|
カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
『ゲゲゲ』(再)では戦争の話―
『梅ちゃん』も 村田さんのロシア話から戦争ネタに無理クリ結び付けるのでは…と 密かに思っていたのだが… 可能性は限りなく薄いな(^^;) どうしても戦争の話が聞きたいというわけじゃないよ。 でも今月は戦争について考えざるを得ないし、また考えるべき時期。 幾ら軽さが売りの『梅ちゃん』でも 終戦当日の焼野原から始まったドラマなだけに それなりの物語を紡いでくれるだろう…と思った 期待ではなく、必然として。 でも、無理っぽいな(^^;) …ひじゅにですが何か? 「分かりますよ、私」by母 分かりませんよ、私は…(――;) え~っと、え~っと… 尾崎の意図としては 母さんも 加藤母も 村田さんも 皆、皆、寂しい。 「寂しい」という共通点で3つのエピがここに繋がった。 そして梅ちゃんは数日の家事経験でそれを悟った! で、 その「寂しさ」を埋めるには“言葉”が必要で “言葉”により誤解も解け、すれ違いもなくなり 皆が仲よくハッピーに! その魔法の“言葉”=ありがとう っちゅーことでファイナル・アンサー? あのう、あのう… もしかしたら このドラマが好きな人達&スタッフにとっては バラバラのエピがここで綺麗に繋がった! と、絶賛ものかもしれないけど でも、この3人の「寂しさ」って それぞれ違うものだよね? 家族と暮らしていても相手にされず 作り話で他人の関心を買おうとする孤独な老人― 言葉が足りず融通も利かない父さんとの毎日で 孤独が鬱積していた母さん― 夫を亡くし息子に望みをかけて生きてきたのに息子の結婚と同時に独居を強いられ 何とか繋がりを持ちたくて奮闘するも的外れなために嫌がられる加藤母― ままままさか… 村田さんはその「寂しさ」を表現するだけで終わり? 税理士の件で一騒動あるのだとばかり思っていたら あっという間に解決しちゃったし 明日の土曜日は父さんがメインになるのだろうから 村田さんスルーの可能性は高い。 梅ちゃんが介入しメデタシメデタシっちゅーのも難だけど いや、かなり難だけど(笑) 勿論、梅ちゃんに解決できる問題じゃないけど 早野さんの時だって娘の夫との関係は修復できなかったわけだけど 今日のままで終わりじゃ酷過ぎる。 とはいえ 江美さんの幼馴染の余命宣告あたりからこっち やたらシリアスな問題を提出するも何のフォローもなくオシマイ というエピがテンコ盛りの『梅ちゃん』だからなあ…(――;) ももももしや… 加藤母はあれだけで解決? 母さんが「分かりますよ」と言っただけで? 勿論、一人でも分かってくれる人がいると知れば 物凄~く気持ちは変わる。 それは分かる。 でも、本当に分かってくれたと言える? 文字通り一人でいることの「寂しさ」と 家族に囲まれているのに感じる「寂しさ」は やはり違うと思う。 少なくとも村田さんの場合とは違い 母さんはヒロインの家族なんだから 父さん始め皆が良い方向へ変化するのは確実。 良い方向ったって 言葉を出す努力とか気遣いを示す努力を少しする程度のものだろうし その努力の気配が見えただけで母さんは満足すると思う。 加藤母の場合は気配どころの話じゃないっしょ? ステージが違うんだから一緒くたにはできないっしょ? 一緒くたにすることで解決するわけでもないっしょ? 一応は加藤母の現状を訴える言葉を出してはいたけど 結局は「口出すな」で終わり。 速やかに自分の問題に移行してしまう母さん… 一応は松姉さんがフォローしたから良かったけどね。 この後、姉さん夫妻と加藤母が同居するか 頻繁に行き来し>加藤母が来るだけの一方的関係にはせず 言い過ぎたり遠慮し過ぎたりのドタバタを明るく描くなら ギリギリOKかな>エラソウ そしてメインの母さん問題… 好意的に見るなら 鶴太郎夫妻の喧嘩モドキや梅&ノブの喧嘩未満で “言葉”を交わし合うことの大切さ、みたいなのは示したと言える。 不満や怒りもハッキリ伝えること、折れて謝ること…等も。 それと、今迄ヌクヌク暮らしてきた梅ちゃんが家事を引き受けることで 母さんの大変さを理解した…ってのも、意図としては分かる。 でも、母さんの「寂しさ」まで理解したっのはどうなのかなあ… ちょっと安易でない? 少なくともドラマとしては安易でない? せめてもうちょいエピを増やすとかさ。 夕食作りを二回しただけ…って感じじゃん? あと、松姉さんも日頃「寂しさ」を感じてたってのもなあ… いや、そういうことはあると思うけどさ でも、やっぱ母さんの場合とは違うんじゃ? 夫のタイプも違い過ぎるし、家事の内容も違い過ぎるし 抱えている問題も、あと勿論“経験”も違う。 つまり、 梅ちゃんも姉さんも簡単に「分かり」過ぎ! ひじゅにだったら却って「分かる」という言葉に嫌な気持ちになるかも? まあ、そもそもの母さんの悩みにしたって ナンダカナ…と感じる部分もあるし。 ↑これはつまり、ひじゅにもあーいう状況は経験ないから 理解できないってことに過ぎないのかもしれないけどね(笑) ラストは梅ちゃんの安請け合いを “ドジっ娘”設定に強引に結び付けて笑いを醸し出して「つづく」。 開業した時の看板倒しなんかと同じカテゴリーかな… どーでもいいことで 取って付けた様にドジっぽい動きをさせて 「ちゃんと設定は生かしてますよー」 「カワ面白いでしょー」 と言ってる印象で逆に不快(^^;) それに… 何をするにしても父さんを貶めるんだろうな… 『おひさま』は男尊女卑の時代に 男性をおちょくってはアハハオホホの女性達を描いていたけど 『梅ちゃん』はその上を行く“イジメまがい”。 肩入れできるほど女性達に正当性もないし スカッとするほど父さんが悪いキャラとも思えないし 気の毒だと感じ得るほど好ましいキャラでもない。 ただ、『サザエさん』の様にホノボノした家庭だとは感じないなあ。 こんな感想ばっかでスミマセンスミマセン(^^;) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/706-542c8961 ☆応援、よろしくお願い致します ☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛] カテゴリの最新記事
|