|
カテゴリ:中小企業の生きる道
名刺はパソコンで名刺ソフトが出来た20数年くらい前から自分で作っています。
印刷屋さんに頼むと100枚単位ですが、自分で印刷するのは多くて40枚単位です。 と言うのは、内容がコロコロ変わるからです・・・(笑)。 デザイン(ロゴ、位置)やキャッチフレーズなどコピーで新しいアイデアが浮かんだり、不動産免許の更新や新しい資格の追加などで、大体6ヶ月に1回くらいの割合で変えていきます。 名刺は表面だけでなく、裏面も活用します。 初対面の人と会う時に、出来るだけこちらの情報を相手に伝えたいというのは、零細企業経営者の誰しもが考える事です。 大企業勤務の人の名刺は、会社名だけでインパクトがありますが、零細企業経営者の名刺なんて普通は無視されます・・・(涙)。 単に表面に会社名と名前と住所だけ書いただけでは、何の意味もありません。 ゴミ箱直行を阻止する為に、裏面を見た瞬間「ウン・・・?」と思わせるためにイロイロと書いておくのです・・・(笑)。 このように名刺に拘る原点は、サラリーマン時代の経験です。 2,300人規模の建築建材金物メーカーの営業でしたが、名刺が顔写真付の2枚つづりになっていたのです。 そこにはイロイロ工夫が施され、会った日付が書けるようになっていたり、会社のスローガンが書いていたり、メモスペースがあったりしました。 なので、初めて会った人のほぼ100%が「ウン・・・?」となって、最低1分くらいは名刺の話題になりました。 そこからスムーズに商談に持っていくのが会社の「手」だったのです。 「これだ!」と思ったのは言うまでもなく、サラリーマンを辞めて家業に戻ってから、即採用したのです・・・(笑)。 ただ、写真付と2枚つづりはコストが掛かるので、特に裏面を工夫してコストを抑えました。 今はホームページのURLを載せたり、私の携帯番号を載せたりと、1枚の名刺の裏表に「情報がギッシリ詰め込める」という大きなメリットがあります。 デジタル社会になっても、こんなWEB情報満載の名刺という紙媒体も利用しなくては損です。 ビジネスで全く初対面の人と会話をするときに一番困るのが、会話の「継続性」です。 営業マンの優劣は、時間の許す限り「如何に長く話すか(受注に繋がる核心を突いた話を)・・・」に尽きます。 話題が何も無ければ、名刺交換して会社名と名前の確認だけでオワリです。 そんな事だと営業マン失格なので、他の部署に回してもらうか、話題を広げるために翌日から日経新聞を熟読するしかないですねェ・・・ 何も話題がなさそうな所から、「何か?」を引っ張り出してきて、それから会話に繋げるのが営業マンの腕の見せ所です。 私の場合、裏面の上半分に事業内容を、下半分に保有資格と趣味を書いています。 これだけ書いていると、話題に困りません・・・(笑)。 5つのビジネスで、音楽スタジオや卓球場や自習室は中学生や高校生のお客さんが多いですが、彼らも立派なお客さんですので、1人前として扱い名刺をちゃんと渡しています。 ほぼ100%の中高生らは「人生初」の名刺で、感動されているのがよく分かります・・・(笑)。 人生初ですから、彼らの記憶に一生留まるでしょう・・・ これも一つの演出で、「家に帰ったら、お父さんやお母さんにこんなところに行ってきたんやと、この名刺を見せといて・・・」と一言付け加えます。 これで親子のコミュニケーションのお手伝いが少しでも出来れば幸いです。 資格に関しては、全て50歳を超えてから(織物業を廃業してトランクルームに転業後)勉強して取りましたが、本当は9つも持っていますが紙面の関係で割愛したのですが、あれだけ一生懸命勉強したのに「宅建」以外殆ど役に立っていません(収益に貢献せず)・・・(涙)。 あれだけ時間と情熱を燃やして勉強したのに、オレの青春?を返してくれ・・・と言いたいです(笑)。 資格なんて国家資格の独占業務でないと中々役に立たないと思います。 医者になるのに受験勉強に膨大な時間を費やし私大医学部だと6年間の授業料だけで平均3000万円台も掛かり、弁護士になるのも秀才が必死に勉強してもなかなか合格できない超難関試験です。 めでたく医者や弁護士になったとしても、そこから年収1000万円以上稼げるようになるには相当な実務経験を積み重ねなければなりませんし、当然その仕事に合わなかったり技術が未熟だったりで落ちこぼれも出てくるという、体力的にも頭脳的にも精神的にも三拍子揃っていないと非常に厳しい世界だと思います。 だからこそ、医者や弁護士は社会的にも尊敬に値する存在だと思うのです。 私みたいに中途半端な資格ばかり持って、これまた突き詰める事なくダラダラと長くしている趣味をいくつも持ち、適当に色んなビジネスに手を出して、それをまた自慢している?自分自身がホント恥ずかしいです・・・ という事で、一人で5つのビジネスをするには「時間との戦い(勝負)」です。 もう還暦オーバーになると、仕事だけでなく旅行や趣味も充実させなければ「何のための人生か?」となるので、余計に時間が不足します。 そういう日々の生活で、この名刺裏の活用術が大きな戦略になるのです。 イロンナ情報を凝縮した名刺を1枚渡すだけで、勝手にビジネスが広がっていきますから・・・ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.27 04:56:13
コメント(0) | コメントを書く
[中小企業の生きる道] カテゴリの最新記事
|