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カテゴリ:捕鯨・マグロ
アカデミー賞・イルカ漁『ザ・コーヴ』、監督「映画で人々の意識を変える」
【社会ニュース】 【サーチナ】 2010/03/09(火) 15:25 ロサンゼルスのコダックシアターで7日(日本時間8日)に開催された、第82回アカデミー賞で、和歌山県太地町のイルカ漁を題材にした「ザ・コーヴ」(ルイ・シホヨス監督)が長編ドキュメンタリー賞を受賞した。 ルイ・シホヨス監督はナショナル・ジオグラフィックの元写真家。映画は、1960年代の人気テレビドラマ「わんぱくフリッパー」で活躍し、イルカ保護活動家となったリチャード・オバリー氏が、和歌山県太地町のイルカの追い込み漁に潜入し録画。 入り江に追い込んだイルカの群れが漁師たちに殺され、海面が血で染まる様子を映像化し、イルカ漁の残酷さを表現している。 この映画がアカデミー賞を受賞したことについて、太地町の三軒一高町長は「科学的な根拠がない虚偽の事実が伝えられたことを遺憾に思う。漁は和歌山県の許可を得て行っている。その国の習慣や実情に基づく長年の伝統や文化を重んじ、お互いに尊重することが大切だ」と述べている。 このニュースは海外でも報じられており、米ABCニュースは「『ザ・コーヴ』は話題になった映画だが、憂慮すべきテーマのため、興行的に見ると米国の人々には不人気だった」と伝えている。 また米エンターテインメント紙「ハリウッド・リポーター」は「映画は世界に影響を与えることができる。『ザ・コーヴ』は人々の意識を変える武器だ」という同監督のメッセージを伝えた。(編集担当:桐山真帆子・山口幸治) 日本のイルカ漁を告発した『ザ・コーヴ』 アカデミー受賞に波紋 【エンタメニュース】 2010/03/09(火) 14:25 サーチナ イルカ漁を告発した『ザ・コーヴ』が、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得したことが波紋を呼んでいる。 ネット上には、イルカ漁を告発すること自体に対する疑問も多くあり、「牛や豚や鶏を食べるのは良くて、イルカや鯨はダメという理屈がさっぱりわからない」、「自分たちの文化や常識にそぐわないものは野蛮だという態度こそが野蛮」といったコメントが多数寄せられている。 また、「地元漁師はこの映画には虚偽があると主張しているが、それが本当だとしたら、もはやドキュメンタリーじゃない」、「盗 撮映像がアカデミー賞か…」といった作品内容への批判も少なくない。 さらには、「他にもイルカ漁をしている国はあるのに、なんで日本だけいろいろ言われるのか。根底には人種蔑視があるのでは」などといった声もあった。(秋井貴彦)(情報提供:ココログニュース) 日本のイルカ漁撮影でアカデミー賞の『ザ・コーヴ』、中国で特別放映 【エンタメニュース】 【サーチナ】 2010/03/09(火) 11:53 現地時間7日にアメリカで開催された第82回アカデミー賞授与式で、日本の和歌山県太地町で行われているイルカ漁の様子を撮影・編集した映画『ザ・コーヴ』が長編ドキュメンタリー作品賞を受賞した。中国網をはじめとする中国メディアもこの件を伝えた。 中国網などは共同通信社の記事を引用する形で同作品の受賞を報じ、撮影スタッフが太地町に潜入し、数台の隠しカメラを設置して撮影が行われたこと、十数隻の船がイルカを湾内に誘い込み鉄の棒を使って殺し海面が血で染まるシーン、そして同じ作品の受賞について現地の漁師を中心に日本国内から反発の声が挙がっていることを伝えた。 9日付の上海紙『新聞晨報』が伝えたところによると、同作品は今月13日、14日に上海・北京の2都市で特別ロードショーが行われ、制作メンバーのチャールズ・ハンブルトン氏が会場を訪れ、観客と交流を行うという。 ネット上ではすでに一部ユーザーによる「日本人は残虐だ」という書き込みが散見されているが、特別ロードショーによってその声は大きくなりそうだ。(編集担当:柳川俊之) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.09 19:39:06
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