三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

次に、地域おこし協力隊・多文化協力コーディネーターの坂田祐貴さんのお話です。
坂田さんは２０１７年４月に日本語教師となり、ヤンゴンやマンダレーで日本語を教えてきました。
（国際交流基金から生活日本語コーディネーターとして派遣）
２０２１年４月から現職として活動中です。
当日は、ロンジーを着用して、話してくれました。




なかなかの好青年です。

ミャンマーでは日本語学習が活発だそうです。
日本語能力試験（JLPT）の受験者：　２０１５年８５００人⇒２０１９年６３００0にん。
日本在住のミャンマー人：　２０１５年　１３７３７人⇒２０１９年　３５０４９人

女性のバイクの横すわりに驚いた。
若いので日本の昔のことは知らないのでしょう。

誕生曜日：みんな自分の曜日は知っていて寺院でもその動物にお参りする。
性格占いは日本の血液型みたいなもの。
ちなみに、私は日曜日生まれ、愛方は水曜日(午後）生れ、子どもたちはみんな土曜日でした。

曜日計算 - 高精度計算サイト (casio.jp)

氏名は、姓がなく名前のみで、日本ではしばしばトラブルになる。
便宜的に適当に区切るそうです。

丸っこい文字はなじみがないが、文法は日本に似ている。

お金の１０００チャットも１万チャット（６４５円）も、「タウチェ」で日本人には同じに聴こえる。





ミャンマー人の国民性：
信仰心があつい、まじめである、親切、穏やかな、シャイ。

日本人と似たメンタリティーを感じる。
ブッダ、僧侶、先生、親、目上の人を敬う。


講座が終わった後に、坂田さんにロヒンギャ問題についてお聞きしました。

ミャンマー在住中に見聞した事はなく、都市部に住むミャンマー人の関心は薄くあれは上の人たちがやっているという認識だそうです。
アウンサンスーチーを非難する国際世論についても、当然のことながら無関心だったそうです。
これでは、いま反クーデターを叫んでも、なんとも虫がよい話のように私には思えました。
国内ではイスラム教徒であるロヒンギャの人たちを虐殺しておきながら、反軍闘争で自分たちが虐殺されて国際支援を要求しても、
あれとこれとは別なのでしょうか。
もやもやが残りました。