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テーマ:お酒大好き(5105)
カテゴリ:日本酒・山口県
精米に百数十時間かける獺祭磨き二割三分。精米も60%、70%削ってくると、最後の数パーセントにとても時間がかかるようです。
それにしても精米歩合がブランドになっているお酒も余り無いと思いますが、獺祭はまさにその先駆け。 「久保田」を造る新潟・朝日酒造の「先心」が精米歩合28%。 23%という米の磨き歩合はおそらく日本最高峰でしょう。(=世界最高峰) ただ、23%精米して仕込んだタンクがすべてこの商品になるわけではないようです。 期待レベルに達せず、ランク落ちする運命をたどるものもあるとのこと。 さて飲んでみると、このような綺麗な酒はひと口めの優しい口当たりは当然として、いわゆるインパクトの強さという個性を求めてはいけないと感じます。 上立ち香にしろ、含み香にしろ、旨味にしろ、すべてバランス良く調和しているのが高級酒たるゆえんで、その意味で驚くような衝撃を期待しては、肩透かしを食らうでしょう。 だけど、2杯3杯と飲み進めるうちに、この酒の良さが身体にしみ込んで来ることと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/20 09:13:16 AM
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