんじり本体の格納庫でだんじり囃子(鳴物)の練習が行われます。
私が子供だった5,60年前はだんじり小屋周辺の近所の人は「だんじり祭が来たんやな~」というノンビリした時代でしたが、最近は近所から「うるさい!」と警察に通報されるケースもあるほど、昔のように自由に和太鼓を叩ける時代ではありません。 やはり昔から住んでいた地元住民に加え、よそから引越してきた住民も多いからです。 残念ながら、泉州の住民が100%だんじり好きではないのです。 そりゃそうでしょう。 過去5,60年でだんじり祭が大きく変化した証拠です。 だんじり祭の本場である9月開催の岸和田旧市では、さすがソコまでクレームが出るのは少ないと思いますが、それ以外の10月開催の泉州のだんじり祭のエリアでは、毎年そういった問題にだんじり祭の主催になる町内会(自治会)は頭を悩ましているのです。 特にここ2,30年は岸和田のだんじり熱が貝塚にも飛び火して、青年団活動が過熱して夜のランニングなどで夜もうるさいという住民もいるほどです。 これが隠された泉州のだんじり祭りの裏側の実態です。 昨年から「スタジオ0724」に和太鼓を6台導入した要因の一つが、ここにメスを入れたかったのです。 「安心してスタジオで鳴り物練習をして下さい」と。 結果的に、ここ1,2か月で鳴物練習の予約がバンバン入っているところを見ると、やはり私の読みが当たったのかと思います。 未だ昨年からなので、これから今年の祭りにかけて更に予約が入ると思いますが、本格的に忙しくなるのは来年からでしょう。 今年利用された方の「スタジオ0724で鳴り物練習したで・・・」という口コミがジワジワ広まるのは1年くらい掛かるからです。 広告宣伝費は1円も掛けていませんので・・・(汗)。 まぁしかし、だんじり鳴物練習は祭前のせいぜい3,4ヶ月なので、私の本来の和太鼓ビジネスの狙いはシーズンに左右されない一般的な中太鼓4台も入れた「だんじり鳴物」に浮かれないオールシーズン・ビジネスだったのです。 むしろ、これから大いに期待できるインバウンド需要(和太鼓体験ツアー)向けの一般的な中太鼓の方が潜在需要があるのです。 だんじり鳴物だけなら大太鼓(2.2尺)と小太鼓(1尺)の2台だけでイイですが、リスク分散も兼ねて一般的な中太鼓(1.6尺)4台も加えて6台導入した事によって和太鼓ビジネスを盤石にするのです・・・(汗)。 貝塚という人口9万人弱しかない大阪の片田舎で都会型ビジネスであるリハーサル音楽スタジオを経営するには、バンドだけでは集客できなのでスタジオを大阪でも最大級の22畳の広さにして、ダンスや和太鼓練習も可能にしてリスク分散し、和太鼓もだんじり鳴物だけでなく中太鼓4台も導入して更にリスク分散化を徹底して生き残りに賭けたのです・・・(汗)。 という事で、アチラコチラのだんじり小屋の近所に住んでいる複数の友人や知人に「太鼓の音、うるさいけ?」と直接聞くと、一様に「うるさいけど、しゃ~ないわせ」という諦めの返事が返ってきました。 皆さん、地元民だから辛抱しているんですねェ・・・ しかし40数年前の私が名越の青年団長だった時は、祭り前の鳴物練習は近所迷惑を考えてだんじり小屋ではなく、うちの軽トラに太鼓一式を積んでまだ貝塚中央線(40号線)が出来ていなかった東山の手前の田んぼの畦道まで持って行ってヤッテいたのです。 当時でも、それほど和太鼓の音に気を使っていたのです・・・(汗)。 昔も今も・・・同じ悩みを抱えながら、だんじり祭をヤッテいるのです。 スタジオオーナーである私が、正しく生き証人です。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.21 18:25:15
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