テーマ:自動車・交通(1690)
カテゴリ:自動車メカ、部品
スタッドレスタイヤだけは雪道踏破力が不足なので、チェーンの装着を義務付けるという、理不尽な規制ができた。 嫌がらせのようなものだ。 酷い話です by国沢光宏 2018/12/13 clicccar ■スタッドレス装着車に チェーンを装着の義務化へ ・チェーン装着義務の13カ所を発表 「大雪時はスタッドレスタイヤ車でもチェーンを装着していなければ通行禁止」となる13区間が発表された。 例えば中央道の須玉~長坂だけれど、大雪警報出ている積雪時に走ったことがある。 FF+スタッドレスタイヤで何ら問題無かった。 相当の大雪降ったとしても、頻繁に除雪すれば対応可能だと思う。 この区間、2車線+登坂車線のため除雪した雪を登坂車線に寄せられるからだ。 上信越道(長野県・信濃町IC~新潟県・新井PAの25キロ) 中央道(山梨県の須玉IC~長坂ICの9キロ) 中央道(長野県の飯田山本IC~園原ICの10キロ) 北陸道(福井県・丸岡IC~石川県・加賀ICの18キロ) 北陸道(滋賀県・木之本IC~福井県・今庄ICの45キロ) 米子道(岡山県・湯原IC~鳥取県・江府ICの34キロ) 浜田道(広島県・大朝IC~島根県・旭ICの27キロ) 国道112号(山形県西川町志津~鶴岡市上名川の27キロ) 国道138号(山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走字御登口の9キロ) 国道7号(新潟県村上市大須戸~村上市上大鳥の16キロ) 国道8号(福井県あわら市熊坂~あわら市笹岡の4キロ) 国道54号(広島県三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名の12キロ) 国道56号(愛媛県西予市宇和町~大洲市松尾の7キロ) ・チェーン装着の意味はあるのか? そもそも今年1月に首都高の環状トンネル内で発生した首都高史上最悪となる10時間に渡る通行止め状態を招いた先頭は、トレーラーが新宿ジャンクションの登り8%勾配でスリップしたためである。 このトレーラー、スタッドレスタイヤにチェーン装着してあった。 この一例を持ってしても、チェーンさえ装着したらスリップしなくなるかといえば、明らかにNoだ。 …(略)… 大型車にチェーンの脱着は大仕事。 しかも雪が少なければチェーンが道を削ることになる。 雪道、凍結路に強いのはスパイクタイヤ。 スパイクタイヤは道路を削る害が大きいので禁止になったが、雪道での通行止め、渋滞がそんなに怖いのならスパイクタイヤを復活するとよい。 氷結路面でのグリップ力が大きくブレーキ効果が高い。 タイヤチェーンに比べても脱着の手間も不要。 かつては国内でも硬質ゴム製のピンを用いたスパイクタイヤが開発、販売されていた。 氷点下の温度で硬化するゴムのピンを埋め込んだスパイクタイヤも販売されていた。 スパイクタイヤの欠点は、融雪時や解氷時の舗装路面へのダメージが大きく補修費がかさむこと。 舗装路面が削られると粉塵が多く飛散し人々の健康に影響を与える。 道を削った粉塵で喘息とがんが増加し、寿命を縮めて人口が減るので、医療費の高騰や年金給付などの社会保障費の増加に悩む厚生労働省は大喜び。 センターラインが削られるので、道路業者も定期的な仕事が増えて大喜び。 消えたスパイクタイヤ 今はどこへ? 2018.01.02 GAZOO 便利で雪上性能、氷上性能に優れたスパイクタイヤではあるが、復活はないだろう。 大雪の被害が怖いのならその時だけ道路を封鎖した方が、社会的コストは低そうだ。
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最終更新日
2021年07月04日 21時13分29秒
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