阪神・メッセ、ようやく援護「みんなに感謝」
(セ・リーグ、DeNA3-8阪神、9回戦、4勝4敗1分、13日、横浜)阪神のメッセンジャーは4月17日以来の3勝目を挙げた。
ここ3試合の登板で、自らがマウンドに立っているときには味方打線が無得点だった。この日は一転、二回までに大量6点をもらった。六回まで150キロ超の直球を軸に、失策が絡んで自責点0だった五回の3失点にまとめた。「序盤から援護してくれた野手のみんなに感謝」と控えめに喜んでいた。
阪神6安打で8点!貯金2で交流戦突入
阪神打線が6安打で8点を奪い、貯金2で交流戦に突入することになった。
阪神は初回、制球に苦しむDeNA先発の国吉を攻略。先頭の鳥谷が四球で出塁すると、平野中前打、マートン四球で無死満塁。ここで金本が通算1498打点目となる押し出し四球を選ぶと、一死後に浅井の三ゴロの間に1点。さらにブラゼルが右中間を破る2点二塁打で4点を先制した。
二回には二死一、二塁から金本のゴロを遊撃の梶谷が一塁へ悪送球、浅井の遊撃内野安打で2点を追加し、わずか3安打で6-0と大量リードした。
四回まで無失点の先発・メッセンジャーは五回、一死から黒羽根のゴロを三塁の新井が一塁悪送球で出塁を許すと、二死満塁とされ、筒香の右前2点適時打、ラミレスの右翼線への二塁打で3点を返された。
打線は三回から八回まで6イニング連続で三者凡退に封じられたが、九回に関本、平野の安打とマートンの中越え適時二塁打でダメ押し。
メッセンジャーは自身の連敗を止め、今季3勝目を挙げた。