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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2023.09.30
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カテゴリ:映画


ストーリー:

浪速大学医学部では、明年定年退官となる東教授の後任をめぐって、色々な前工作が行なわれていた。東の教え子財前五郎は最有力候補と目されていたが、東は五郎の傲慢不遜な人柄を嫌っていた。貧しい家庭に生まれた五郎は人一倍名誉欲が強く、苦学して医学部を卒業した後、裕福な開業医財前又一の婿養子となり、その財力を利用して、助教授の地位を手にしたのである。最も五郎は食道外科に関しては若いながら権威者であり、癌の手術をさせると見事な腕前を示した。

五郎は日頃から教授と助教授の間には大きな差があることを実感していたから、教授候補者として入念な事前工作を進めていた。その中で、医学部長鵜飼に高価な絵を贈って味方にしたことは成功だった。
一方、東は自分の派閥を拡張したいという含みで、東の出身校東都大学系列である金沢大学医学部の菊川教授を、後任教授に推薦した。その上娘の佐枝子と結婚させて、退官後の地位を確保しようという思惑もあった。
こうして、教授選の日までに、財前、菊川、それに、基礎医学グループや整形外科の野坂教授の推す葛西という三人の候補者が推薦された。

そんなある日、五郎は、同期生である里見助教授の依頼で胃癌患者佐々木庸平を手術した。しかし、五郎は、術後に庸平が苦しむ原因を探ろうともしなかった。教授選に気をとられていたのである。庸平は間もなく死んだ。

やがて教授選の日、様々な思惑をもって投票が行なわれたが、結局、五郎と菊川が日を改めて決選投票を行うことになった。そうなると、財前又一の金力を背景にもつ五郎が断然有利である。買収、脅迫、あらゆる手段を用いて五郎は教授の地位を手にしたのだった。

ところが、間もなく、佐々木庸平の遺族が、五郎に対して誤診の訴訟を起した。これはマスコミの注目するところとなったが、医学界の権威を守ろうとする大学側の証人は、五郎を無罪にしてしまった。そして純粋に医学上の立場から五郎に不利な証言をした里見は、大学を去らねばならなかった。今や、財前五郎の前に敵はなく、白い巨塔の中を自信たっぷりに闊歩している。





白い巨塔』(しろいきょとう)は、1966(昭和41年)10月15公開の日本映画大映製作・配給。監督は山本薩夫、主演は田宮二郎モノクロシネマスコープ149分。

医学界の内幕を描いた山崎豊子同名小説の映画化作品。独立プロで活躍した社会派監督の山本が、娯楽性を持った政治社会派ドラマの第一人者であることを立証させた記念すべき作品[1]であり、山本並びに主演の田宮の代表作となった。田宮、小沢栄太郎加藤嘉1978ドラマ版でも同じ役を演じた。

2001(平成13年)にはDVDデジタルリマスター版が発売された。第40キネマ旬報ベスト・テン1位。昭和41年度芸術祭賞

(ウィキ)

この日のBSシネマは、いつもの西部劇に代わって本作と「サイレント」の2本立てでした。
どちらも大作、問題作で、後者は重いのでとりあえず録りだめです。

149分の長編でしたが、長さを感じさせない物語の展開が巧みな作品でした。
今は故人となった名優が続々と登場し、楽しませてくれました。
中でも印象的だったのが、財前の義父財前又一を演じた石山健二郎です。
太った禿げ頭の風貌と、カネカネカネの大阪弁で産婦人科医を演じていました。
買収金額が10万20万と、今よりも2桁くらい違っていて、時代を感じさせました。

映画化はこれ一本ですが、テレビは1967年から2019年まで6回です。
財前役は、佐藤慶、田宮二郎、村上弘明、唐沢寿明で、ジャニタレの岡田准一も演じています。
2007年には、韓国でもリメイクされています。







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Last updated  2023.09.30 12:00:09
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