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カテゴリ:阪神2024
本当に良かった
5年 その間に大きくなった娘を見て、成長を見守れることが一番の喜びなんでしょうね。 川村カオリも言ってたが、自分のいなくなった世界、娘は、どう生きるのだろう。。。 どんな恋をするのだろう、相談にのってあげれなくて、ごめんねとか。。。 自分がいなくなった世界、残された家族の横に、自分がいないと考えることが一番つらかったと思います。 本当に良かった 【特別手記】阪神・原口文仁、大腸がん「完治」を迎え感謝の思い激白 「元気や明るい話題をたくさん届けたいという思いは、この先も僕の『使命』」 2024/01/24 07:30 診察を終え「完治」を報告した原口。力強くバモスのポーズだ(Office S.I.Cインスタグラムより) 阪神・原口文仁内野手(31)が23日、自身のⅩ(旧ツイッター)を更新し、2019年1月に手術を受けた大腸がんが「完治」となったことを報告した。定期的に受けてきた精密検査を無事に終えて一つの区切りを迎えたことに際し、本紙に特別手記を寄せ、支えてくれた家族や関係者への感謝、今後も変わらない「使命」への思いを語った。(取材構成・長友孝輔) このたび、2019年1月に手術を受けた大腸がんの最後の定期検査を無事に終え、「完治」という一つの区切りを迎えることができました。Xにも記しましたが、そこでは収まり切らなかった気持ちを、この場をお借りしてお伝えできればと思います。 僕の大腸がんは「ステージ3b」でした。抗がん剤治療を受けながら19年6月に1軍復帰しましたが、その後も再発がないかなどを定期的な精密検査で診てもらっていました。何度経験しても緊張するもので、その日を迎えるたびに自分も家族も祈る思いでした。 最後の診察となった23日朝、名前を呼ばれて部屋に入るときには、これまでの定期検査とは違う緊張感がありました。先生は「ここは問題ないです」「ここも問題ないです」と順番に示してくださり、最後に「全部問題ないので、これで完治ということです」と言われたときには本当にホッとしました。症状などがおさまっている状態を指す「寛解」と告げられると思っていたのですが、「完治」という言葉を聞いてまた心がフッと軽くなった気がしました。 妻には5年にわたって大変な心配と苦労をかけてしまいました。そして、いつも温かい声援を送ってくださった方々、病院の医師、看護師の皆さま、リハビリに配慮した練習などを認めてくださった球団関係者の皆さま、すべての方の支えで今ここにいられるのだと改めて感じています。Xを更新した瞬間から、多くの方からお祝いのメッセージをいただきました。本当にありがとうございました。 また新たな特別な一日となったのですが、正直こんなにも反響があると思っておらず、23日の夜は何も考えずにアキ(秋山拓巳)と食事に行く予定を入れてしまっていました(笑)。お祝いしてくれるつもりだったかもしれないので、妻には「ごめんね」と謝りたいです。でも、こういう日にドラフト同期で同学年のアキと一緒というのも縁なんだろうなと、うれしく思います 19年当時は「5年先は長いなあ…」と感じました。過ぎてみると「長いようで早かったなあ」という気持ちです。歳も取りました。あの年の3月に1歳になった長女は春から小学生です。この間に次女、三女も誕生し、昨年12月の優勝旅行にはそろって〝球団最大級〟の荷物を持って参加しました。家の中がどんどんとにぎやかになっていくことが、やはり何より幸せを感じる瞬間です。 今でも「自分も病気と闘っています」といったメッセージをもらうたびに、もっと頑張らなくてはと燃えます。病気と闘われている方、そのご家族の方たちに元気や明るい話題をたくさん届けたいという思いは、この先も僕の「使命」であり続けます。 本当は生きているだけでもありがたい話なのですが、元気なおかげで、もっと試合に出て活躍したいという欲もどんどんわき出しています。2024シーズンを前に、もっと野球がうまくなりたい、応援してくださる方のためにも一年でも長く野球選手としてグラウンドに立っていたいという気持ちでいっぱいです。 「完治」となっても、この病気を通じて得たものはずっと僕の根底にあり続けます。経験したことのすべてを自分の人生に生かしていき、たとえほんの少しであっても皆さまに還元できるように、全力でプレーしていきます。(阪神タイガース内野手) ★今季はさらに打棒爆発へ 原口は2月1日に迫る春季キャンプは2軍の具志川組でスタートする。振り分け決定後にも冷静に「戦う準備を(公式戦へ向けて)していくだけ。場所は関係なく」と語った。昨季は54試合に出場し打率・192、2本塁打、8打点。試合前の円陣での声出しでも「バモス!」のかけ声で仲間を鼓舞した。「完治」して迎える今季はさらに打棒を爆発させる。 ★原口の2019年VTR 1月24日に自身のツイッター(当時)に手書きの文章を投稿し「大腸がん」と診断されたことを明かすと、同26日に手術を受けた。抗がん剤治療を続けながら同年6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で1軍復帰し、代打で左越え二塁打。同9日の日本ハム戦(甲子園)では復帰5戦目でサヨナラ安打を、7月に行われたオールスターゲームでは2試合連続本塁打を放った。オフには大腸がんが「ステージ3b」(リンパ節への転移が認められた病期で、5段階の分類のうち2番目に重いもの)であったことも公表した。 ■原口 文仁(はらぐち・ふみひと) 1992(平成4)年3月3日生まれ、31歳。埼玉県出身。東京・帝京高から2010年ドラフト6位で阪神入団。腰を痛めて13年に育成枠へ。16年4月27日に支配下再登録され、同日の巨人戦(甲子園)で1軍初昇格、初出場。5月に月間打率・380、5本塁打、17打点で育成出身野手では初の月間MVP。19年1月に大腸がんを発症したことを公表し、手術を受けて6月に1軍復帰。自身2度目の球宴にも出場し、セ・リーグ特別賞に選ばれた。通算496試合に出場し、打率・274、27本塁打、141打点。182センチ、92キロ。右投げ右打ち。今季年俸3100万円。背番号94。
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Last updated
Jan 24, 2024 11:56:20 AM
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