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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2019.05.10
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カテゴリ:映画



1988に発生した巣鴨子供置き去り事件を題材として、是枝裕和監督が15年の構想の末に映像化した2004年の作品である。母の失踪後、過酷な状況の中で幼い弟妹の面倒を見る長男の姿を通じ、家族や周辺の社会のあり方を問いかけた。

主演の柳楽優弥2004度の第57回カンヌ国際映画祭にて史上最年少および日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題を呼んだ。
(ウィキ)





ストーリー:

秋。2DKのアパートに、母親のけい子と、12歳の明を筆頭に京子、茂、ゆきの4人の兄妹が引っ越して来た。子供たちは、それぞれに父親が違い、学校にも通ったことがなかった。

ある日、けい子が20万円の現金と明に「妹弟たちを頼む」とのメモを残して姿を消した。それから1カ月、4人での生活を続けていた子供たちの前に、ふいにけい子が戻って来る。「どこへ行っていたのか」と尋ねる明に、「仕事で大阪へ行っていた」と嘯くけい子。そして再び、彼女は「クリスマスに戻る」と言って部屋を出て行った。

しかしそれ以後、約束のクリスマスやお正月が過ぎても、けい子は帰って来なかった。母親に捨てられた。そう気づいた明は、妹たちにそれを悟られないよう生活を続けていこうとするが、やがて金も底を尽き、電気や水道も止められてしまった。

明は、やりきれなさから妹弟たちに辛くあたることもあった。そんな中、ゆきが椅子から転落して死んだ。公園で知り合った不登校の少女・紗希の力を借りて、ゆきといつか飛行機を見に行こうと約束していた羽田へ向かった明は、そこに彼女の遺体を埋葬すると、アパートへと戻り、遺された妹弟たちとの生活を再開する。
(KINENOTE)






実際の事件は、無責任な母親の養育放棄事件ですが、この作品はそんな母親を
糾弾する社会派作品ではありません。

母親がいなくても、明るく健気に生きる4人兄弟の日常風景という趣です。
母からの送金がなくなり、連絡が途絶える過程で、長男の変化が興味深いですが
長男は長男、やはりお兄ちゃんです。
可愛そうなくらい責任感がありますね。

父親たちは無責任ですが、コンビニのお姉さんはじめまわりの大人は意外と親切ですね。

事情がわかっても、警察や福祉関係の部署への通報はしません。
東京ではどちらも信用されていないからですね。

虐待でもあれば別ですが、不自由ながらもみんな楽しそうに暮らしています。

ずっとこの生活が続くといいと思いながらと同時に、早く周りの人が
気づいてほしいとも思いながら見ていました。

子役には脚本を渡さずその場で指示する方針だったそうで、自然な感じでした。
YOUさんも、無責任な親にふさわしい演技で、不思議な魅力を発していました。


万引き家族に不快感を示した政治家は、どんな感想を抱くのかと思いましたが、
そもそも彼の鑑賞リストには入っていないでしょう。

万引き家族(2018年)と本作の2本立てで、世間知らずの新天皇夫妻と安倍夫妻で
いっしょに鑑賞してみてはどうでしょうか。
ともに世界三大映画祭のひとつカンヌ映画祭で高い評価を得た作品です。






(参考)

巣鴨子供置き去り事件

https://www.youtube.com/watch?v=n_Gy9tzpKaE

 








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Last updated  2019.05.10 00:00:17
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