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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2020.11.05
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カテゴリ:映画



ストーリー:
1953のソ連・モスクワラヴレンチー・ベリヤ率いるNKVDは「粛清リスト」に基づく国民の逮捕粛清を実行し、ヨシフ・スターリンに対する国民の畏怖は、スターリンがラジオ生放送のコンサートの録音を欲すると関係者が急遽再演奏するほどになっていた。コンサートのピアニストは、家族が受けた処分からスターリンを恨み、録音盤にスターリンを罵倒するメモを忍ばせた。届いた録音盤を執務室で聞いていたスターリンは床に落ちたメモを拾って内容を目にすると笑い飛ばしたが、その直後に意識を失い、昏倒する。

翌朝、お茶を運んできたメイドが昏倒したスターリンを発見し、ソビエト連邦共産党の幹部たちが集まる。スターリンの粛清で有能な医師がいなくなっていた(医師団陰謀事件英語版を参照)中、経験不足の若手や引退した者までかき集めた医師たちと看護師が、スターリンを診察した。「スターリンは脳出血により右半身麻痺の状態。回復の見込みはない」という医師たちの診断に幹部たちは驚喜する一方、スターリンの娘であるスヴェトラーナを味方に付けたり、無能だが権勢を笠に着る道楽息子のシーリーの介入を食い止めようと、お互いに暗躍を始める。幹部の個人情報まで握るベリヤは党内序列2位のゲオルギー・マレンコフと組む一方、ニキータ・フルシチョフヴャチェスラフ・モロトフラーザリ・カガノーヴィチアナスタス・ミコヤンらを仲間として対抗しようとする。ベリヤは「粛清リスト」からモロトフを外すとともに、反党活動容疑で収監されていたその妻ポリーナロシア語版英語版を釈放するなどの懐柔策をとる。

スターリンは一瞬意識を取り戻したのちに死去し、幹部たちはスターリンの葬儀と後継体制に向けて動く。後継のトップにはマレンコフが昇格となる形で就任、フルシチョフはベリヤの差し金でスターリンの葬儀委員長に任じられる。トップとなっても実行力のないマレンコフに対し、ベリヤは政治犯の釈放や粛清リストの凍結などを提案する一方、スターリンに対する服喪中のモスクワ市内の警備を軍からNKVDに変えさせ、さらにモスクワに入る列車を止めようとする。フルシチョフは鉄道の管轄は自分にあると主張したが、ベリヤは強行した。しかし、フルシチョフは独断で列車運行を許可し、弔問に大挙して押し寄せた人民に警備のNKVD隊員が発砲して死者が出る。会議で責任を巡りベリヤとフルシチョフはお互いに擦りつけあって対立、結局現場の警備責任者に罪をかぶせる形となるが、その上司であるベリヤには失点となった。

葬儀の当日も、スターリンの遺骸の周りに立つ幹部たちは他のメンバーに対する悪口を言い合う。弔問客に教会の関係者をベリヤが含めたことについて、フルシチョフらは「スターリン主義に反する」とさや当てした。

軍の最高司令官で大戦の英雄であるゲオルギー・ジューコフと組んだフルシチョフは、他の共産党幹部の同意も取り付け、ベリヤの失脚に向けた準備が進められる。葬儀後に開かれた幹部の会議でベリヤの解任が提議され、マレンコフがテーブルのボタンを押すとジューコフら軍人によってベリヤは連行される。裁判を開くことを主張するマレンコフに対し、フルシチョフはトハチェフスキーら裁判を受けずに粛清された同志の名を挙げ、半ば恫喝して処刑命令に署名させる。そしてベリヤは、「少女への性的暴行」「国家反逆罪」「反ソビエト行為」などの容疑により即決で処刑され、その死体はフルシチョフらの目の前で焼却された。

フルシチョフやその妻、そして幹部たちがコンサートを鑑賞する中、字幕でフルシチョフがベリヤの死後マレンコフにとって代わり権力を掌握した後、反党グループ事件でモロトフやマレンコフらを排除し名実ともにソ連の最高指導者になったものの、1964レオニード・ブレジネフの台頭により失脚したことが示され、フルシチョフを背後に座るブレジネフらしき人物が見下ろすところで映画は幕を閉じる。

(ウィキ)

小便の海に溺れる!?『スターリンの葬送狂騒曲』本編映像

https://www.youtube.com/watch?v=_XncU1Ay_2g


*史実では、ベリヤの逮捕はスターリンの葬儀から3か月後、処刑は9か月後である。







2017年の英国映画です。
ソ連の話ですが、セリフは英語で、実名でそれらしい俳優が演じています。
史実そのままでなく、スターリンの死を題材にした権力闘争を描いたブラック・コメディーです。
ロシアでは上映禁止だそうです。

どこの国でも起こりそうな話しで、スターリンをアベ、マレンコフをスガ、フルシチョフを・・・なんて見立ててみるのも一興でしょう。
そういえばこの国でも、先日大政治家の葬儀にあたって弔意の強制があって話題になりました。
コロナでなくて当日が晴れていたら、かなりの狂騒曲となっていたことでしょう。
大勲位ですから。





アドルフ・ヒトラーは毒です。ヒトラーは猛毒です。ドイツのどんなホテルでもヒトラーの肖像画は見かけませんが、私が宿泊したモスクワのホテルにはヨシフ・スターリンの肖像画が掲げてありました。彼は罰せられずにいます。私たちは彼を静かに覆い隠し、彼にそれほどの関心を抱いていないのです」

アーマンド・イアヌッチ(本作の監督、脚本)








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Last updated  2020.11.05 17:00:05
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