三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

破産手続きに入った格安旅行会社「てるみくらぶ」（東京）に支払い済みの旅行代金をめぐり、
弁済の申請が殺到している。
申請窓口の日本旅行業協会によると、２８日午前１０時までに約１万８千件に達した。
同社は約３万６千件（約９９億円分）の旅行申し込みを受けていたとされ、
申請はさらにふくらむ見込みだ。

弁済は旅行業法にもとづく制度で、旅行業協会のウェブサイトで申請する。
てるみくらぶの申請は５月末まで受けつける予定だ。
申請者は、協会から郵送される書類などに必要事項を記入して送り返す。
審査を経て弁済額が振り込まれるのは、早くて来年１月以降の見通し。
弁済額には上限があり、てるみくらぶは計１億２千万円で、
全額が弁済されるのは難しい状況だ。

同じグループの旅行会社「自由自在」（東京）も２７日から営業を停止したため、
旅行業協会はこちらの弁済も受けつけている。
協会への問い合わせは、０３・３５９２・１２５２か０３・３５９２・１２５３
（平日午前９時半～午後５時半）。

朝日新聞社






昨日のお昼のニュースで、申請件数はすでに２万２千件と報道されていました。
ウェブサイトの申請でこの件数はすごいですね。

ネットがにがてなシニア向けに、おカネがかかる新聞広告を出していたのに、
この件数は意外です。

今日は、粉飾決算の疑いも報道されていました。


経営破綻した旅行会社「てるみくらぶ」が少なくとも3年前から粉飾決算を
繰り返していたことが分かりました。
決算書は目的別に複数、作成されていたということです。

破産手続開始申立書によりますと、てるみくらぶは2014年9月期には
すでに大幅な赤字だったとみられますが、航空券の仕入れや営業にかかった費用を
少なく計上することで、決算書では黒字を装っていたということです。
また、最後の決算となった2016年9月期には、決算書のうえでは1億1000万円の営業黒字
となっていますが、実際には15億円以上の赤字に陥っていたとみられます。
さらに、関係者によりますと、融資を受ける銀行や旅行業の更新登録をする観光庁など、
提出先によって内容の異なる複数の決算書を作成していたということです。
（TV朝日NEWS）


複数の決算書作成というのはよくある話ですね。
社長の涙の意味は、何だったのでしょうか。

こうしてみると大々的な新聞広告は、老人からのカネ集めのように見えます。

同社ツアーのリピーターは、最後に大損となりましたね。