今日は春の嵐の一日でした。
国会は、公文書に関する衆議院予算委員会の集中審議です。
一日テレビ中継されました。
こちらも、前日に愛媛県の「首相案件」文書をめぐって、大荒れでした。
また、呼ばれもしない太田局長がしゃしゃり出て答弁です。
首相の後ろでは、秘書官がささやくのではなく、ヤジをとばす始末です。
柳瀬、愛媛県、今治市、下村、安倍と、嘘をついているのは、誰でしょう。
官邸に行ってないなら、カラ出張? そんなバカなです。
NHK ニュース:
柳瀬氏は、「記憶の限りでは、お会いしたことはない。
私が外部の方に首相案件になっているといった具体的な話をすることは
ありえない」というコメントを出しています。
11日の会見で中村知事は、改めて文書は県職員が作成したものであり、
内容は信用している考えを示したうえで、
柳瀬氏のコメントについては「『記憶の限り』という言葉が気になる。
どうなのかなと聞いたほうは感じてしまう」と感想を述べました。
そして、「国のほうで丁寧に説明してもらいたい。
正直に、丁寧にということに尽きる」と述べ、
関係する省庁が情報を公開して説明するよう重ねて求めました。
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は東京都内で行った講演の中で、
「柳瀬経済産業審議官が、『記憶の限りでは会っていない』
というコメントを出したが、理解できない。
『記憶の限りでは』という注釈をつけなければいけないんだったら、
『会っていない』と言い切れるはずがない。ちょっと考えられない」
と批判しました。
夕方のニュースではこんな報道も。
女性記者に「胸触っていい?」「浮気しよう」 財務省トップがセクハラ発言
4/11(水) 17:00配信
森友問題の収拾に追われる財務省に、トップの信じ難い醜聞が持ち上がった。
福田淳一事務次官(58)が繰り返していたセクハラ発言の数々―――。
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「神奈川県立湘南高校から東大法学部を経て、1982年に当時の大蔵省へ入りました。
福田と同じ入省年度には、迫田英典、佐川宣寿の歴代国税庁長官のほか、
片山さつき参院議員がいます」
と、福田次官について解説するのは、ベテランジャーナリストである。
そんな福田次官の“セクハラ体質”については複数の被害者からの証言が寄せられていて、
「“彼氏はいるの?”と聞かれたので1年ほど付き合っている人がいると答えると、
“どのくらいセックスしてるのか?”と聞かれ、相手が電通マンだと知ると、
“それはお前、遊んで捨てられるぞ”と暴言を吐かれました」(大手紙記者)
「“キスしていい?”は当たり前。“ホテル行こう”って言われた女の記者だっている」
(別の大手紙記者)
記者にとってみれば、財務事務次官は貴重な情報源。
福田次官の振る舞いは、自身の立場を利用した、セクシャル・ハラスメントに他ならない。
さらに、以下のような会話も。
福田 胸触っていい?
記者 ダメですよ。
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。
あるいは、森友問題にまつわる“真面目な”やりとりの最中でも……。
記者 昭恵さんの名前あったからじゃないですか?
福田 デリケートな話なんだよ。それは直接関係ないと思うけど……。
記者 はい。
福田 おっぱい触っていい?
こうした発言について、福田次官を直撃すると、
「何を失礼なことを言っているんだ。誰がそんなこと言っているんだよ!」「ふざけんなよ」
と全否定。4月12日発売の「週刊新潮」では、福田次官の振る舞いの詳細を掲載する。
「週刊新潮」2018年4月19日号 掲載
次官のセクハラ、部下の太田局長は「いくら何でも、ご容赦ください。」でしょう。
以前読売新聞が公安情報で前川文科次官を貶める記事を書きましたが、
時期が時期だけに今回の背景も気になります。
決裁書改ざん、口裏合わせ、ごみ撤去費用文書の署名と、やったのは役所で
悪いのはすべて財務省と役人とは、安倍首相です。
そんな目で見ると、このセクハラ記事は単に文春に対抗というわけではなく、
ちょっときな臭いです。
トカゲのしっぽ切りの次は、イメージダウン?
PS:朝日新聞の続報です。
麻生太郎財務相は12日の参院財政金融委員会で、この日発売の週刊新潮で
財務省の福田淳一事務次官がセクハラ発言を繰り返したと報じられたことについて、
「(福田氏に対し)いまおかれている状況を考えて、
緊張感をもって行動しなければいけないと話した」と述べた。
事実関係の確認や処分については「十分な反省があったと思う」などとして、
行わない考えを示した。
立憲民主党の風間直樹氏の質問に答えた。
週刊新潮によると、福田氏は、30代の女性記者に対し、
飲食店で「胸触っていい?」など、セクハラ発言を繰り返したといい、
当時は国会で森友学園との国有地取引をめぐる追及が続いていた時期にあたる、
としている。
麻生氏は、福田氏から「ひとつひとつのやりとりは定かではなく、確認しようもない。
誤解を受けることのないよう気をつけて参りたい」という釈明があったと説明した。
風間氏は「人間として大丈夫か。処分はしないのか」などとただしたが、
麻生氏は「緊張感を持って対応するように訓戒を述べたことで十分だと思っている」
として応じなかった。
「緊張感を持って対応するように訓戒を述べたことで十分だと思っている」
パワハラ、セクハラにはこれですね。
よく覚えておきましょう。