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カテゴリ:ネット右翼
あるブログで高齢者の人工透析関する記事を興味深く読みました。 糖尿病腎症のようですが、かかりつけ医をやぶ医者とののしる始末です。 90歳近くで糖尿病の病歴は不明ですが、その年なら確定診断から10年は経っていることでしょう。 まずは、血糖コントロールです。 血糖値は手軽に計れるので、日常的には朝食前の空腹時で130以下をキープと指導されていることでしょう。 トレンドとしてのHa1cは、毎月のかかりつけ医での診察で7.0未満の指導がなされるはずです。 それ以上だと、血糖をコントロールする薬や皮下注射が症状に応じて処方されます。 高血圧なら降圧剤も処方されます。 ビタミン剤や睡眠導入剤も処方されていましたが、かかりつけ医を変えた時に後者は断りました。 この点に関しては、記述がない(血液検査の結果を見ていない?あるいは理解できていない?)ので うちの母同様うまくコントロールされているかもしれません。 母の場合は、Ha1c6.0と良好な値でした。 7.0前後の私とは大違いです。 お酒も飲まないし、年取って食も細いからでしょう。 かかりつけ医は体重を気にしていましたが、こちらも減らず合格でした。 糖尿病が落ち着いていても、腎臓は自己再生しない臓器ですから加齢とともにその機能が低下して行きます。 その働き具合を見るのがクレアチニンの値です。 カリウムもよくないので、血中濃度をチェックです。 高ければカリメイトなる排出剤が処方されます。 生野菜や果物は制限した方がよいのでしょうが、生活の潤いも考えてそこそこにです。 ただし、カリウムが高い野菜ジュースは御法度です。 うちのかかりつけ医は、ちゃんとウォッチしていてくれて3~4だった値が5近くになったところで、 専門の人工透析ができる病院を3か所紹介してくれました。 ちなみにかかり医の専門は呼吸器ですが、県立病院医師の経験もあり病状の説明もしてくれて評判がよいです。 私は近くでなじみのある県立病院の腎臓内科を選びました。 2年ほど前の話です。 初診察では紹介状の血液検査の値を見て、クレアチンの値が5を超えて行くようなら人工透析も視野に入れた選択をというアドバイスでした。 今は自宅で行う方法もあり、その選択肢に関するパンフレットをいただきました。 人工透析には、シャントをつける手術が必要で付けた後1~2か月なじませる必要があることも説明されました。 この辺は義母が人工透析患者だったので、愛方が詳しかったです。 担当は、江口のりこに似た女医さんです。 私もいずれお世話になるかもしれません。 昨年秋ぐらいから母のクレアチニンの値が上がりだしそろそろといった具合でしたが、足腰が弱りトイレも入浴も苦労する有様です。 義母のように透析専門の病院に入るという選択もありますが、当市にはなく隣町です。 愛方は吉祥寺から松戸の病院まで週1~2回通っていました。 年齢を考えると入院した最後死ぬまで出れません。 人工透析をしても90歳では平均余命は2年ほど、透析自体が老体に負担をかけ苦しいとのこと、終った後はげっそりだそうです。 そして高齢だった叔母も透析しなかったことなどを考慮して、腎臓の寿命が命の寿命と心得ました。 兄弟にはこの5年間診察結果を要所で連絡してきましたので、文句も出ず納得です。 東北の大きな都市に住む妹には、透析病院をあたってもらいました。 最後は、雪の降らない自分のところでと自宅の改修も考えていたようです。 専門医なら高齢での人工透析の事例をいくつも承知しているので、医学的な可能性は説明しても一律に強いることありません。 どんな最後を迎えたいのかは、本人と家族にまかせるということでしょう。 母は自宅で死にたいという意向なら、往診してくれる医師を紹介です。 この辺は、末期の高齢癌患者の扱いと似ているのかもしれません。 医学的な理想の死と個々人が願う幸せな死とは必ずしも、一致するとは思えません。 最後はどんな状態で死を迎えるのかとても心配でしたが、結果はブログアップした通り意外とあっけないものでした。 高熱などであっけなくなく亡くなる可能性もあると主治医が以前話していましたが、発熱もありませんでした。 本人も気づいたら死んでいたといった具合で、苦しまない終わりというのが主治医の見立てでした。 母は亡くなる前夜も意識もあっていつも通り夕食(寿司とエクレア)を完食していました。 胃瘻することなく、最後まで自分の口でちゃんと食べれたことは、美食家の母にとって何よりでした。 余談ながら、県立病院に転院したら主治医が障がい者認定の申請を勧めてくれて、医師の所見を作成してくれました。 第一級障がい者に認定され、医療費の負担はほぼゼロ(月1回1万円の鉄分注射もタダでした)、タクシー代の補助、 車の税金の免除、NHK受信料の免除、・・・でした。 カネにうるさそうな当該ブログ主の参考になれば、さいわいです。 それにしても、専門医でもなくやぶとこき下ろしているかかりつけ医に引き続き頼るというのは、どういう事でしょう。 内科医院ならいくつもあるでしょう。 ブラックジョーク? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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makiさんのお母様は、最後まで愛息とお嫁さんと一緒に穏やかに暮らし、おいしいものも食べて逝かれて、本当にお幸せだったと思います。
昔と違い、医療の力でいくらでも不健康に長生きできてしまう現代は、おっしゃる通り、どのような最後を迎えるのか、しっかり自分の意思で決めることが必要ですね。 透析や手術など、医師からは当然、勧められると思いますが、年齢や体力などを考えて、自分の納得のいく人生を生きたいものだと思いました。 (2023.08.09 13:20:53)
はんらさん
母は亡くなるまで毎日新聞を2時間かけて読んでいました。 意思疎通ができてよかったです。 ふたりのひ孫を見ることができました。 義母の方は、晩年認知症になり意思確認が困難となりました。 70歳代からの人工透析を継続し、胃瘻もしました。 10年近くの病院生活でしたが、愛方としては医学的にできることはすべてやったと満足しています。 東京は、お金を出せば何でもありです。 (2023.08.09 22:16:26)
当方の中核医療機関は、御存じのように杏林大学病院です。口汚い人間は「あそこは入院したら死んでしまう」と罵ります。
しかし、多摩地区唯一の高度救命救急センターを併設しているため、どうしても亡くなってしまう方が目立ってしまいます。 「ヤブ医者」と罵るならば、別の医療機関へ行けばいいだけです。罵っている本人が「ヤブ」人間のように受け止められてしまいます。 私の両親が亡くなった際に、寄り添った孝行が出来なかったことに、大きく悔いが残りました。 仙台と東京では、やはりどうしても距離がありますね。 (2023.08.10 04:17:22)
クロンシュタットさんへ
セサミスポーツクラブのサウナで、杏林病院の話は何回か聞かされました。 検査で1日かかったとか、・・・。 東大病院から専門のよい医師がいると勧められたことがありましたが、長年通っているし月1回の用事なのでそのままにしていました。 この方のブログは、いわゆる悪口、愚痴ブログといったもので、人間観察としては興味深いです。 また、「やぶ医者」のお世話になるくだりが、面白いです。 (2023.08.10 08:37:31) |