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カテゴリ:こころがけしだい
何をもって寿命というか。天寿まっとうであろう。 呼吸が停止して、心臓が停止して、脳波が停止する状態がいわゆる死である。 温泉やサウナでの話題に、南雲吉則先生の若返りの話がしばしば出てくる。 新聞広告に大きく取り上げられていることを目にするからでもあろうが、関心ごとなんでしょうね。 では、それを本を読んだ上で実際に試してみる人はどれくらいあるだろうか。 試し続ける人はどれくらいあるだろうか。 南雲式「1日1食」の実践は、1日3食を習慣としている人にとっては難題であろう。 南雲氏本人も1日1食にするのには5年かかったとのことです。 私、1日2食を1日1食にするのだって難しいわけだから。 だから1日2食を「1日1食半」に少しだけの変化にチャレンジを切り替えたのです。 そうしましたら、体重が78kgあったのが気がついてみたら73kgになっていた。 5kg体重を落したのは久しぶりです。 2リットルのペットボトルを4本、8kgです。8kgを手提げ袋に持って歩いてみてください。 けっこうな重さがありますよ。毎日これだけ身につけて歩くと身体が重いというのもうなづけました。 とうめん、あと3kg 減量して70kgの体重に持っていこうともくろんでいる。 もちろん1日2食~1食半の実践です。これが実践できたらできるはずです。 目的は、身体の動きが楽になり、健康になるから。 常識であった1日3食も、自分の体や年齢に応じて、あれこれ工夫してみたらいい。 自分の身体にあった健康法をみつけることでしょうね。 心臓の鼓動数と呼吸の回数の話題がそれてしまいましたが、、、 寿命を心臓の鼓動時間で割ってみよう。そうすると、哺乳類ではどの動物でも、一生の間に心臓は20億回打つという計算になる。 寿命を呼吸する時間で割れば、一生の間に約5億回、息をスーハーと繰り返す計算できる。これも哺乳類なら、体のサイズによらず、ほぼ同じ値となる。 物理的時間で測れば、ゾウはネズミより、ずっと長生きである。ネズミは数年しか生きないが、ゾウは100年近い寿命をもつ。しかし、もし心臓の拍動を時計として考えるならば、ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになるだろう。小さな動物では、体内で起こるよろずの現象のテンポが速いのだから、物理的な寿命が短いといったって、一生を生ききった感覚は、存外ゾウもネズミも変わらないのではないか。 【『ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学』本川達雄(中公新書、1992年)】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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