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カテゴリ:相棒
第9話『あとぴん~角田課長の告白』
角田課長のパンダマグカップの謎が解けた! …のが、今回の収穫>ぉ 「この歳でハブられるのはシンドイんで」by冠城 先々回は別行動 先回は自分から巻き込んで一緒に捜査するも 右京さんの“正義”には付いて行き難く 今回はというと 仲間外れにされて寂しがる冠城さんであった(笑) 角田課長が主役の回― 中学時代からの親友の一人を亡くし その死の真相を右京さんに探ってほしいと依頼。 「この歳になると仲間が一人いなくなるのは寂しい」 中年の悲哀を漂わせる課長。 悲哀といえば 内村&中園に呼び出されたシーンでは 後姿を下側から舐める様にカメラが動き 画面に頭頂部だけが残るという残酷な(?)映し方にも 非常に濃く漂っていたし>ぉ 何よりラスト近く 「てんもん」の最後の写真を手に走るシーンが最高。 映画『光州5・18』(キム・ジフン監督)での キム・サンギョンがそうだったけど 本人は真剣になればなるほど スローモーションで映されるその姿はアタフタとヨタヨタと カッコ悪くて滑稽でさえあって それがどうしようもなく涙を誘う。 今回の課長もそんな感じ。 カッコ悪くてカッコイイ。 もう一つカッコ良かったのは 右京さんの推理をサラリとかわすところも 良かったっすよ、課長 もう一人、印象的だったのが相島一之さん。 ドラマをあまり観ない私なので ちょっとお調子者みたいな役の彼しか知らなかった。 今回は終始、険しい表情で、新鮮だったし凄いなあと思いましたぜ。 「真実を知るというのは犯人探しではなく 出来事のの裏に潜んでいる何かを探り上げることにあるんですよ」 右京さんの言葉通り、今回の(今回も、だな)話は 事件の真相よりも、その背後にある人間ドラマが重要だった。 相島さんにも、角田課長にも 殺された「てんもん」も 表に出せない“何か”を抱えていて それらが明らかにされた時 彼らの思いと共に、浮かび上がるのは 「あとぴん」と綽名されていた教師に姿 ってところが感動的だった。 その「あとぴん」自身は意識なく横たわったままだったのに 実は彼自身が本当の主役だったのね、って感じで。 「あとぴん」の由来は 後ろにピンとのズレた写真を撮るから …ってことだけど それだけでなく、それに重ねて 「教室の真ん中で光ってる連中じゃない 俺達みたいな奥で固まってるダメなヤツにばかり目をかけてた」 …という課長の言葉が素敵だった。 まあ、その代わり 事件の真相は大したことなかったな>ぉ 早とちりで殺しちゃうのも難だし 何よりカメラを売っちゃうって…アナタ(笑) 見つかるに決まってますがな。 他に細かい点では 「鑑識はどうも鬼門で」 という右京さんに 米沢さん、カムバ~ック! と叫んでしまった(^^;) あと、写真部メンバーが 中学時代と現在と、顔立ちや雰囲気が合わせてあるのが 何とも良い感じだったな。 何故か角田課長だけは、今より中学時代の方がイケメンだったけど。 あ、そうか、これ課長自身の思い出だからフィルターかかってるのね(笑) 脚本:宮村優子 監督:橋本一 ゲスト:相島一之 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2397-36f3927c ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! パンダマグカップ 銀塩カメラを使いなさい! 冬の星空 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2016.12.11 21:16:44
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