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カテゴリ:らんまん
寿恵子を笹に例えるとは
粋だな、万太郎! 一目惚れしたのは、やはり 美人だからってのが大きいだろうし 鹿鳴館のシーンでは 生けられていた薔薇の美しさに万太郎が目を留めた後で ドレス姿の寿恵子が登場して、やはり 美しさを強調していた印象。 でも、今は笹に例えて 「生きる強さ」を絶賛している。 つまり内面の美しさを一番に認めている。 そういうのって素敵だよね。 …ひじゅにですが何か? 「槙野にご執心なのはあなた様ではございませんか」 by寿恵子 ↑田邊教授の件は、ここが落としどころなのだろうね 第19週『ヤッコソウ』 園子が亡くなって、千歳が誕生。 園子命名の時は植物からの発想だったけど 千歳の場合は長生きしてほしいとの願いから… ちょっとシンミリするな。 でも、後遺症というか、先週アレコレ起きた不幸の影は ここに集約されたというか、集結したというか …って感じで すっかり元通りの万太郎&寿恵子である。 いやいや、いつまでも引きずっているわけにはいかないし 視聴者としても、いつまでも暗い話なのは嫌だけどさ(笑) 少しずつ立ち直って行く姿をまんま描くよりも 内面に傷は抱えつつも明るく自分の道を行く姿の方が 好ましいっちゃー好ましいか。 何故こんなことを気にするかというと ひじゅにの身近にもアレコレ起きて 軌道修正はなかなか上手く行かないもんだからさ。 特に精神面でね。 やはり、進むべき道をしっかりと見つめているからだよね。 そこは大いに見倣わないとな。 ところで 再び上昇気流に乗ってきた万太郎に対し 田邊教授側に影が差して来た様子… 新聞小説で、あれほどの騒動が起きるものなのか? …っちゅー気もするけど 昔はかなり人気を博したらしいし 社会現象も起こしやすかったみたいだね。 現代だったら、週刊誌とかTVに相当? サスペンスドラマでは、そこから騒動が…というのは よくあるパターン。 新聞社を訴えたということで この騒動そのものは、これで終わりなのかもしれないけど 問題は、田邊教授は世間的にあまり評判はよろしくなさそう …っちゅーか、敵が多そう ってことと 女子教育には、まだまだ世間の理解は得られていないということだな。 前者は、万太郎との一件を収束させるための一歩となるのだろう。 実際には他にも色々抱えていそうだけど。 国語・国字改良運動とか、女子教育に関しても 西洋主義をこじらせ…じゃなくって、強行してた感じだし 苦々しく思っていた人は多そうだものね。 後者は、女性の問題というとドラマ的には綾を思い出す。 綾は伝統に逆らい女性でありながら蔵元となり でも、結局は峰屋を潰してしまった。 いや、綾のせいじゃないということは分家の皆も認め慰めてくれたけど 物語的にはそう受け取れる要素もあるのは確か。 新種を作ったり、火入れの時期を変えさせた、その直後の腐造だったからね。 綾自身は 「どこでも生きていけるじゃがね」 と、希望を取り戻した様子だった。 女性問題も、そこに重ねて行くのかな。 いや、やはり ←今回は「やはり」多用(笑) 新しい女性像という点で一番重きが置かれるのは寿恵子だろう。 万太郎のパートナーとして 竹雄から寿恵子にバトンタッチしたことも象徴的だし (男性から女性へ) 今度は綾からバトンタッチ。 まあ、綾は 伝統を覆したことや、働く女性という点で 分かり易い立場にあったので目立っただけで 寿恵子も鹿鳴館でドレスを着たり外国人にダンスを習ったりと 今迄にない生き方をしてきたわけだしね。 主人公の配偶者ってことで単にサポート役として描かれていても 別におかしくはないっちゅーか、今迄の朝ドラでは寧ろ定番。 ある意味、朝ドラ”お約束” でも、単に”夫唱婦随”ってことなら、それは古き良き女性像に過ぎない。 ヲタクっぽいところとか、万太郎を「押し」にしているところとか 文字通り万太郎の背を押しているところとか(笑) 結構、工夫した描き方をしていると思う。 まあ、そこを前面に押し出してるってほどでもない感じなんだけど そこは主人公じゃないからなあ…あくまでも。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3977-3cf11cbc ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ やっこさん 胴乱をかついで 新聞小説の時代 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.08.12 16:32:26
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