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各メディアの取材で、監督の発言によるプレーだと、現役選手たちが発言しているのにもかかわらず、そのようなことはないと否定し、直接謝罪も行わない大学側に監督の態度
もう、解散しかないですね。。。 日大は全体練習行わず 悪質反則「監督の指示か」の問いにうなずく選手も アメリカンフットボールの試合で、日大の選手が関学大の選手に悪質な反則行為をした問題で17日、東京都世田谷区にある日大アメリカンフットボール部の練習グラウンドには多くの報道陣が詰めかけた。この日、日大は全体練習を行わず、午後4時ごろからグラウンドに集まった部員らが個別練習を行った。午後6時ごろからは約1時間の全体ミーティングを開いた。問題について話しあっていたとみられる。 部員の多くは、問題について問われると「何も言えない」などと言葉少なに立ち去った。一部の選手が「反則行為は内田監督の指示によるものか」という報道陣の問いかけに、大きくうなずく場面もあった。また、内田監督が自らの指示を否定していることを問うと、不満そうな表情を浮かべる選手もいた。 日大の回答書「問題のプレー、指導と選手の受け取りに乖離」と釈明 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の選手に悪質な反則行為があった問題で、関西学院大が17日、兵庫県西宮市の同大で記者会見を開いた。 今月6日に東京都内で行われた両校の定期戦で、日大の守備選手が、パスを投げ終えて無防備な状態だった関学大のクオーターバック(QB)に背後から激しくタックルをして負傷退場させた。この守備選手はその後もラフプレーを繰り返して資格没収(退場)となった。 危険なプレーをした選手は周囲に「『(反則を)やるなら(試合に)出してやる』と監督から言われた」と話していたとされる、一方、日大広報部は「監督は『必死で頑張ってこい。戦え。厳しくやれ』など厳しいことは言ったが、違反しろという指示は出していない」とし、コーチや主将らも「監督はそんなことは言っていない」と否定したという。 関学大の抗議に対し、日大は15日に回答書を提出。日大広報部によると「ラフプレーを認めて謝罪しているが、監督から指示はしていない」という内容になっているという。 日大「監督のコメント撤回」 会見場には約100人の報道陣が集結。アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクターが入場、一斉にフラッシュがたかれた。 午後1時半から会見がスタート。まず報道陣に、日大から提出された回答書と、回答書を受けた関学大の対応について記した文書が配布された。その後、小野ディレクターがまず、日大が提出した回答書の内容について説明した。 日大の提出した回答書によると、乱暴な行為を行うことなどを選手へ教えることはない▽弊部の指導方針は、ルールに基づいた『厳しさ』を求めるものだが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、指導方法に関して深く反省している▽反則行為を受けた(関学大の)選手および保護者に心よりお詫(わ)びする-と記載。 また試合終了後、日大の内田正人監督が「あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている自分の責任」などと一部メディアの取材にコメントしたことについては、「コメントは、もとより規則に違反してもよいと意図するものでなく、選手に『厳しさ』を求めていることから発したもの」と説明。「真意が伝わらず反則行為を容認する発言と受け取られかねないものであり、本意ではないため、ここに、試合終了直後にメディアに対して発した(内田)監督のコメントは撤回させていただきます」とした。 また、一部で報道されている、試合当日のミーティングで内田監督が選手に発した発言については、「規則に違反し(関学の)選手を負傷させる意図は全くなく、選手全員に『厳しさ』を求め、士気を上げるために行ったものだった」と釈明した。 そのうえで、関学側が求めていた問題のプレーに至った経緯やそれまでの指導内容、試合後の対応などについてのチームとしての見解について、「すみやかな回答が必要なことは十分認識しているが、現在確認作業および再発防止策の策定を行っている。今しばらく猶予を頂きたい」として、5月24日を目途に再度回答するとした。 「日大部長、監督の直接の謝罪と真摯な調査を要望」 《アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の選手に悪質な反則行為があった問題で、関西学院大が17日に行った記者会見。日大から提出された回答書に対し、小野宏ディレクターが関学大としての見解を説明した》 小野ディレクター「現在まで日大の責任ある立場の人間から被害に遭った選手・保護者に直接の謝罪の申し入れがなかったことは遺憾」「24日までの追加の回答を頂く際には、日大の部長および監督から直接の謝罪を要望します」 《小野ディレクターは、試合後1週間以上が経過しているのに回答書に今回の問題プレーに至るまでの具体的な事実・経緯などチームとしての見解が記されていないことについて、改めて具体的に回答するよう求めたことを明らかにした》 「なぜ昨年の(大学日本一決定戦である)甲子園ボウルや今春で試合でルールの範囲内でプレーをしていた選手が、突然このような意図的で危険かつ悪質な行為に及んだのか」 「どのような指示・指導があり、本人がどのように理解・判断してこのような行為に及んだのか、回答書で『問題の本質』とする、指導者による指導と選手の受け取り方との間の乖離について真摯な調査に基づいた具体的な説明をいただきたい」 「日大の回答書、誠意あると判断しかねる」 《小野ディレクターはさらに、日大側への不信感を訴えた。 (1)日大がルールに基づいた「厳しさ」を求めていた』という点をめぐっては、極めて悪質な1プレー目(背後からのタックル)が反則とされた時点で選手を交代させて厳しく注意・指導しなかった。 (2)さらにその後に2度反則を犯して選手が退場となった後も注意・指導した様子がうかがえない。 (3)試合後に日大の内田監督が『あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任』とコメントした-ことなどを挙げた》 小野ディレクター「ルールを逸脱した行為を監督・コーチが容認していたと疑念を抱かざるを得ない」 《会見では、複数のメディアで「試合に出場したかったら相手のQBを壊してこい」などと、日大側が反則行為を指示していたと思われる報道がなされたことについて、改めて事実確認し、24日の回答書で説明してほしいと求めた》 小野ディレクター「われわれの抱える疑問、疑念は解消できておらず、誠意ある回答と判断しかねると考えている。求めているのは真相の究明。5月24日までに届く回答書を踏まえて、対応について検討していく。なお、近日中に行われる関東学生アメリカンフットボール連盟規律委員会によるヒアリングについては、全面的に協力する」 「ウチならあのプレーすればその試合は出さない」と指摘 《アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の選手に悪質な反則行為があった問題で関西学院大が開いた記者会見。日大の回答書、それに対する関学大の見解が紹介され、その後、質疑応答に移った》 「日大監督は記者会見してほしい」 --日大の回答書は、どんな方が届けたのか 小野宏ディレクター「2日前、5月15日に日大のコーチが持参され、われわれのコーチに手渡しされた。それ以外のことは特になく、その場で(回答書を)受け取って終わった」 --日大の内田監督がこれまでに公の場で会見していないことについてどう思うか 鳥内秀晃監督「ゲームの中で、ああいうプレーが起こった。『自分の厳しさに対する選手の受け取り方が乖離していた』と言うなら、あのプレーが起こった時、なぜベンチに戻して指導をしなかったのか。誰もが思うが、非常に悪質なプレー。次の日にでも、直接謝罪するのが筋でないか。同じ指導者として到底受け入れられない」 鳥内監督「われわれは選手に『反則するな、相手を傷つけるようなことは絶対するな。そういうことをすれば、一生背負うことになる』と指導している。(内田監督は)日大の理事という役職におられる人。はっきりと記者会見してほしい」 「解決には真相究明が大事」 小野「なぜこういうことが起きたのか、真相の究明が一番大事。そのことが解決につながっていく」 --解決のために今後必要なことは 小野ディレクター「われわれが調査することはできない。日大アメフト部、関東アメリカンフットボール連盟、その上位団体である日本アメリカンフットボール協会が真相究明するのが筋で、大事なこと」 --(背後へのタックルによる負傷をめぐり)警察への相談、被害届を出される予定は 小野ディレクター「回答書は、すぐ被害選手のご家族、お父様に送って見てもらっている。被害選手本人が見ているかどうかは、ご家族の判断なので(分からない)。警察に関しては、告訴の主体は本人と家族なので、われわれの方からの言及は避けたい。当初はスポーツの範疇を超えた事案と判断しており、関係各所への相談も視野に入れていたが、その後、状況が変わってきている。『24日の回答を待って(告訴については)考えましょう』という風にお聞きしている」。 --あのプレーはプレイヤー、監督どちらに責任があると思うか 小野ディレクター「どちらとも判断できないと考えている。映像にあるとおり、プレイヤーの責任は明らかだが。指示は監督による」 --24日の日大の回答に誠意が感じられない場合、何らかの法的な対応、刑事か民事か分からないが、考えているか 小野ディレクター「誠意が感じられない場合どうするのか、定期戦はもう行わないとすでに定めている。それ以外の法的な対応については、本人と家族の問題なので言及は避けたい」 --アメフトのようなコンタクトスポーツは、ルールを守る限りにおいて合法。そうでなければ単なる暴力になる 鳥内監督「ルールがあるのがスポーツ。あのプレーを認めるとスポーツでなくなってしまう。あってはならないことが起こってしまった。真相究明が大事。それしかない」 --日大は「指導者による指導と、選手との間に受け取り方に乖離があった」と言っているが 鳥内監督「指導者として、学生の安全を必ず守る。1プレー目でああいうことが起こった。(日大側は)厳しさを求めすぎていたと言っているが、仮に私であれば、ああいうプレーが起きればその選手をすぐにベンチに下げて、もうその試合に出さない。『求めているプレーはああじゃない』と」 「被害選手の家族、今も日大側に憤り」 「日大監督、厳しいことで有名だった」 --監督の指導があったとされた場合、関係者の処分も考えられると思うか。また、悪質プレーをした選手は今後、アメフトをやる資格あると考えるか 小野宏ディレクター「処分については日大側が考えること。どういう事情があったにせよ生命に関わる危険で悪質なプレーで、行為自体が許されるものではないが、選手がなぜあのようなことをしたのか、真相を究明すべき。本人がやはり、真実を自分の口から言うこと。彼の人生のためにも必要なんだろうと思う」 --鳥内監督は、日大の内田監督をこれまでどのようにみていたか。仮に同じ問題が関学大側で起こった場合、どうお考えになるか 鳥内秀晃監督「コーチ時代から知っているが、厳しいことで有名だった。練習時間も長いと来ている。選手にとっては厳しかったのではないか。(悪質プレーについては)うちのチームでは度々言い聞かせている。絶対ありません。2秒、3秒たってからヒットするような悪質なプレーは絶対違う。ありえない」 小野ディレクター「自ら真相を究明し、社会に公表する。それが日大アメフト部の今後に一番大切なこと。一方で、関東学生連盟の調査が入る。その両方で真相究明に近づくことが望ましい」 --日大の内田監督は説明をせず、逃げ回っているように感じるがどう思うか。また、今回の問題の映像見てどう感じたか。SNSでも拡散されたが 鳥内監督「ああいう事故が起こったわけですから、すぐにでも謝罪すべきだったと思います。問題が大きくなってしまっている」。 小野ディレクター「SNSという観点だが、我々はスタンドで観ていましたが、誰一人(あのプレーを)認識をしていなかった。ボールが投げられているので、ボールを目で追っていた、翌日にビデオを見て知ったが、その時にはSNSでかなり拡散されていたようだ。昔であれば映像が残らず、やったやらないの水掛け論になっただろうが、今は残ってしまう。ここまで大きい記者会見を開くことは想定していなかった」 「日大、学生たちを守れるのだろうか」 --日大との信頼関係が崩壊しているとおっしゃったが、それは日大の選手、監督に対してか。部員はかなり動揺していると思うが 鳥内監督「あの監督(内田監督)の下にコーチついていると(選手が)意見が言えない。学生たちを守れるのかな、と疑問を感じる。われわれの体制とは違う。受け入れられないというのが私の気持ち」 小野ディレクター「我々のクラブでは、部長が社会心理・対人療法の専門家。トラウマ、PTSDからの心のケアをケアを専門にしている。今、われわれのメンタルケアをしていただいている。なぜこのようなことが起こったのか究明されることが、心理的ダメージを軽減することにつながる。その点からも日大には紳士な回答をお願いしている」 --日大の「厳しさ」を鳥内監督はどのように考えているか 鳥内監督「内田監督のやり方は分かりませんが、あのプレーは厳しさという問題なのか。なぜ彼(ラフプレーをした選手)だけがああなったのか。なぜ彼だけがああいうプレーをしたのか。原因を究明してほしい」 --今後、(リーグ戦を)勝ち上がった場合、再び日大と対戦する可能性があると思うが 小野ディレクター「今の段階ではそこまでは考えられない」 --悪質なタックルをされた選手は監督に「こういうことをされた」と報告はしなかったのか。日大側には選手を労うような動作が見受けられたが 鳥内監督「僕が(試合を)見ていた段階では、どういうプレーか分からなかった。あとで聞いたら『やられました』と。彼もあそこまでやられたと分かっていなかった。翌日にビデオを見て知ったようだ。なぜ注意が行われなかったのか、ねぎらわれるような動作があったのか、理解ができない」 --負傷した選手から鳥内監督に何か話はあったか。鳥内監督自身は負傷した選手になんと声をかけたか。 鳥内監督「試合後、(負傷した選手は)私とは話しをしていない。彼は後半から試合に戻っていた。そこまで(の事態とは当初は)とは思っていなかった」 小野ディレクター「(負傷した選手は)今は風邪で学校に来ていない。今後ケアを考えていきたい」 --法的措置、刑事告訴などは選手本人とご家族の判断という話だが、あのプレーに対する憤りについては 小野「家族は今も激しく憤っている。そもそもプレーに対してもそうですし、監督の指示があった、という点、自分たちに謝罪が申し込まれていないということに対しても。収まってくるという感じではないと思う。同時にご家族も、選手本人のこと第一に考えている。可能な限り早く回復して、今回のようなことで注目されるという環境を抜け出し、プレーに早く専念できる状況をつくりたいと考えている」 小野「けがの状態などを聞いていくなかで今後、本人のこの件についての感じ方、考え方、何か判断をしていくことがあるかもしれないので、丁寧に接していく」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2018 07:06:58 AM
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