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カテゴリ:政局・政治家・
2017.7.16 20:49サンケイ
二重国籍解消の自民・小野田紀美氏が蓮舫氏を猛批判 「ルーツや差別の話なんか誰もしていない」「合法か違法かの話です」 【蓮舫氏「二重国籍」問題】 民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題で、蓮舫氏が公的書類公開を表明しながら戸籍謄本公開に難色を示していることを受け、自民党の小野田紀美参院議員が自身のツイッターで「国籍法に違反していないことを証明できるのは、国籍の選択日が記載されている戸籍謄本のみです。ルーツや差別の話なんか誰もしていない」などと立て続けに批判した。 小野田氏自身も昨年10月、米国との「二重国籍」状態だったことが発覚し、その後手続きをとって今年5月に正式に解消した。自身のフェイスブック上で戸籍謄本や米国籍の喪失証明書を公開している。 小野田氏は、蓮舫氏が13日の記者会見で公的書類を公開すると表明したことを受け、翌14日に国籍に関するツイートを相次いで投稿した。蓮舫氏を名指しせずに「国籍法14条の義務である日本国籍の選択を行ったかどうかは戸籍謄本にしか記載されません」と紹介し、戸籍謄本を公開する必要性を説いた。 その上で小野田氏は、蓮舫氏が個人のプライバシーを理由に「戸籍を差別主義者、排外主義者に言われて公開するようなことが絶対にあってはいけない」と発言したことを念頭に「公職選挙法および国籍法に違反しているかどうか、犯罪を犯しているかどうかの話をしています。日本人かそうでないかの話ではない。合法か違法かの話です」と断じた。 小野田氏のツイートには「なるほど! だから蓮舫さんはかたくなに戸籍謄本の公開を避けているのですね」「小野田さんが言うと説得力があるね」「テレビなどでこの件について詳しい説明をしていただけないでしょうか。都合の悪いことは報道しない自由を振りかざすマスメディア相手では困難はあるでしょうが」-など多数のコメントが寄せられている。 【更新】朝日新聞 勘違いしていませんか 2017年07月13日 11:00 アゴラ 池田 信夫 朝日新聞は、けさの「民進党 勘違いしていませんか」と題する社説で、蓮舫代表の戸籍謄本公開を批判している。「プライバシーである戸籍を迫られて公開すれば、例えば外国籍の親を持つ人々らにとって、あしき前例にならないか」というが、勘違いしているのは朝日新聞ではないか。 問題は彼女の「説明が二転三転した」ことではなく、その説明が正しい証拠がないことだ。特に2004年の選挙公報では「1985年、台湾籍から帰化」と書いている。この「帰化」は「国籍選択」の誤りであることを本人が認めたが、実は国籍選択も完了していなかった。国籍選択宣言をしたのは、2016年10月7日だと推定される。 つまり2004年の選挙公報は経歴詐称で、彼女は2016年まで二重国籍(国籍法違反)だった疑いが強い。これが疑惑のコアである。それを否定するには、彼女が国籍選択を完了した証拠が必要で、小野田紀美議員と同じく戸籍謄本を公開して国籍選択の事実を証明すればいい(プライバシーは塗りつぶして)。 つまり「戸籍を迫られて公開」するのではなく、公開は彼女の身の証しを立てるためなのだ。しかし戸籍謄本には、国籍を選択したのは「2016年10月7日」と書いてあると思われ、選挙公報と矛盾する。これが戸籍謄本を公開できない理由だろう。さすがに日付を塗りつぶしたコピーは出せないから、ここまで先送りしてきたが、いよいよごまかせなくなったわけだ。 2004年の選挙違反は公訴時効なので彼女が起訴されるおそれはないが、2016年の選挙期間中にも「生まれ育ち愛する日本を国籍とする私」と書いており、国籍選択を完了していないことを認識していなかったと思われる。 当初から八幡さんも私も指摘してきたように、これは彼女が意図的に選挙民を欺くためではなく、国籍法の規定に無知だっただけだろう。だから素直に「経歴詐称でした。立法府の一員として認識不足でした」と謝罪して代表を辞任すればいいのに、いつまでも引っ張って民進党を危機に陥れた。 なお彼女が台湾国籍を喪失した証拠もない。去年10月には「内政部で審査が終わって外交部に送った」となっていたが、きのうは「該当する国籍喪失記録はない」という検索結果が出た。台湾政府が国籍喪失を許可しなかった可能性もあるので、戸籍謄本の公開のとき説明していただきたい。 追記:13日午後の記者会見で蓮舫代表は「戸籍謄本そのものとは言っていない。戸籍そのものではなく、台湾籍を有していないとわかる部分をお伝えする」と話を変え、さらに「台湾政府に対する国籍喪失申請書を出す」と変えた。これは彼女がいまだに台湾国籍を喪失できていないことを示すが、いずれにしても経歴詐称の反証にはならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.07.22 17:28:16
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