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カテゴリ:家族
顔も布団から出た手も冷たかったので、背中をさわるとまだぬくもりを感じます。
息ももしていないようで、目をあけて瞳孔が開いているか確認しようとしましたが、たやすくは開きません。 これは間違いなく亡くなっていると確信して、まずは119番に電話です。 ほどなく救急隊員がやって来て、死亡の見立てです。 女性も含めて3名の救急隊でした。 自宅で亡くなると後が大変ですが、ほどなく救急隊員が警察に連絡です。 最初にやって来たのが、駅前交番のお巡りさん3人です。 次に刑事がふたりで最後は検死官がふたりでした。 検死は母を素っ裸にして、外傷がないか調べたり写真を撮ったりしていましたが、家族はオフリミット、立会不可です。 隣室からのシャッター音を聞かされながら、我々は事情聴取です。 けっこう時間がかかりました。 検死後遺体は警察署まで運ばれ、監察医による死亡判定です。 2時半には終了する予定なので、引き取ってほしい旨の電話が午後ありました。 引き取る?といっても、・・・。 母が毎月3000円積み立てていた葬儀会社に電話すると、自宅か葬儀施設の安置場かの選択を迫られました。 父の時は自宅に安置して納棺しましたが、今回は葬儀施設の安置場にしました。 ここは家族が泊れるようになっていて、ベッドルームや浴室、ダイニングがついたお部屋です。 1泊37,000円で、お通夜の日まで3泊しました。 もちろん、遺体だけでドライアイスの交換は葬儀会社の担当がやってくれます。 もちろん有料で3万円、他に「ご遺体保全剤」というのが1万円チャージされています。 通常はここで菩提寺の住職が枕経をあげて葬儀の打ち合わせをするそうです。 僧侶は外出中でなかなか連絡がつきませんでした。 それならいらないと言うとそれは困ると言うので、私から僧侶に電話して省略してもらい、打合せは夕方お寺に伺いました。 朝から突然の死でバタバタしたところに、今度は葬儀の打合せです。 まだ、葬式の日も出席者も決まっていないのに、一番値の張る祭壇を決めましょうときました。 葬儀に関しては、母と話したこともないし、愛方とも兄弟ともありません。 父の時は母の希望で盛大にやりましたが、高齢でここ数年は兄弟や友人の方が先だっています。 参加者も少ないので、今流行りの家族葬のようなものかなと漠然と思っていました。 でも、担当の方はこちらの意向を聞くというよりは、商品の売り込み優先の姿勢でこれはダメだと思ってしまいました。 勧め方も下手で、一方的な感じでした。 会場の下見もできず、収容キャパの説明も間違っていました。 それでも、初日に概要を決めて見積もり出すという業務マニュアルなのでしょう。 あとでお寺さんとの打合せ時に見積書を持ってきましたが、意味不明のものでした。 ちなみに、彼女の名刺にはフューネラルアドバイザーとなっていました。 なお、警察から施設までの搬送料金は、19,900円、そこから家族葬用の専用施設までは2万円です。 意外だったのは、検死というか死体検案書を書いてもらうのが有料だったことです。 引き取り時に、検死医からの請求書を渡されました。 税込み33,000円で、地元の信用金庫に振込です。 刑事の話からすると現金払いのところもあるようです。 ちなみに、彼の前任地の佐渡では、亡くなった現場まで医師が赴いて作業するそうです。 早い安いですね。 近所の方の場合は、亡くなっていても救急隊が病院に搬送してくれて、そこで死んだことにしてくれたそうです。 警察が絡むと預金額や保有現金、生命保険なども聞かれて、A4で4枚の検死報告書を作成です。 とにかく、あわただしくて無駄な一日で、ジムにも行けずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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