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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
最近「騒音トラブル」が社会問題化するほど日本で増えています。
弊社は不動産仲介業も兼業していますが、仲介物件でよく聞くのがマンションの階下への騒音トラブルと、ダンススタジオの大人数でのダンスによるビル全体を揺らす共振です。 或いは、一戸建てなら隣家への騒音トラブルです。 私自身も中学時代に自宅の建て替えで半年ほど賃貸アパートに住んだことがあるのですが、深夜ラジオで音楽を聴いていると(もちろん小さい音で)、隣の旦那さんが「うるさい!」と突然壁を蹴って来たのに驚きました。 しかもその人の奥さんは、うちの織物工場の従業員だったのにも関わらず。 人間って、本当にイヤだったら忖度せずに切れるのだなぁ・・・と子供心に恐ろしいと感じました。 そういった近隣の騒音トラブルの最たるものが、バンド演奏やだんじり鳴物といった楽器の音です。 電子(消音)ドラムが普及しても、マンションで住んでいると階下にバスドラムのキック音(振動)が響きますし、だんじり祭りが近づいてだんじり小屋での鳴物練習でも近所迷惑になり警察に通報されるなんてザラにあります。 音楽やだんじり祭りが好きな人にとって心地よくても、そうではない人にとって耳障りです。 これが人間の偽わざる心理です。 この問題を解決するのは弊社「スタジオ0724」のような専門のリハーサル音楽スタジオで練習するしかありませんし、そこに弊社はビジネスチャンスを見出しているのです。 完全な防音と防振対策をしていますので、思いっきり大音量で練習しても何の問題もありません。 ただ和太鼓だけはフルバンドよりも更に大音量(大振動)なので、9:00~20:00と時間制限を設けています。 それほど和太鼓特有の「ドーン」という腹の底まで響く音が大きいので、みなさん弊社スタジオに練習しに来る気持ちがわかるのです。 実際のだんじり本体の大太鼓の下に床がなく、道路にストレートに大太鼓の音(振動)をぶつけないと奏者がうるさすぎて叩けないほど爆音なのです。 何年か前の岸和田市極楽寺のだんじり新調時の大太鼓の音が名越まで聴こえるくらい爆音で、それをたった22畳のAスタジオで上手く防音(吸音、遮音、防振)して叩けるようにしているのです・・・(汗)。 こんな工夫は誰もマネ出来ないので、大阪でも本当に数少ない和太鼓練習場として商売が成り立っているのです。 ココです・・・ポイントは。 またバンド演奏やだんじり鳴物だけでなく、弊社は他社で殆どないフラメンコやファストドロウやサンドバッグといった「特殊騒音」にも対応しています。 フラメンコは釘を打ったシューズを履いて床を蹴って音を楽しみ、ファストドロウはモデルガンで40㎝の距離から火花で風船を割る競技なのでパーンという音が鳴り、空手やキックボクシングの練習でサンドバッグ相手にパンチやキックをするとバシッという大きな打撃音がします。 ドンドン、パーン、バシッ・・・なんて言う音を自宅で出すのは近所迷惑どころか、家族も嫌がるでしょう。 3つとも自宅ではできないので、弊社のような防音性のあるスペースで練習する必要があるところにビジネスチャンスを見出しています。 ただA~Cスタジオのように本格的にお金を掛けて防音や防振対策をしたスタジオで4つの練習をすると採算が全く合わないので、簡易防音のDスタジオだから何とかヤッテいけるのです・・・(汗)。 フラメンコ、ファストドロウ、サンドバッグといった超ニッチマーケットは、イニシャルコストの勝負なのです。 という事で、結果的に弊社スタジオは騒音トラブルを解決する一助になっているのかと、社会的意義を感じている事が仕事に対する意欲に繋がっているのです。 平たく言えば、自分のやっている仕事が単なる自己満足でないところや、消化試合的なところではない、自分のビジネスに誇りを持ってるのでヤル気が出てくるのです。 ヤル気、本気・・・なんて出そうと思っても絶対出ないモノですが、私の場合今のこういったヤル気や本気は長年の紆余曲折のあった自分の人生のキャリア(工学部建築学科の大学受験失敗、浪人、留年、4年間のサラリーマン生活、家業の織物時代、何億も投資してエアージェット織機導入と新工場建設、トランクルームへの転業、当初トランクルームの集客が上手くいかず他社の織物工場で週6日12時間1年半働きながら深夜2時から宅建の受験勉強、音楽スタジオ起業)の上に立って、やっと出てきたモノかも知れません(汗)。 何年か前の「俺はまだ本気出してないだけ」という映画のように、一生本気を出せず(出さず)に人生を終える人が多い中、ヤル気や本気を出せている自分に感謝したいと思います。 親に迷惑を掛けて浪人してもなかなか受験勉強する気が湧かなかった自分に対する焦りやプレッシャーだったり、家業を継がずサラリーマンで出世する覚悟だったり、サラリーマンで夜討ち朝駆けで頑張っても安月給ではどうしても妻子を養う自信がなく親に頭を下げて家業に戻ったり、失敗すれば倒産という覚悟で決断したエアージェット織機導入、妻子や母親を養うためにプライドを捨てて他社の織物工場で働いたり・・・自分的にはずっと一生懸命でしたが(涙)。 まぁ、やはりよく言われるように人生はトライ&エラーの連続で、失敗から学んだ事が大きいですねェ・・・ トライ或いはチャレンジをしなければ成功も失敗もありませんが、何の進歩もないどころかグローバル化やドンドン進んでいくインターネット時代に取り残されてしまいます。 今年68歳で同級生の殆どが仕事の第一線から引退して年金やバイトでユックリ生活していますが、コロナ前の毎年のハワイロングステイで知り合ったカナダやアメリカの友達は70歳を超えても仕事(会社経営)や遊びに精を出している姿に刺激を受けます。 まぁしかしこんな事ができたのも、祖父の代から長年続けてきた24時間操業の織物時代に散々苦労した騒音対策(防音&防振)の経験が役立っているからです・・・(汗)。 ホンと、夜中に騒音計を持って工場の屋根に上って測定したり、2週間も寝ないで考え抜いた甲斐がありました・・・(汗)。 今はもうショボいジイサンですが、当時は30代前半の体力も気力も充実した現役バリバリでしたから・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.29 09:26:37
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