テーマ:電気自動車(292)
カテゴリ:経済
電気自動車専業のテスラの業績は、2018年後半は黒字を記録したが、今年に入り赤字に戻った。 初の量産車モデル3に取り組んで、2019年になり生産の混乱も収まったとされた。 2019年の第2四半期(4~6月期)に過去最高の納車台数を記録。 が、赤字は市場の予想を上回る4億833万ドル(約440億円)。 第3四半期(7~9月期)は、赤字体質との予想と異なり黒字決算。 株価急騰 2019/10/24 ロイター 米電気自動車(EV)メーカーのテスラが23日発表した第3・四半期決算は、市場の予想に反して黒字となり、株価は引け後の取引で急騰した。 四半期の納車台数が過去最高に達したほか、コスト削減や新型EVの生産開始が早まる見通しとなったことが寄与した。 投資家が収益性の指標として重視する粗利益率は予想を上回り、テスラは年間の納車台数が目標レンジの下限を上回ることに強い自信を示した。 株価は時間外取引で約21%高の307.12ドルと、3月1日以来初めて300ドルを突破した。 第3・四半期の純損益は1億4300万ドル(1株当たり0.78ドル)の黒字。 前年同期は3億1100万ドル(同1.75ドル)の黒字だった。 特別項目を除いた1株損益は1.86ドルの黒字。 リフィニティブのI/B/E/Sデータによると、アナリストは0.42ドルの赤字を予想していた。 売上高は約8%減の63億ドル。 アナリスト予想は63億3000万ドルだった。 現金収支は53億ドルに増加した。 コストは前年比で16%削減。事業の効率化や生産費および原材料費の低下が背景にあるという。 イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は電話会見で、営業費用が量産車「モデル3」の生産開始以降で最も低かったと明らかにした。 ザック・カークホーン最高財務責任者(CFO)は、新型SUV(スポーツ多目的車)「モデルY」の利益率見通しはモデル3よりも高く、生産費はほぼ同水準だと説明した。 テスラはまた、キャッシュフローの黒字は総じて維持できるとの見通しを示した。 これにより、太陽光発電など持続可能なエネルギーを取り扱う部門への投資が可能になる見通し。 ― 引用終り ― テスラは、電気自動車大国を目指している中国に単独で工場進出。 モデル3とモデルYを製造する工場建設をすすめている。 モデルYの生産は2020年夏までに開始する予定と今回発表した。 現在のところ、中国の電気自動車市場は、補助金の削減などから不振と伝えられる。 テスラは太陽電池の他に家庭用蓄電池にも取り組んでいる。 日本では自然災害による停電が頻繁に発生しているので、少なからぬ需要がありそうだ。 「Powerwall」の日本展開を発表、 価格は100万円を下回る 米国のEVベンチャーTesla(テスラ)が、家庭用蓄電池「Powerwall」の日本での販売時期を発表。 2020年春から設置販売を開始する。13.5kWh(キロワット時)と大容量ながら、100万円を切る本体価格を実現した。 [陰山遼将,スマートジャパン] 2019年10月16日 スマートジャパン 電気自動車(EV)ベンチャーのTesla(テスラ)が開発を進めている家庭用蓄電池「Powerwall」がついに日本に上陸する。 日本法人であるテスラモーターズジャパンは2019年10月15日、家庭用蓄電池「Powerwall」の日本での設置販売を2020年春から開始すると発表した。 テスラは2015年に初代Powerwallを発表しているが、今回日本で販売するモデルは2世代目に相当する。 蓄電容量は13.5kWh(キロワット時)のモデルのみで、家庭用としては大容量といえる蓄電池だ。 外形寸法は1150×755×155mm、重量は114kgで、蓄電池本体の内部にパワーコンディショナーが内蔵されているのが一つの特徴となっている。 設置方法は床置きと壁掛けのどちらにも対応し、複数台を設置する場合は、最大10台、135kWhまでの拡張に対応している。 動作範囲温度は-20~50℃だ。 ― 引用終り ―
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月31日 06時00分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[経済] カテゴリの最新記事
|
|