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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2016.09.21
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テーマ:海外旅行(7024)
カテゴリ:旅行
ブリュージュ観光 続き

12時過ぎホテルに戻る。
フロントで部屋の鍵を受け取ろうとすると無いと言う。
ということは・・・。

やはり、家内は部屋でふて寝していた。
本人によれば疲れたとのことだが。
まだ眠そうなのでそのままにし、近くの店で、ビール(ジュピターの500ml缶)と
スプライト、それに絵葉書を買って来る。

いつもの旅先レターを書く、こちらも久しぶりに落ち着いた時間を持てた。

〈 旅先レター 〉

「2003年7月24日 Brugge

お元気ですか。

夏休みで、(受験生を家に残し)ライン川を下って家内と
運河の街ブリュージュに来ています。
中世の面影を残す風景はどこをとっても絵になりそうです。
ビールの味もなかなかでムール貝とともに楽しんでいます。」



家内を起こして、買って来たビールと残り物で軽く昼食をとる。
ぐっすり眠って疲れも取れた様子。
たぶん大人気ないと反省しているだろう。

気を取り直して散策開始。
天気の方も回復して、日のさす展開に。
まったく家内の心とブリュージュの空だ。





*『ブルージュの別名は「天井のない美術館」―その名の通り、歴史的な、
そして、現代ベルギーを象徴するさまざまなミュージアムがあります。』と
ガイドにありますが、すべては見きれません。


時間もないので、家内が興味を抱きそうな中世貴族の館である
フルートフーズ博物館を見学しに行く。
団体客をさけて館内を見てまわる。

木製の家具がきれいに残っている。
また、食器類は中国風のものが見られ、西洋のものに比べると
絵や形も繊細で数段優れている。
多分当時は「舶来品」として高価なものだったのだろう。








フルートフーズ博物館

15世紀、ブルージュの桁違いの大富豪を代表するフルートフーズ家の邸宅を
ミュージアムとしたものです。
当時、盛んに造られていた地ビールには、ホップに先立つ
いくつかの香草「フルート」が使われていたのですが、
その販売で財産をなした一族が、その名もフルートフーズ家となったのです。

熱心なキリスト教であったことから、聖母教会に大規模な寄進をし、
母屋のチャペルを通して聖母教会に直接つなげられたのです。
また、邸宅専用の巨大な井戸の塔、膨大な写本のコレクションなどからも、
当時の桁外れな富豪の生活ぶりと宗教への帰依を垣間見ることができます。
(観光ガイドから)



この家の2階の礼拝堂からは聖母教会の祭壇を見ることができる。
また、最上階のテラスに出ると石橋がみえて中世の雰囲気が感じられる。



*湖ならぬ「白鳥の運河」です。





ベギン会修道院に再び立ち寄ると修道女が近づいてくる。
近くで見ると、中世の魔女のようでしかもやや猫背で
がに股なので一瞬固まってしまった。
遠くからだと絵になるのだが。






愛の湖の周囲をまわって出たところで、日本人の旅行者に出会う。
半ズボン姿で学生っぽい。
小さなレストランがあったがまだ早いせいか誰も入っていない。





小腹がすいたところでワッフルを売っていた。
まだこの名物を食べていなかったのでひとつ買い(1.5ユーロ)ふたりで食べる。
電子レンジで暖めてくれた。

土産物屋をのぞくとサッカーのシャツを売っており、
ベルギーゲントの鈴木選手のものをベルギー人の子どもが買っていた。
あまり活躍していないのに人気があるのか?



お目当てのJALガイドにのっているシーフードが自慢のレストランに行ってみるがお休み。
昨日の運河沿いのレストランは、何故か不快な二酸化硫黄の臭いがするのでここもパス。
日本料理屋の「たぬき」は今週夏季休業。

ということで、中華レストランなども見たが
最後はホテルとマルクト広場をつなぐ道の路地を入った
シルバーサント」というブラッセリ-に落ち着く。

テラス席端で後ろが蔦でおおわれている。
座るといい香りが、羽衣ジャスミンが植えられており
それが小さな白い花をつけよい香りを発しているのである。
いいロケーションである。




料理の方はニコラスサラダ、手長海老のソテー、郷土料理の項目にあったビーフシチュー。
お酒はステラというビール500ml、白と赤ワインをそれぞれカラフェでもらう。

シチューの付け合せはフライドポテトだったが、
添えられたマヨネーズが新鮮でとてもおいしかった。

久しぶりに音楽の無い夕食だが、これはこれでよい。
英語を話す人が多く、みんな観光客であろう。
ツーリストメニューが25ユーロとなっていたから、それほど高い店ではないが、
皆それぞれ食事を楽しんでいた。

家内の写真を撮ったら、お客さんがわれわれふたりの写真を撮ってくれた。
お勘定は、昨夜より10ユーロアップの55ユーロ、約7,700円(うち料理5,500円)。


*ビールには枝豆ならぬ、ここではポテトです。




食後は街を散歩する。
地図を見ないで、だいたいのあたりをつけて歩く。
途中でアイスクリームを食べたがやや寒い。

部屋に戻ったら出掛けの22℃設定のままだったが、暖かく感じられたから
外は18℃くらいだったのだろう。
日中は30℃近くだったろうから10℃の寒暖の差だ。

明日は9時の電車でアムステルダムに向う予定だが、
寝坊したら出発時刻を遅らせるつもりだ。
融通が利く。これが個人旅行の良いところである。
(歩数不明)



*以前から訪れてみたかった、ブリュージュを見ることができて満足しました。
 この街は言うまでもなく世界遺産です。(2000年登録)

 今後もこの町が、きちんと保存されるといいです。






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Last updated  2016.09.21 12:07:43
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

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Re:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   ilovecb さん
こんばんは。

レストランでお客様がお二人の写真を撮影されたとのこと、良かったですね。

・・・見えませんが・・・きっと、お二人とも笑顔で乾杯だったことでしょう。

いい雰囲気で、いい感じです。

(2016.09.21 19:12:51)

Re:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   紅子08 さん
こんばんわ!
ベルギーはフライドポテトのフリッツが美味しいようですよね!フライドポテトが大好きなので食べてみたいです。
栗パフェは好みの問題のようでした。 (2016.09.21 19:37:15)

Re:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   紅子08 さん
おはようございます!
今日もグダグダなお天気ですね。

チェーンではない個人のお店は、美味しいだけではなく、サービスや人柄がよくないとなかなか繁盛しませんよね。こちらのお店はそういった面ではいいなあ、と思いました。植物園へお出かけの際にはぜひ。すずめよりもカラスを見かけることが多い都心部です。 (2016.09.22 09:38:30)

Re[1]:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   maki5417 さん
ilovecbさん
>こんばんは。

>レストランでお客様がお二人の写真を撮影されたとのこと、良かったですね。

>・・・見えませんが・・・きっと、お二人とも笑顔で乾杯だったことでしょう。

>いい雰囲気で、いい感じです。


-----

ごらんの通りカジュアルな感じのレストランで、夏なのでテラス席が多かったです。

レストラン探しも楽しく、あたりの店だと嬉しいです。
やはりベルギーは、美食の国です。 (2016.09.22 18:27:48)

Re[1]:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   maki5417 さん
紅子08さん
>こんばんわ!
>ベルギーはフライドポテトのフリッツが美味しいようですよね!フライドポテトが大好きなので食べてみたいです。
>栗パフェは好みの問題のようでした。
-----

フライドポテトは、ベルギーが発祥ですね。
現地では、フリッツ(Frietjes)が呼称です。

アメリカでは、なぜかフレンチフライズ(米:French fries)。これがベルギーの人には、気に食わないようです。当然ですね。アメリカ人は、フランスとベルギーの区別がつかない?
フランスでは、フリット (仏:frites)だそうです。

イギリスでは、チップス(英:chips)ですが、オーストラリアで食べたフィシュ&チップスのほうがおいしかったです。 (2016.09.22 18:41:35)

Re[1]:夫婦でヨーロッパ PART3 #16(09/21)   maki5417 さん
紅子08さん
>おはようございます!
>今日もグダグダなお天気ですね。

>チェーンではない個人のお店は、美味しいだけではなく、サービスや人柄がよくないとなかなか繁盛しませんよね。こちらのお店はそういった面ではいいなあ、と思いました。植物園へお出かけの際にはぜひ。すずめよりもカラスを見かけることが多い都心部です。
-----

カラスは赤坂などの飲食店街だけかと思いましたが、街なかも多いのですね。
井の頭公園も昔は多かったですが、今は減りました。

初夏の子育て中は狂暴ですから、お気を付けください。 (2016.09.22 18:45:08)


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