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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
先週の夏子先生in『スタパ』チラリ見たんだけど
髪型&化粧で別人みたいだった。 『チャングム』のミン尚官(キム・ソイ)をバラエティで初めて見た時を思い出した。 って、例えが逆にマニアック? …ひじゅにですが何か? 「ここから命が始まって繋がっていくのよね」 夏子先生の婚約者がいる広島に原爆が落とされたという知らせが入ったエピが 前の回のラストにイキナリ登場しインパクト残して「つづく」になり 次の回で続きが始まったと思ったら前半でアッサリ終了 …した時のことを思い出し 佐藤仁美も先回ラストでイキナリ現れたので、似た様な扱いかもな …と思っていたら、本当にそうだった(笑) ま、この2つに限らず、結構こーいう扱いが多い『おひさま』ではある。 連載ドラマである以上、 その回のエピを無事終わらせて余韻を残して終わるより 新たなエピへの期待を持たせることが必要なんだろうな。 ならば、次の回にそのエピを十分に発展させてほしい気がするけど そうならないことが多いのは 1:描きたい事が多過ぎて配分が難しいから 2:このエピそのものには大して重きを置いていないから 3:このエピ後の陽子達の心情を描くことがメインだから 4:悲しいエピはチャッチャと終わらせて軽いお笑いを入れたいから 5:早くタケオ君を登場させたいから まあな、 今回のことで言えば、佐藤仁美は好きだけど>個人的好み あのシーンを長々やっても、あんまり意味はないし、ベタ度が高まるだけかもな。 要は、 ハル兄さんの人生にも光はあった! ってことだよね。 あっという間に海の藻屑となってしまったハル兄さんは 軍医として活躍する機会もないままだったかもしれない。 優等生だったハル兄さんは医大に軍医にと一生懸命勉強したのに 生かすところまで行かないうち…まさに夢の途上で終わってしまったのかもしれない。 母さんの病気を治したくて医者を目指したのに、その前に母さんは亡くなってしまい 実家で須藤医院を始めるという夢も、実行前に消え去ってしまい シゲ兄さんの様な若い兵士達の力になることも出来ず あまりにも呆気なく、その人生を終えてしまった。 それだけだったら、あまりにも悲しい。 でも、あの女の子をハル兄さんは救うことが出来た。 あの瞬間、須藤医院は存在していた。 あの場の診察だけでなく それへの感謝を胸に母子は戦争中も懸命に生き抜いてきたわけで もっと大きな意味でも救ったことになる。 女の子の名前が母さんと同じ「ヒロコ」というのはアザトイっちゃーアザトイけど でも、母さんを救いたかった兄さんの気持ちが、そこに成就されたと見ることが出来る。 女の子の将来の夢が「看護婦」というのもアザトイっちゃーアザトイけど 兄さんが出来なかったこと―大勢の人の命を救うこと―が あの子を通して成就していくかもしれない。 それは、母さんが言っていた「繋がり」かもしれない。 兄さんにとっての一番の救いかもしれない。 ハル兄さんを思うと、これは大切なエピだったと言えるな。 アザトイと思えなくもない要素があるのを考えると、短いエピで正解だしな。 ハル兄さんは応急処置したんじゃなくて、診察して病院へ行くようアドバイスしただけ? とか 須藤医院を探してしっかり須藤家に来ちゃう佐藤仁美って勘良過ぎ! とか 「この辺に須藤医院なんてないよ」と教える地元民はいなかったのか? とか ささいなツッコミはしないでおいてあげよう>ぇ 直後、家族3人で呆けた様に座っているところは良かった。 シゲ兄さんはハル兄さんを「カッコ良過ぎる」と言い、 兄に対して抱いているコンプレックスをカミングアウト。 死ぬのが怖いというハル兄さんに、自分は怖くないと答えたのは 軍人としての誇りから来る「建前」でもあったろうし 頑張ってきた自分や仲間達を否定したくない「意地」でもあったかもしれないけど いつも正しくて「カッコイイ」兄へのコンプレックスが言わせた部分も大きかったのかもな。 だからこそ、ハル兄さんが亡くなって自分が生き残ったことに苦悩していたわけだけど 死して後も「カッコイイ」ところを残してくれたハル兄さんに 自分はやはり、先を行く兄を追い越せるよう頑張って生きなければ…と思えたかも? で、こうした色々を 15分まるまる使って盛り上げて盛り上げて 視聴者の涙を搾り取る描き方にも出来たはずなのに 父さんの、ちょっこし寒い漫才@しげきようこの妄想にしちゃうところが『おひさま』流。 シゲ兄さんと陽子の掛け合いは漫才の様だと言ってたのはハル兄さんだし 寒いのは「サクラ」の駄洒落の頃から続く父さんの“お家芸”だし(笑) ここは視聴者も、乗って笑ってあげるのが最善かもね。 「私もお父さんも、そして茂樹兄さんも、もう大丈夫だって気がした」 思っていたよりシゲ兄さんの立ち直りは早い様子で これが別のことなら夕陽の陽子の大袈裟ネタバレーションに怒るところだけど でも、そのネタバレーションからずっと心配し続けてきたことだから 軽く済めば、やはりその方が良い、と思える。 ラストはタケオ君登場。 これも同じ様に、明日前半でアッサリ終わってしまうのかもしれないけど(笑) タケオ君もまた、立ち直ってきたみたいで素直に嬉しい。 リヤカーに乗せた野菜は>あんなに豊富? 手土産+結婚祝い? これを機会に丸庵に卸すようになったりして? そして、それが現在までも続いている? ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/245-7a3a5383 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ☆朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆ やっくんち
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