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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2014.12.17
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カテゴリ:貝塚不動産.com
先日から宅建協会泉州支部で、WEBとコンサルの勉強会を2本受けました・・・ウィンク

不動産屋というと昔からダーティなイメージがありますが、昨今の不動産屋さんは勉強家になったのです・・・(笑)

これまでの口とコネだけでは、メシが食えなくなったのです・・・失敗

というか、どんな商売でも「ある時期」からあり得ますが、不動産業界も完全に「潮目」が変わったように思います・・・パンチ

やはりインターネットの普及というのが、多くの業界に激震を及ぼしているのです・・・ショック

異業種から6年前に不動産業界に新規参入した私としては、他の業界に比べてインターネットの浸透率が遅れているというのが、大きなメリットと言えます・・・うっしっし

8年前に織物業からトランクルームに転業で、散々インターネットで苦労してきましたから、その2年間の努力が不動産でも役立っているのです・・・泣き笑い

苦労が実るなんて、こんな嬉しいことはありません・・・涙ぽろり

織物業の後半はいくら努力しても報われませんでしたから、尚更そう思うのでしょう・・・涙ぽろり

やはり努力の「方向性」ほど大事なモノはないのです・・・ぷー

空手の稽古でも「だいたい顔面」を狙うのではなく、ピンポイントで人間の急所である「人中(じんちゅう)=鼻の下」を狙いますし、ウインドサーフィンの微風レースでもフットポジションでヒール角度を調整し、後ろ足の親指1本で「のぼり角度」を1度単位で微調整しようとしたものです・・・パンチ

ウインドのレースで風向きが突然変わってブロー(より強い風)が入る直前は、周辺の波が変化するものです・・・ウィンク

そういった周辺の波と風の状況変化に気を配ったり、古いウインドのセイルのトップ近くにはヨットでよく使うテルテールを張って(今のセイルは進化して不要)、セイルに入るブローに気を配ったりして、常に自分の「方向性」が正しいかどうかに万全を期していたものです・・・泣き笑い

約30年前にサラリーマンから家業の織物業に転職して直ぐに、当時の織物機械(織機)の半分を新型に入れ替えました・・・ウィンク

当時は全台メカニック的な「シャットル織機」で、しかも最も古いタイプの「力織機」でした・・・泣き笑い

その半分を、ちょっと新しい「自動織機(中古)」に入れ替えたのです・・・オーケー

その為に、織機メーカーの本場の浜松へ1週間研修に行ったのです・・・泣き笑い

そこで、マンツーマンで「ユニフル」という自動織機の一番大事な機械の分解と組立を、1日中朝から晩まで油だらけになって缶詰状態で繰り返したのです・・・ほえー

しかし、そんな苦労して会得した技術も2年後に導入した「エアージェット織機」で、吹っ飛んでしまいました・・・ショック

100年に一度言われた革新的な技術で、シャットルで横糸を飛ばして織物を織る方式から、これまでになかった全く新しい空気で横糸を飛ばす方式に変わり、ユニフルの技術が全く役に立たなくなったのです・・・ほえー

4,50年殆ど変わっていないメカニックな中古の繊維機械(織機)から、電気とコンピュータ制御のマシン(世界最新鋭)に生まれ変わったのです・・・ショック

全く、ナンテこったです・・・ブーイング

しかし、せっかくサラリーマンを辞めて家業に戻ってきたばかりで、当時2人の娘も小さかったので「逆戻り」は許されません・・・ぷー

前に進むしかなかったのです・・・パンチ

そして、新しい技術「エアージェット」に方向がロックオンされたのです・・・パンチ

それから20年間土日関係なしに、24時間工場稼働でガムシャラに頑張ったのです・・・ぷー

大きな借金と小さな子供を背負った人間は強いです・・・パンチ

途中あったバブルにも目もくれず(横目で見ながら)、借金返済に全力を尽くしました・・・パンチ

ウインドサーフィンもそうでしたが、エアージェット織機導入でも「最先端を走っている!」という自負と希望がありましたから、頑張れた一面も見逃せません・・・泣き笑い

振り返ると、あっと言う間の20年でした・・・20年がこんなに早いのかと・・・びっくり

気が付いたら、50歳の一歩手前の49歳・・・ショック

20年間で織物業界を取り巻く環境が一変して、最盛期(昭和40年代)の97%もの同業者が廃業倒産していたのです・・・ショック

このままズルズルと数年やっていれば、自分自身が50歳代半ばになり、全く身動き取れずに倒産すると判断したのです・・・失敗

「転身」するなら、今だと・・・40代のうちに・・・パンチ

大学時代の空手の基本稽古に、「転身」というのがありました・・・泣き笑い

前からの相手の攻撃に対して、一歩下がって受けて、そして反撃するという一種の約束組手ですが、真後ろに下がるのではなく、斜め45度後ろに円を描いて下がって相手の力を逃がし、そして反撃するのです・・・パンチ

崖ギリギリで転身しても、相手の勢いに押されて崖から転落して即死するだけです・・・ほえー

崖から1メートル手前で空手で学んだように斜めに転身すれば、まだ何とかなるものだと思ったのでした・・・ぷー

まァしかし、49歳と50歳の間には(40代と50代)、気持ち的にもイメージ的にも「とてつもなく大きい差(壁)」が存在します・・・ショック

40代の今なら間に合うと・・・ぷー

ある意味、40代の熟年離婚(妻からの)が激増というのも頷けます・・・わからん

という事で、8年前に20年ぶりに「方向転換」したのですが、まだ58歳ですし、まだまだ現役で頑張るこれからの10年間で、また方向転換するかもしれません・・・わからん

それは、全くわかりません・・・わからん

少なくとも、ボヤボヤしているとトランクルームビジネスが無くなるかもしれない?という「危機感」を持って臨まなければならないのだけは確かです・・・パンチ

ただ、ヒントのキーワードとして、インターネットの益々の普及、デジタル社会だからこそアナログの重要性が増す、少子化&日本の人口減、グローバル化、年金破綻、観光立国、格差拡大、空家率の更なる増加(家余り現象)、日本の伝統カルチャーの再発見、スペシャリスト化(特技・得意分野スキルの必要性)・・・あたりが頭の中にチラつきます・・・わからん
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Last updated  2014.12.20 09:22:03
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