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阪神戦力外の渡辺雄大がインスタで現役引退を表明 6年間のプロ生活に別れ
2023/12/01 19:39
現役引退を表明した渡辺雄大
今季限りで阪神から戦力外となっていた渡辺雄大投手(32)が1日、自身のインスタグラムを更新し、現役を引退することを発表した。2018年にBCリーグ新潟からソフトバンク育成ドラフト6位でプロ入りし、20年に支配下昇格。21年までに9試合登板にとどまって同年オフに1度目の戦力外通告を受け、育成選手として阪神に入団した。移籍1年目の22年は開幕直前に支配下契約を結び、救援として32試合登板でプロ初勝利を含む3勝1敗10ホールド、防御率2・45と、30歳でブレーク。かつて「たむじい」として親しまれた田村勤氏のような横手投げ左腕であることから、「なべじい」との愛称でも呼ばれた。
しかし、岡田政権となった今季は守護神の岩崎を筆頭に岩貞、島本、桐敷、及川といった左腕が救援陣で結果を残し、渡辺雄は1軍昇格なし。10月3日に自身2度目の戦力外通告を受けた際は「可能性がゼロになるまではチャレンジするというのを決めてこの世界に入ってきた。可能性がある限りは投げたいなというのはずっとあるので、現役続行ということで動いていきたい」と話し、11月15日に行われた12球団合同トライアウト(日本ハム鎌ケ谷球場)にも参加するなどしていた。
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インスタグラムでは「中学から野球を始めてまさか野球センスのかけらもない僕がプロ野球選手になり、32歳までプレー出来るとは思いもしませんでした」と振り返りながら、ファンへの感謝などの思いも吐露。今後については「また日を改め報告させていただきます。第二の人生、次なる目標に向けてしっかり歩んでまります。変わらず応援していただけましたら幸いです」(原文ママ)と結び、6年間のプロ野球生活に別れを告げた。