この前横浜中華街に行ったときに、
どんどんさんと
梅蘭焼きそばを食べて非常に満足したのは梅蘭新館の新館
となりにあるのは、梅蘭新館の本館?
そして、検索してヒットしたのは、
梅蘭中華街本店と
その支店
ここには新館はなし。
これは、どういうことでしょう??と、あるラーメン大魔王さんが調べなさいということで
調べてみると
梅蘭新館の店長は、藤江少力店長
梅蘭の店長は、藤江少波店長
先代は04年10月19日にお亡くなりになった 藤江林洋一氏(横浜中華街「梅蘭」代表取締役社長、福建省福清市出身)
新館のほうが弟さんで、梅蘭のほうがお兄さんということで合ってますかね?
おすすめランチアンケート1位:梅蘭 78票
1986年に、藤江少波店長(42)のご両親が開店。当初メニューに焼きそばはありませんでしたが、「五目焼きそばを作って」というお客さんの要望で焼きそばを作ろうということに。しかし普通の焼きそばではおもしろくないと思った藤江店長は、肉まんにヒントを得て、こんがり焼いた焼きそばのなかに野菜のあんが入った「梅蘭焼きそば」を編み出しました。
昨年は「渋谷店」、今年は「ららぽーと横浜店」と中華街に「梅蘭酒家」をオープンし、どのお店でも「梅蘭やきそば」が味わえるようになりました。今後も都内を中心に店舗を増やしていきたいそうです。
クラルスさんのブログ、
クラルスの横浜・元町中華街便り 梅蘭酒家 関帝廟通りにオープン
に書かれていました。
「食彩・横浜中華街」(服部一景著)によると・・・
梅蘭のオーナー林兄弟は1984年福建省から日本に来日。家族14人でおばあちゃんの国・日本にやってきた。
梅蘭焼きそばはちょっとした工夫から。具を中に入れて卵をまわりにかけて焼いて・・・二人で食べて大当たりだと思ったそう。当時は朝の10時から夜中の3時まで、ずーっと店に泊り込んで働いたのだとか。
常恭敬得菩薩・としさんのブログ、
もっと緑響くレストラン2横浜中華街への食事その1 によると
店主のお父さんが店名を
付けたらしく、運がいい蘭の花と梅蘭芳(メイランフォアン)という女形俳優の名前から
とったらしい。
目玉商品の「梅蘭焼きそば」の食材は特別ではないという。ちょっとした工夫から生まれた
ヒットメニューなのである。元々お兄さんとおかずで食べていたらしい。1984年に
福建省から家族14人でおばあちゃんの国である日本にやって来た。梅蘭は硬めの細麺を
従来使っていたので、これに具を入れてみた。焼くと麺がパリパリと香ばしい。
ひっくり返して焼いてみて、これはと思ったらしい。当時の焼きそばには牛肉が入っていた。
周りに卵をかけて焼いたら美味しそうな黄色になった。香りもいいし食べても旨い。
これは大当たりすると兄弟で思ったらしい。次の日、常連客に食べてもらったら一口で
旨いって反応が返って来た。肉は豚肉にして野菜はモヤシとニラとたまねぎ。これが
噂で広まり今の人気メニューになった。
これは簡単に出来た訳じゃ無い。来日してから料理の修業を始めた店主。その間、母と姉が
中華街でテーブル1つとカウンターに6人だけの中華家庭料理店で頑張った。それでも
限界があり、修行を切り上げてその店で料理を作る事に。1人で料理を作って出して、
片付けて、皿を洗って・・・。全部1人でやっていたらしい。午前10時かの仕込みから
当時は午前3時まで働いて、店に泊まる事もあったらしい。
でも努力と工夫で頑張った。一つの炒め物でも人によって違う。八宝菜は作り方は簡単、
でも作り手が違えばみんな違う味。それをどう工夫するかである。ちなみに八宝菜は
中国には無いメニューだそうだ。