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テーマ:タイガース党(8270)
カテゴリ:野球
和田監督を、やたらと責めることしかできない虎ファンがいますが
首位まで1.5ゲーム差なんですよね。 あれだけ強いパリーグ相手に唯一勝ち越し 今年は、戦力補強もなければ、主力の不調で、投手陣、打線の成績が一番低い状況で、5割に近い状況なのは、監督の力ですよね。 しかし、おもしろくなってきたな~ 横浜は、どうせ、そのうち落ちるのは分かっていたけど、広島、中日、ヤクルトが強い。。。 上との差より、下との差が気になります。。。 セ界恐慌…巨人大逆転負け、20日負ければ首位なのに貯金「0」 十回二死満塁で遊ゴロに倒れた堂上は、ヘルメットをたたきつけた。巨人の貯金はついに1個。それでも首位とは… (セ・リーグ、巨人5-8中日=延長十回、10回戦、5勝5敗、19日、東京ドーム)首位なのに、とうとう貯金1…。プロ野球は19日、セ、パ両リーグがリーグ内対戦を再開した。巨人は中日10回戦(東京ドーム)でリリーフ陣が崩壊し、延長十回、5-8で敗れた。セは交流戦でパに大きく負け越し、5球団が借金を抱える中、巨人もついに貯金1。20日に負ければ、ついに全球団貯金なし。首位・巨人から最下位・広島まで3.5ゲームの間にひしめく大混戦とはいえ、これはもはや「セ界恐慌」だ。 八回、満塁のピンチに巨人・山口鉄也の球を後逸し失点する巨人・実松一成=東京ドーム(撮影・春名中) 悪夢の連鎖だ。竜に飲み込まれた。午後10時18分。5-5の延長十回、平田の打球が右翼ポール際に飛び込むと、万事休す。「何が狂わせたのか?」。今季チーム最長、4時間35分での敗戦後。こう問われた原監督は静かに振り返った。 「八回、九回と、役割を持った人たちをマウンドに上げることができた。しかしこの2イニングで出した(4個の)フォアボール。これが全てではないでしょうかね」 天国から地獄だった。交流戦を7勝11敗と負け越し、貯金2で再開となったリーグ戦。指揮官が「リスタート打線」と命名した打線は七回に3点を勝ち越すなど12安打5得点。だが今度はマシソン-山口-沢村の「勝利の方程式」が崩れた。 3点リードの八回に登板したマシソンが一死後、ルナに四球を与えると、和田に適時打を浴びた。続く山口も代打・小笠原に四球で二死満塁とされ、代打・福田への初球を実松が捕逸して1点差に迫られた。 九回、中日・エルナンデスに勝ち越し適時打を許し呆然の巨人・沢村拓一=東京ドーム(撮影・春名中) かろうじて1点のリードを保った九回。今度は沢村が先頭の亀沢に四球。ルナの併殺打の間に同点とされ、二死一、三塁からエルナンデスに適時打を浴びた。いずれもはっきりとしたボール球から崩れる、最悪のパターンだった。 さらに新たな課題、捕手難も露呈した。原監督はリーグ戦再開に向けて、首痛を抱える阿部の一塁再転向を決めた。七回、“新・正捕手”の相川に代走・鈴木の勝負手を打って勝ち越しに成功。ところが“抑え捕手”を託した実松が2個の捕逸。いずれも失点に絡んでしまう。守り勝てない不安が表面化した。 これで最近10試合では1勝9敗。シーズン34勝33敗となり、最大9あった貯金はついに1個になった。既にDeNAも交流戦前の最大貯金11を吐き出して、11連敗のこの日で借金2。巨人が20日も敗れれば、勝率5割となり、セ・リーグから貯金チームが消える。まさに66年目のリーグの歴史にとって屈辱の大暴落、「セ界恐慌」を迎える。 十回、平田良介に勝ち越し3点本塁打を浴びる巨人・宮国椋丞=東京ドーム(撮影・春名中) 「個人名を挙げる必要はないと思うけど、打線は粘りというか、点も取れている。いい時間を使ったと思う」 原監督は打線の復調にかすかな光明を見いだした。交流戦前は首位と最下位が8・5ゲーム差だったが、いまや最下位の広島まで3・5ゲーム差。パに押しつぶされた結果とはいえ、これほどの激戦は栄光のV9を達成した1973年以来。リリーフ、捕手と新たな不安を抱えた王者が混戦を抜け出すきっかけは、まだ見えない。 (長崎右) ★リスタート打線 原監督は前日18日、東京ドームでの練習中に阿部、村田らが復帰して中心選手がそろう新オーダーを「リスタート打線」と命名。交流戦までのチーム打率.238からの3分アップを厳命した。当初は「待ったなし、しっかりせい打線」と自虐ぎみだったが王者らしく気を取り直し、「シンプルに『リスタート打線』でいい」とポジティブに宣言した。 データBOX 〔1〕巨人が負け、首位球団の貯金が1という異常事態となった。2リーグ制となった1950年以降、巨人が貯金1で首位は、開幕当初や近年では2004年5月7日の29試合目(15勝14敗0分け、阪神と同率首位)などがあるが、6月以降、60試合以上を消化した時点では見当たらない。 〔2〕最下位の広島が勝ち、1-6位までのゲーム差が3・5の大混戦となった。セ・リーグで60試合以上を消化して1-6位までのゲーム差が3・5だったのは73年9月8日以来、42年ぶり。 世界恐慌 1929(昭和4)年に起こった世界的な不況。「大恐慌」とも呼ばれる。ソ連の世界市場からの脱退を機に、米国内で株価が不安定な時期が続いた。こうした状況下で、ニューヨーク証券取引所で株価が大暴落(暗黒の木曜日)。このパニックがきっかけとなって、世界各国に金融恐慌および経済の後退を引き起こし、約1000万人の失業者が出た。日本でも企業倒産が続出し、農作物などの価格も下落。身売りや欠食児童などが社会問題となった。 長~いトンネル11連敗…キヨシ監督「何を言っても言い訳になる」 連敗は止まらず…。中畑監督の口も、こんなにひん曲がってしまった (撮影・今野顕) (セ・リーグ、DeNA1-3広島、10回戦、DeNA7勝3敗、19日、横浜)横浜を覆う雲は、晴れなかった。七回に1点を返すのが精いっぱい。1分けを挟んでの連敗記録が、また伸びた。 「何を言っても言い訳になる。それよりも、とにかくウチは勝たないといけない」 中畑監督の目は真っ赤。2008年に喫した14連敗以来の連敗街道。6月はまだ1勝で、8試合を残して早くも今季初の月間負け越しが決まった。リーグ再開初戦を「開幕戦」と表現し再出発を誓ったが、風向きは変えられなかった。 三回の失点は筒香が打球を見失った二塁打から。七回も井納の暴投(12球団トップのチーム42個目)から失点。指揮官はミスを責めず「足りないのは勝つ“気”じゃないかな。その“気”の中で無心にボールを追う。それで駄目ならオレが責任を取る!」と覚悟を示した。 連敗止まらず渋い表情のDeNA・中畑監督=横浜スタジアム(撮影・今野顕) スタンドの熱は、まだ冷めていない。今季16度目の大入りで、20日には女性向けイベントも開催。ハマスタの5割超が女性ファンで埋まる大入りが見込まれ、空気が変わる舞台も整う。まだ巨人とは1・5ゲーム差。「後ろを向いてもしようがない。まず、明日(20日)の試合を全力でやる」。中畑監督の決然とした声が、霧雨の空に響いた。 (志田健) ★14連敗した2008年は… 大矢監督のもと、05年(3位)以来のAクラス入りを目指したがスタートからつまずいた。4月上旬に最下位に転落し、その後も低空飛行。内川(現ソフトバンク)が首位打者(打率.378)、村田(現巨人)が本塁打王(46本)を獲得したが、投手陣が両リーグワーストのチーム防御率4.74と崩壊。9月14日から10月3日に球団ワーストタイの14連敗(1分けを挟む)を喫するなど不振を極め、48勝94敗2分けで2年ぶりの最下位に終わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2015 09:11:42 AM
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