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カテゴリ:新型コロナウィルス
コロナ感染初期に岡田晴恵さんがテレビで盛んにアビガン、アビガンと叫んでいた冨士フィルムのお薬ですが、
途中からパタリと報道されなくなりました。 もうほとんど忘れかけていたところに、東京新聞の調査報道です。 結局、アビガンの観察研究は何だった? 黒塗りで伏せていた実績をしれっと発表 ずさんな投与実態がそこに (msn.com) からです。新型コロナ禍初期に、未承認の薬でありながら、「観察研究」の名目でコロナ患者への投与が続けられた「アビガン」。 黒塗りは、ジャーナリスト魂を刺激しますね。 アビガンは元々は、富士フイルム富山化学(東京)が開発した新型インフルエンザの治療薬だ。 富士フイルム富山化学は治験による正式承認も目指したが、20年12月の厚生労働省の専門部会で「有効性を証明できない」と未承認に。北米やクウェートの海外治験でも証明できなかったのに、観察研究での投与は続けられた。 それから1年後の21年12月、厚労省はアビガンの観察研究の中止を突然発表。処方した医療機関には、使用状況の調査を実施していた。 一転したのは、今年2月17日に都道府県に通知された事務連絡だ。別添で結果が発表されていた。 情報公開のあり方だけではない。アビガンの観察研究の結果も散々だった。A4サイズでわずか1枚の報告書からも、不十分な管理態勢での投与が浮かぶ。 報告書によると、コロナ初期から21年12月までに、約1160施設の5万1008人に投与された。 アビガンは胎児に影響を及ぼす懸念があるため、妊娠の可能性のある女性らへの投与は禁忌だが、そうした女性に服用させた事例があったほか、千葉県の公立病院では、処方してはいけない自宅療養者ら約90人に投与していた。 これら以外にも、5施設429人で、入院以外での使用などルール違反があった。健康被害は報告されなかったという。 薬害オンブズパースン会議のメンバーで、江戸川大の隈本邦彦・特任教授は「大変お粗末な実態が明らかになった」と指摘する。 特に懸念するのは数字の差だ。厚労省は観察研究の形でアビガン供給するにあたって、全ての患者の登録を医療機関に求めた。医療機関は内部の倫理委員会などの承認や患者の同意を得て、研究に登録。投与後の臨床経過と副作用を報告するからこそ、公金の負担のもと、未承認薬を無料で投与できるという立て付けのはずだった。 だが、観察研究の事務局である藤田医科大学(愛知)に報告された患者情報は1万7508人。つまり、投与された患者の3分の1しか、具体的な情報を把握できていなかった。 隈本教授は「無料で国から薬を受け取っておいて、患者の情報は登録しないずさんさ。観察研究の形で薬を供給すれば安全と考えた国の制度設計自体が甘かった」と憤る。 厚労省の竹下室長は「差があるのは認識している」と答えるにとどめる。 アビガンには多額の税金が投入された。昨年3月の決算委員会で質問した杉尾秀哉・参院議員(立憲)への厚労省の回答によると、国はアビガンを159億円で買い上げ、その後、治験支援として14億7000万円を交付。富士フイルム富山化学に増産の必要性が生じたため、設備整備事業費として40億6000万円を投入した。 元厚労官僚で神戸学院大の中野雅至教授(行政学)は「与えられた政策命題があった場合、利用できる手段を考え、理屈を立て、良くも悪くも実現に走るのが役人。アビガンを絶対に活用するという命題に厚労省は背けなかったのだろう」と推測。「今回の結果を基に省内でしっかり検証するべきだ」と求める。
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こんばんは。
アビガン。 別名はアベガンだ。 安倍首相、大阪府知事らは、実に安易に「薬名」を喧伝していましたね。 どういう神経なんだろう、と思っていました。 (2023.04.11 22:39:52)
北小路(きたこみち)嵐歩(らんぽ)さんへ
大阪の方は、どう見てもおかしくてインチキだとわかりやすかったです。 東京のキー局はほとんどスルーしていました。 大阪府民もお笑い感覚だったのでは。 (2023.04.11 23:11:50)
日本人は中国の「ゼロコロナ」をバカにして嘲笑しまくりでしたが、日本国内でもアベ政治の元「政治利用」が顕著でしたね。
4年目を迎えても、治療薬どころか感染防止策も最終結論が出ていないように思います。マスクは本当に効果があるのでしょうか。 日本における治験はいい加減さが基本です。被治験者は数万円の協力費目当ての「くいっぱぐれ」的な人間が主体ですね。 医療機関側も、役所にデータを提出して得られる報酬目当てが多いです。かなりの高額が得られます。 100名分のデータ作成のために150名とか200名の被治験者確保が必要です。「くいっぱぐれ」人間は治験期間中の離脱が多いですから。 治験期間が終了しないと被治験者はお金を得られないのですが、それでは集まりが悪い為、初回にいくばくかのお金を渡したりしますね。 (2023.04.12 05:08:03)
クロンシュタットさんへ
感染防止策も最終結論が出ていないように思います 高リスク者には5回もワクチンを投与して、もう社会的免疫ができたという理解なのでしょう。 完全にゼロにするコストと損失を考量して、徐々に日常化ということなのでしょう。 一度かかってなんともなかった、たいしたことなかったかった人も、多いのでしょう。 私も東大病院でお世話になっていたので、何回か治験に協力しました。 下痢しやすくなるとかの副作用の説明があったのを覚えています。 もちろん、無償でした。 スマホを渡されて体調を記録というのもありましたが、さすがにそれは煩わしそうなのでお断りしました。 3~4年ごとに主治医が変わりましたが、お世話になった先生のなかは、たまにNHKで見かける方もいます。 (2023.04.12 09:28:01) |