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カテゴリ:小説&マンガreview
『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』
西尾維新 著 (原作:大場つぐみ、小畑健) 「これはLの伝説(ノート)であり、僕の遺書(ノート)だ」 2002年7~8月にかけて、ロサンゼルスで発生した連続殺人事件。 当時は『藁人形殺人事件』だの『LA連続殺人事件』だの、ダサい名称で呼ばれていた、 3人の犠牲者を出した猟奇殺人事件を、 「旧世界のかませ犬」「犬死のベストドレッサー」と自らを呼ぶ メロ@ミハエル・ケールが綴ったもの。 といっても本編は主に、南空ナオミの視点で描かれる。 夜神月がDEATH NOTEを拾う前の物語。 原作ではごくわずかな出番しかなかった彼女が、ここでは大いに活躍してくれる。 有能でクールで、ちょっとドジなところもあって、意外に突っ込みキャラで(笑) なかなかに魅力的。 Lの指示に従い、彼の目や手足となって現場を捜査する様子は、 ジェフリー・ディーバーのリンカーン・ライム・シリーズを彷彿とさせる。 翻訳文を思わせる文体も、良い雰囲気を醸し出していると思う。 個人的にノベライズというのは好きではないのだけど、これは面白かった。 原作とは全く違うストーリーなのが良い。 世界観を壊してないし、単独でも楽しめる。 といっても、やはり原作を読んでからの方が面白い。 特にクライマックスのどんでん返しや、エンディングに用意された遊び心溢れるシーンは 原作が土台としてあるからこそ、のもの。 『DEATH NOTE』ファン、殊にLファンなら、きっと気に入る作品。 ミーハーひじゅには、「無私立探偵」竜崎の描写に所々、声を上げて笑ってしまった(^^) どんでん返しも、なかなかのもの。 コーヒーを飲むシーンが2回あるんだけど、それがミソかも? 気に入った台詞は 「格好よかったですか?」 かな(爆) ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ Death note another noteロサンゼルスBB連続殺人事件 ボーン・コレクター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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