まっちゃんが阪神開幕に合わせて退院!!本当に良かった!!
開幕勝利、アニキのバースデーホームランは見れたかな~
祝杯は、まだ無理かもしれないけど、これからもがんばってほしいです
松村邦洋が退院、「アニキありがとう」
2009.4.4 05:02
3月22日、東京マラソンのレース中に心筋梗塞(こうそく)で倒れ、都内の病院に緊急入院したタレント、松村邦洋(41)が3日、退院し、都内で会見を行った。一時は心肺が停止しながら、入院わずか13日で早期退院。デブタレ卒業宣言も飛びだした。驚異の回復の裏には、この日本塁打を放ち、開幕戦勝利を飾った、熱狂的ファンの阪神・金本知憲(41)の存在があった。
無数のフラッシュに照らされ、松村のほおが紅潮していく。体重は104キロから99.7キロに減ったが、顔色は入院前と変わらない。会見の冒頭、神妙な表情で深々と頭を下げた。
「こうして、生きて帰ってこられたことが不思議なくらいです。今回をきっかけに、デブタレントを卒業させていただきたい。芸能の寿命より、本当の寿命が恋しくなりました。1度死んだつもりで、ゼロから一生懸命、どんな仕事も頑張っていきます」
所信表明では少しだけ声を詰まらせた。また、意識不明に陥った瞬間を「ガードレールに足を乗せて柔軟運動している最中、『あ~これはダメだぁ』と思ったまま、気が付いたらベッドの上でした」と振り返った。
一時は心肺が停止した。病院で完全に意識が戻ったのは25日。海を越えた米国で侍ジャパンが連覇を達成していた。担当医から「うれしい知らせがあります。WBCで日本が世界一になりました」と声を掛けられ、目を覚ましたという。
3度の飯と同じくらい、野球を愛する松村らしい“蘇生”だった。28日にはセンバツで地元・山口の南陽工が強豪PL学園を破った。病室でテレビ観戦し、「うれしくて、すっかり体調がよくなった気がしました」と満面の笑みだ。まさに、驚異的な回復のキーワードは「野球」だった。
入院中はプロ野球の開幕戦が気になった。「病室のテレビは(阪神戦を中継する)スカパーが映らないので、土日に退院すると開幕戦が見られない。(熱狂的ファンの)金本選手の誕生日でもあるので、この日に退院したかったんです」。この言葉にこたえるように、球界のアニキは先制打に本塁打と大活躍。自らの誕生日とともに、松村の退院を祝ってみせた。
松村は「阪神ファンの人生は3回優勝を見たら終わるといいますけど、4、5回見たいなと思います」。金本の闘魂を注入された不屈の“虎党精神”で、早期復帰を実現したのだ。今後は体力の回復を見ながら、徐々に仕事へ本格復帰する。阪神の優勝を願いながら。