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カテゴリ:韓国ドラマ-3-
遂にというか、とうとうというか、やっとこというか…ともかくも最終回。
最後くらいは穏やかに話が終わるかと思いきや、最後まで波乱万丈なのが いかにもチャングムらしかった。 それにしても、王様は切なかったな。 しばらく外の景色を見ていない…という台詞が切ない。 老衰というからには、王様がチャングムを主治医にしてから それなりの年月が経ったということなのだろう。 それを思うと、また切ない。 チャングムを送り出す前に彼女を傍に呼び、無言で見つめる視線が切ない。 信頼するチャングムに命の希望を託すことも許されず、 看取ってもらいたいという望みさえも諦めて、 彼女の安全と幸福のためにチョンホ様の下に逃がしてやる王様。 今迄、王様のおかげで色々な救いがあったよな…と、しんみり思い出す。 チョンホ様との涙の再会の後、それでも王宮へ帰ろうとするチャングムの姿は 少しばかりウザくはあったけど>ぉ それでも、やっぱり彼女らしいと言えるな。 医女として、そして多分、女性としても…。 チョンホ様に対するものとはまた違う愛があったんだと思うな。 そして、8年後― チョンホ様と結婚し、生まれた娘はかつてのチャングムにそっくり。 同じ子役でなく、似た感じの別人が演じているところが、かえってリアル。 チャングムもチャングムのままだけど、かつての彼女の母親にそっくり。 3人家族の暮らしぶりも、かつてのチャングム達を彷彿とさせるもの。 まあ、チャングムは医術を、チョンホ様は学問を生かせているから チャングムの両親よりは幾分、希望や救いのある日々だったと思うけどね。 この長い物語のテーマの一つは、両親の恨みを晴らすことにあった。 それはチェ一族の崩壊と共に晴らされたかに見えた。 だから、その後に続くエピは別物というか、新たな物語だと受け取りかけていた。 でも、そうではないのだと、鈍感な私は最終回にしてやっと気付いた>鈍過ぎ? 隠れ住んでいた当時の生活が、こうしてチャングムの上に再現されたこと― 身分を取り戻し、再び王宮に帰れたこと― 今度は自分達の意志で王宮を出る選択をしたこと― そうしてやっと、両親が思い残した事が全て果たされたのだと思う。 何て一貫した物語だったのだろう。 勿論、チャングム自身の物語でもある。 最後の彼女の命題は開腹手術。 王様にも、庶民相手にも実行が阻まれたけれど、本当に最後の最後に成功させた。 華々しいどころか、少しばかり唐突で中途半端な感じさえ残すラストシーンだったけれど まだまだこれからも、彼女は信念をもって進み続けるのだろう…と思わせるものがあって やはり、実にチャングムらしい終わり方だったよね。 それにしても、8年後のトックおじさんは服装も仕草も全く変わらないのに しっかり年月分老けているところが、さすがだと思いましたぜ。 『『チャングムの誓い』他、韓ドラetc.の感想はREVIEWの部屋から行けます ☆やっくんち☆ ◇人気映画・TVBLOG◇ 宮廷女官 チャングムの誓い DVD-BOX I お得なチャングム食器5点セット[韓国食器] 世界遺産を一挙周遊。韓国の魅力がたっぷり詰まった完全保存版。シンフォレスト 韓国百景・世界... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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