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カテゴリ:朝ドラについて考える
物凄い勢いで視聴者を振り落とすドラマ…それが『つばさ』(笑)
もしかして、振り落とされるのが正解なんじゃないか…とさえ思える>ぇ 最初の関門はギャグとサンバだろう(笑) 私的には、ギャグはほとんど笑えはしなかったけど不快でもなかったのでOK。 ちょっと『TRICK』ぽかったからかも。 ただ、『TRICK』はシーズン1~2は好きだったけど、3や映画版はイマイチだったし 同じ監督の『巷説百物語 飛縁魔』は、その作風が裏目に出ててダメだったし 最近の話題作『20世紀少年』シリーズは言うまでもないので(笑) かなり際どいものだというのは分かる気がする。 サンバの方は、始まる前に出ることは聞いていて、その時に既に驚いてたから(笑) 実際にドラマで目にした時にはもう慣れていた>何ちゃそれ 私はサンバのことは表面の表面しか知らないのだけれど、 辛く苦しい現実の中で生み出されたものであり、深い意味合いを持っているらしい。 ドラマが進むにつれ『つばさ』の根底にあるものは、暗く重いものだと分かってきたから そこにサンバを導入するというのは単なるオチャラカシではないという風に受け取れた。 ただ、それで重いシーンを和らげてくれる…と受け取れる人は良いけど 思いっきり盛り上げて泣かせてほしい…と思う人には不満しか残らないかも。 次なる関門はそれだな(笑) それに、もしかしたら、本当にサンバを愛している人が見たら 中途半端で安易な使い方をしていると不満に思うかもしれない…という気はする。 さらに次の、そして最大の(?)関門はヒロインの存在だろうけど、 そこは【Part 1】で触れたので、ここではパス。 で、私的に『つばさ』が捨てられないドラマであるのは、その暗くて重いもの。 例えば大衆演劇のエピ。 基本的にはね、こーいうのあんまり好きじゃないのですわ。 玉木家の女性三代が交代で演じるという展開も、それだけだとベタ過ぎてナンダカナだし 加乃子母さんのモノローグなんて、本来なら気恥ずかしくて聞いちゃいられない方。 なのに逆に心に染み入ってしまったのは、 逃げても失敗しても罪を犯しても、それで全てがオシマイではない…という訴え。 絵本エピでの 「起きてしまったことは変えられない、でも物語の続きはあなたの手の中にある」 という言葉にはマジで泣けたし。 竹雄父さんエピは、ちょっと扱い方がストレート過ぎたし、 「心の闇」という表現も、ちょっと響きが強過ぎるなとは思ったけどさ、 でも、こういうテーマを取り上げてくれたこと自体が素敵だよね。 加乃子母さんや竹雄父さんは極端な例だと思うけど>そこはドラマですから 傷付いたり傷付けたり後悔したり…辛い経験は誰にでもあるだろう。 私にもある。 勿論、世間知らずで甘ったれの私の経験など、吹けば飛ぶようなものかもしれないけど。 そういった部分にダイレクトに語りかけてくるドラマだったと思う。 ハッキリした解決やスッキリした結末はなかったかもしれないけど だから、そこが不満な人はいるだろうなと思うけど 私的には、ここでいかにも作り話っぽい安易な纏め方をされたら、 そこで気持ちは離れた気がする。 スミマセン、まだ終わりません(^^;) 玉木家女三代について、最後に考えてみたいので。 【Part 3】に続く 【Part 1】はこちら よろしかったらクリックお願い致します☆ 朝ドラ『ファイト』~『つばさ』感想は「REVIEWの部屋」から行けます ☆やっくんち☆ TRICK[トリック] DVD全5枚組【送料無料】 アンジェラ・アキ/愛の季節(初回生産限定盤)(DVD付) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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