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テーマ:お酒大好き(5105)
カテゴリ:日本酒
天寿酒造は今年の1月に蔵訪問したので、詳しくはそちらにゆずるとして、今回の酒は「縦=たて」鳥海山と蔵元が呼ぶ、汎用ではない、特定の流通経路向けの鳥海山。
汎用の鳥海山が横書きに書かれているのに対して、こちらは縦書きになっています。 その特別醸造の鳥海山・純米大吟醸は、目黒区西小山の「かがた屋酒店」がオーダーした小タンクのもの。 この酒販店は昔から日本酒に力を入れていて、多くの人気銘柄を取り扱っていることから、城南地区でちょっと気のきいた酒を飲ます店は、ここからの仕入れが多い。 (「十四代」なども普通の価格で飲める店が、目黒・品川・大田の辺りでは結構ある。) 以前は、この鳥海山は武蔵小山の「穂のか」で飲んでいて気に入っていたのですが、この店も今や雑誌等のピックアップが多くなり、敷居が高くなった。 (会員でありながら、もう一年以上行っていない。あるムカッとすることがあったので。3年くらい前は、空いていて一人でゆっくり良い酒を安く飲めたのだが。) スペックは写真の通りラベルに書かれていますが、酵母は「農大短醸分離酵母(ND-4)」とあって、要は花酵母。 穂のかで飲んでいるときは、あまり感じませんでしたが、家でじっくり飲むとやはり華やかというか、キツイ香りが鼻腔を通過する。 この酵母、かなりしっかりとヘコタレないようで、開封して冷蔵庫で1週間くらいおいても、香りも味もまったく変わらない。 佐藤杜氏の渾身を込めた造りと言えます。 花酵母の中では、私は嫌いなタイプではありませんが、どうしても好き嫌いというか、選り好みをされてしまう宿命にあるようで、 秋田市内の銘酒居酒屋「酒盃」のご主人は、天寿酒造が花酵母を使うようになってからは、取扱いをやめたと、以前おっしゃっていました。 個性的なラインアップをそろえるのも面白いと思いますが、そこはオーナー店主の裁量といえましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/30 09:32:09 AM
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