|
テーマ:お酒大好き(5105)
カテゴリ:日本酒・山形県
はじめて飲みましたが綺麗で上質なお酒でした。
蔵元の「竹の露合資会社」は、山形県の霊場・出羽三山の一つである羽黒山の東麓にあります。 創業は幕末の安政5年(1858年)ですが、明治維新後の神仏分離の際に、真っ向から抵抗した羽黒山修験僧達に、行事の折々に使われる酒を提供していたとのことです。 さて、白露垂珠(はくろすいしゅ)は特定の酒販店向けの限定出荷商品です。 香りと旨味とノド越しの調和が良い。 平成20BYですから少々熟成させたお酒ですが、それよりも何よりも、山形・鶴岡産の山田錦という珍しさに興味をひかれます。 東北の山田錦というのはあまり聞いたことがないからです。 さまざまな植物・農産物に北限や南限があるのと同様、山田錦も北限があるものだと思っていました。 Wikipediaで調べてみたら、山田錦の全国生産量の8割が兵庫県産で、北限地は新潟県上越市とありました。 これは訂正しないといけないですね。 栽培には大変なご苦労があったものと推察します。 まだまだ銘柄を知られていない酒ですので、こうしたタグをぶらさげてのマーケティングも必要なのでしょう。もちろん大変な実績なのですが。 わたし的には「吟醸麹は全量一升盛の麹蓋法」「吟醸酒の上槽は袋吊雫酒」「生詰密栓瓶火入」という点を宣伝して欲しい気もします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/30 06:37:46 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日本酒・山形県] カテゴリの最新記事
|
|