三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

裏エジプトとブータン、なかなか行くことができないところで、興味深くお話を聞かせていただきました。
ただ、話の端々に現地の役人と親友だとかコネがあるとか、まったく関係ないルーマニア大使と会ったなんて話が出てきて、ちょっと閉口しました。
人脈の自慢話は聞いてて、興ざめです。




というのが、略歴紹介でした。
気になったので検索したら、最初に空手１０段と出てきました。
イスラエルで教えていたとも。

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他にも、こんな裏話が載っていました。

 

動物保護官になりたくてアフリカへ
↓
ところが歴史が好きだったためある国に立ち寄る。
↓
一方、数日前に同国で日本赤軍がテロ。
↓
兵隊さんに羽賀さん間違って逮捕される。
↓
誤解は解けるが、羽賀さんは空手三段だったため、
逮捕した部隊の隊長さんに「空手の大会に出ないか？」と誘われる。
↓
優勝
↓
丁度、その国で特殊部隊設立。教官がいなかったので、教官になる

 

緒方貞子元国連難民高等弁務官の「人的貢献を急げ」という言葉に感動して
難民医療救援チームに志願したが、あの小さな緒方さんが世界中を動かしている。

www2s.biglobe.ne.jp/~sushiko/takikawa.htm

長岡高校卒なので、東大→外務省かなと思ったら、そういうエリートコースとは無縁な人のようです。
JAICAのプロパーとも違うみたいです。
大卒も確認できませんでした。

動物保護官になりたくてアフリカへ
こちらの一代記の方が面白そうです。


他に国際交流のヒントとしては、
名刺に、写真や似顔絵をさえるとよいそうです。
自身はらくだに乗った写真の名刺を作り、アラブでは一目置かれたとも。
名刺は今後も付き合いたい人かを見極めて、最後に出した方がいいとも。

日本人の名前は発音しにくいので、ニックネームをつけるとよい。
東京は発音しにくいので、トキオになる。
ブータンでは、アガジャンと呼ばれた。
羽賀→アガ＝何でも知っている人、ジャン＝さん

あいさつとありがとうは、現地の言葉で。
私はあなたの敵ではないというメッセージが大切。

ジェスチャーは、国によっては反対の意味になる。
日本のおいでおいでは、欧州だとあっちへ行け。
屈筋の文化、ひく文化：刀、かんな、のこぎり
伸筋の文化、押す文化：フェンシング、西洋のこぎり

その国の食べ物はおいしいと思って食べる。
アボリジニのごちそうは芋虫。食べたら蜂ののような味。
刺身も、むかしは生魚を食べるという事で欧米ではゲテモノ扱い。

などのちょっとした話が、講演の中に散りばめられていました。
取り立てて目新しい話ではありませんが、もっともらしく聞かせるのは彼の話術なのでしょう。


おしまいです。

PS:
参加者からの質問では、自分のところのベトナム人実習生が食べるチュンヴィットロン（フィリピンのバロット）が話題になりました。
講演を聞いて、食べてみようかと思ったそうです。








私は中国でいろいろなものを食べましたが、ヘビやハトはともかく、蝉の幼虫や羊のペニスはおいしいとは思いませんでした。

メキシコのピラミッドについて質問しましたが、天体観測・・・とお茶を濁されました。
奇数文化、偶数文化。


スカーフやターバンを持参して、その使い方やスタイルを見せてくれました。
タリバンの戦闘員風など。
モデルは前回のミャンマー講演会の坂田さんでした。

文明と文化の違いも話され、文化の尊重を強調していましたが、男尊女卑の文化と人類普遍の原理である男女平等との兼ね合いなども
尋ねてみたかったですが、時間の制約やややっこしくなるので、この辺は自重です。