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頑張ってますね。
金メダルよりも、もっとすごいことです。 4年後へ大きな一歩!沙羅、史上初のW杯総合連覇!!/ジャンプ ソチ五輪後の初戦を行い、五輪4位だった高梨沙羅(17)=クラレ=は1回目にただ1人ヒルサイズを越える100・5メートル、2回目が99メートルの252・0点で圧勝。今季11勝目でW杯得点を1320点に伸ばし、761点で2位につけていた五輪金メダルのカリーナ・フォクト(22)=ドイツ=が欠場したため、5戦を残し史上初の2季連続総合優勝。4年後の平昌五輪へ大きな一歩を踏み出した。伊藤有希(19)=土屋ホーム=が3位に入った。 強い風が舞う難条件の中、実力を見せつけた。高梨は1回目にただ1人HSを越える100・5メートルを飛び、125・3点でトップに。2回目は99メートルの合計252・0点。文句なしの今季11勝目で史上初の2季連続総合優勝を決めた。 総合2位で追った五輪初代女王のフォクトが前日の練習で転倒、膝の痛みで出場を取りやめた。5位でも総合優勝が決まったが、高梨が手を抜くことはなかった。 「気持ちよく飛べた。勝てて安心した。ソチ五輪が終わり、次に何ができるかを考えたらW杯の総合優勝だった。小さなころからお世話になっている先輩(3位の伊藤)と一緒に表彰台に立てていい一日になった」 絶対本命だったソチ五輪では独特の雰囲気にのまれて4位。悔し涙を流した。4年後の平昌五輪へ「もっと技術面も、精神面ではかなり鍛えていかないと」と誓い、「総合優勝を取るしかない」とW杯終盤戦に照準を合わせた。14戦で11勝目をあげ通算勝利はジャンプ女子最多の20勝に到達。ノルディック複合の荻原健司(現北野建設監督)を抜いてW杯の日本選手歴代単独最多となった。 1メートル52、45キロの小柄な体が大きな武器だ。身体をぐっと縮め、空気抵抗の少ない低い助走姿勢から鋭く踏み切り、助走速度をロスせず空中姿勢に移って飛距離を伸ばす。体重が軽く膝などへの負担が小さいのも利点だ。最大のライバルだったサラ・ヘンドリクソン(米国)は膝の負傷で今季を棒に振った。五輪銀のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)は五輪後の練習で膝を痛めて手術を受け総合優勝争いから脱落し、フォクトも…。着地の衝撃で膝を痛める選手が多い中、高梨は無事にシーズンを戦いライバルたちに差をつけた。 4年後、五輪の舞台での真の雪辱へ、高梨の新たな歩みが始まった。 高梨 沙羅(たかなし・さら) 1996(平成8)年10月8日生まれ、17歳。北海道上川町出身。グレースマウンテン・インターナショナルスクール在学中。クラレ所属。8歳でジャンプを始め、2011年1月のHBC杯で女子の国内最長不倒記録となる141メートルを飛び初優勝。11~12年はW杯第11戦で日本女子初優勝を果たし総合3位。昨季はW杯8勝を挙げ史上最年少の総合優勝。13年世界選手権個人銀、混合団体金。2月のソチ五輪4位。1メートル52、45キロ。 沙羅が逆転で4連勝! 今季12勝目/ジャンプ ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日、ルーマニアのルシュノブで個人第15戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が4連勝で今季12勝目を挙げ、通算勝利数を21に伸ばした。 2季連続の総合優勝を決めている17歳の高梨は、1回目は85メートルで2位だったが、2回目に93・5メートルを飛び、合計230・4点で逆転優勝した。 1日の第14戦で3位に入った伊藤有希(土屋ホーム)は87メートル、91メートルの210・4点で6位。渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は20位、茂野美咲(CHINTAI)は23位、竹田歩佳(ライズ)は29位だった。岩渕香里(松本大)は2回目に進めなかった。(共同) 高梨沙羅の話 「1回目は踏み切りのタイミングが遅れて後半伸ばすのが、難しくなった。2回目はうまく修正できた。まだまだ技術面も精神面も欠けているところがある。もっとレベルアップしたい」 伊藤有希の話 「内容は良くなってきているが、なかなか結果がついてこないのが悔しい。ジャンプとしては2回目の方が良かった」 渡瀬あゆみの話 「1回目は悪くなかった。でも2回目は新しい課題をクリアしようとして、少し力が入ってしまった」 茂野美咲の話 「前日は自分のジャンプができなかった。きょうは難しい条件の中で、今の自分でベストのジャンプができた」 竹田歩佳の話 「きのうはすごく悔しい思いをしたので、ほっとしている。W杯得点(30位以内)を取りたかった。夢中になって飛んだ」 沙羅、W杯4連勝!「いいところ見せたい気持ちあった」/ジャンプ ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子個人第15戦(2日、ルーマニア・ルシュノブ=HS100メートル、K点90メートル)2季連続の個人総合優勝を決めた高梨沙羅(17)=クラレ=は、1回目85メートルで2位だったが、2回目に最長不倒の93・5メートルを飛んで逆転。合計230・4点で今季12勝目を挙げた。ソチ五輪4位の悪夢を振り払い、W杯は4連勝。日本最多の通算勝利数も21に伸ばした。1日の第14戦で3位に入った伊藤有希(19)=土屋ホーム=は6位だった。 やっぱり表彰台の真ん中が似合う。女王・沙羅が今季3度目の4連勝。ソチ五輪こそ4位に終わったが、W杯では今季15戦中12勝と圧倒的な強さを誇っている。 「1回目は踏み切りのタイミングが遅れて後半伸ばすのが、難しくなった。2回目はうまく修正できた」 条件に恵まれなくても好結果を出した。1回目は強い追い風を受けてK点を5メートル下回ったが、2回目に最長不倒の93・5を飛んで逆転。すでに日本最多のW杯通算勝利数を21に伸ばした。 五輪初代女王のフォクト(ドイツ)らライバルは負傷で不在。W杯個人総合2連覇も決めたが、沙羅の「ベストを尽くしたい」という姿勢は変わらない。「まだまだ技術面も精神面も欠けているところがある」と、さらなるレベルアップを目標に掲げている。 2年前に完成したルーマニアのジャンプ台には連日、数千人の観客が集まった。「いいところを見せたいという気持ちがあった」。女王らしい大飛躍で歓声を浴びた。残り4戦。沙羅が全勝フィニッシュへと突っ走る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 3, 2014 06:16:00 AM
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