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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2020.01.13
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カテゴリ:貝塚の魅力
今日の読売朝刊の泉州版で、「使い方自由 貸し切り車両」「貝塚の水間鉄道 新サービス」という見出しがデカデカと出ていました。

水間鉄道の車両を貸し切って、何かイベントをやってもイイという事です。

ここでピンときました。

水鉄車両を貸し切って、「音楽ライブ」をやってはどうか・・・と。

既に関東の鉄道会社では「車両ライブ」というのはやっているようで、以前何かの機会で鉄道関係者に私の「水鉄車両内でバンドやったらどうや?」というアイデアを話した事もありますので、それが何処かで繋がっていったのかも知れません・・・?

しかし、これって泉州のミュージシャンにとって朗報です。

ミュージシャンにとって、発表する場(ライブ会場)が欲しいのです。

地元貝塚でもこんなイベントが出来る事によって、多くのミュージシャンの励みになる事でしょう。

という事で、地元で水間鉄道と言えば、小中学時代は水間線に乗って通学していましたし、高校時代は阪和線でしたが、大学社会人と水間線で通ってました。

当然、今でもたまに乗っていますので、非常に愛着のある電車です。

今は各駅無人駅ですが、私が中学校くらいまでは中継駅(単線の交差駅)である名越駅だけには駅舎があって有人駅でした。

何故かと言うと、大正時代に南海本線から貨物車が名越駅まで入ってきていたのです(線路が繋がっていた)。

貝塚市南部の木島葛城エリアは地場産業が日本一の綿織物業で、大阪市内の各紡績工場から南海本線を経由して貨物車で水間線に入り、織物の原料である綿糸が運ばれていたのです。

昔はトラックのない時代で、祖父から近辺の織屋が名越駅まで牛車で糸を積み行ったという話を聞いた事があります。

今考えると、当時の日本経済を引っ張っていたのが繊維産業である紡績会社でしたが、その製品である綿糸を運んだ先が町内の「名越駅」と言うのがスゴイと思います。

何故かと言うと、名越の町内には2つの大きな織物会社があったからです。

それほど大きな影響力があったのです。

もちろん弊社と違いますよ・・・(笑)。

話は逸れますが、南海本線の春木駅は今は準急が止まりますが、それも昔春木に親戚の繊維機械会社があり、それまで春木は各停しか止まっていませんでしたが、準急を止めさせたという話を聞いたことがあります。

昔はそれだけ、泉州の地場産業であった繊維産業の影響力がスゴカッタという事でしょう・・・(驚)。

まだまだ公表できない昔のオモシロい話が沢山ありますが、止めときます・・・(笑)。

水間線は南海本線と連絡はありますが、JR阪和線と水間線の石才駅と近義の里駅との間に連絡がないのが残念です。

連絡があれば、天王寺にも簡単に行けますし関空にも近くなります。

開通が阪和線(1929年)より水間線(1925年)の方が早いので、阪和線が上を通っていますので改良工事にいくらかかるか分かりませんが、もし国会議員の誰かが一肌脱いで、この阪和線と水間線の連絡が出来るように尽力すれば、どれほどの人々が喜ぶ事でしょうか・・・

それほど価値のある事業だと思います。






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Last updated  2020.01.16 10:21:57
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