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カテゴリ:記憶科学
知り合いの仏人の中国語の解説を聞いていて閃いた。
波動で形成されている「知能を発揮する為に日々、蓄積されて行く認知的な記憶」が、三つ目の混沌を我々、個々人の生物認知的な時空間の中に形成する。 この混沌は。視覚と聴覚の両方で同等に形成され、人類の脳が其々を離散化して言語を生む。 問題は、この「宇宙の誕生から数えて三番目の混沌からの離散化」が、具体的にどの様な過程を経て進行して確立したのかと言う事。 聴覚的な認知記憶が作る混沌からの離散化によって確定(量子力学的に言えば収縮?)して誕生したのが音素であるが、これは時間軸に沿って音声を分節する事で実現する。 音韻体系を構成する音素の弁別は言語意味的な時間軸上での音声の聴覚的な分節によってなされるが、音素の識別には言語意味的な時間軸に加えて、空間軸上での聴覚的な分節が不可欠だと思われる。 しかし問題は、言語意味的な空間軸上での離散化が。どの様な過程を通して実現するのかと言う事である。 音韻体系を構成しているのは、聴覚的な記憶の蓄積によって生成される混沌からの離散化によって確定される「種類と数が限定される音素の集合」であるが、このワンセットの音素は、時間軸と空間軸の両面で同時に離散化が起きた事で、言語意味的な時空間を実現した事で音韻体系として確立された。 さて、本題の「閃き」に戻ろう。 私は以前から、音韻体系の空間軸上の離散化には注目していたし、アクセントや抑揚等によって音素の識別が確立される事を理解してはいたが、時間軸と空間軸上の離散化の融合のイメージが掴めなかった。 そのキッカケが降りて来た気がする。 これからが仕事の本番。 混沌からの離散化言う概念は、かなり前から意識していたが、離散化の具体的なメカニズムに関しては、現在の記憶と過去の記憶が時間軸に沿って逆方向に同時に喚起される事で、生物認知的な時空間の時間軸の非可逆性を破って、新しい離散的な時空間(宇宙)が誕生すると言う事しか私には分からない。 この「宇宙の誕生」のメカニズムが「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」であり、聴覚発声チャンネルに特化する事によって、数と種類が限定された一組の音素で構成される音韻体系が確立された言語意味的な時空間は、我々の住む宇宙に於いて、三番目且つ三層目のの宇宙の誕生である また明日から、混沌からの離散化の具体的な過程について考えよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.27 21:09:21
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