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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
コロナの影響がなかったなら
今回が前編の最終話になっていたのかな? 区切りが良いものね。 そして明日から正月休み― …ひじゅにですが何か? 「笑いと涙の隙間は紙一枚や」by二代目天海天海 襲名と結婚 …だけでなく 一平にとっては 父親のトラウマ解消 新たな喜劇へのスタート …となり 千代にとっては 故郷を捨て、第二の故郷を追われ それでも再び第二の故郷へと帰還 …になり 役者になりたいというだけの漠然とした夢が実現し 役者としてどう歩むべきかの土台ができ始めたところ …になる ちょうど良い区切り。 たださ… 浪花千栄子さんと二代目渋谷天外さんの結婚は破綻。 三代目渋谷天外は離婚のきっかけとなった女性の子供。 …という事実を考えると 千代&一平の結婚も喜んで良いのかどうか(^^;) ドラマでは円満なままで終わらせるかもしれないし そうであってほしいけれども。 まあ、区切りとなったところで 総括(?)&これからの展開への期待。 総括の方は、もうちょい芝居を押し出してくれても良かったな…ってところで 期待の方はね、もうちょい芝居を見せてほしいな…ってところ(笑) ひじゅにとしては、このドラマを 「ヒロインが大女優になる物語」 とは捉えておらず 「“大阪のお母ちゃん”と呼ばれるまでの物語」 だと思っている。 だから 周辺の人々との関わりによる人情話が芝居そのものより優先されて描かれる …ってのは、個人的好みから言うと逆なんだけど>ぉ テーマには沿っていると受け止めている。 その人情話も、ちゃんと「お母ちゃん」に結び付く内容が主だから しっかり描こうとの意図も感じる。 ただ、少~し分かり難いかな…と思う。 例えば、シズさん&延四郎さんのエピとか、みつえ&福助のエピとか …これも個人的には好きな題材とは言えないけども>ぉ テーマと千代の内面に関わって来る内容なので肯定的に捉えているんだけど 人によっては「無駄に入れて来たスピンオフ」でしかないみたいだし(笑) 千代の「お母ちゃん」ひいては「家族」への過剰な期待というか理想も 生い立ちを考えると興味深いし 自分が「お母ちゃん」と呼ばれる様になるまでの心境の変化も 描き方によっては、かなり面白くなりそうな気がしているんだけど 人によっては「根拠がないしキャラがブレている」と見えるらしいし(笑) 前面に出している人情話でもそうなのだから ちょいと小出し気味の芝居に関しては尚更…って感じ。 一平が始めた「家庭劇」は モデルが松竹家庭劇だというのもあるから何となく想像はつく。 でも、もうちょいハッキリ示してくれても良いかな。 あ、勿論 千之助さんの初回と二回目公演でのアドリブの違いや皆の演技 そして今回の襲名披露でも一平の語りで ハッキリ示しているとも言えるんだけどさ。 さらにもっと…って思っちゃうんだよね。 それに、千代の演技の様子や役者としての成長ぶりも 面白く描いてほしいな…って思うし。 「お母ちゃんになる物語」とは言っても 芝居を通して…なのだろうから 芝居そのものもしっかり出した方が説得力あるしね。 「個人的には…」と書いた通り このドラマには物凄くハマっているというわけではないけど 好感は抱いている。 だから好意的に受け止めようとはしているけど それは決して脳内補完っちゅーヤツではなく、行間だと思っている。 杉咲花さんはかなり良い役者だと思うけど>まさに北島マヤ 演者が上手ければ良いドラマになるわけではない…というのも 朝ドラ(には限らないか)“お約束”。 逆に上手いからこそドラマや役柄の欠点が強調されてしまい 役者自身に嫌悪感を抱く様にもなりかねないからね。 後編は理屈をこねたりせず>一応「理屈」との自覚あり(笑) 視聴も感想も大いに楽しんで臨みたいと思いますので よろしくお願いします!(殊勝) ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3849-eb3a99ec ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ チャオズ 笑いと涙 親子雀 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あまり史実に引っ張られ過ぎる様ならば、ノイズにしかならないので知らない方が良いかもね。
今は千代と一平、おめでとう!って気持ちで、できるだけ登場人物たちと同じ気持ちで見ていたいかな…いずれ史実通りの結果になるとしても2人が寄り添って一緒に生きていこうと決めたこの瞬間は幸せだと思うから。 -- 今回の重要なポイントは、何故初代天海は役者を辞めなかったのか?だと思う(わざわざ引っ張ったし) それは「笑いと涙の隙間は紙一枚や」の言葉に全て凝縮されている。 今作の大テーマで、人がつらい人生を笑って生きる為の知恵でもある。 天海が一平への思いを描いた作品が「親子雀」だった。 以前、千代も演じている間は「お母さん」と心を込めて呼ぶ事ができた。 そして「父上!はよう成仏してください」一平に言わせる事で一平には負い目や悲しみを引きずって欲しくはない、という想いを込める事ができた。 同時に別離の悲しさ、心残り、後からあとから沸いてでる自身の想いを笑い飛ばす事ができる…ルリ子さんが救われた様に。 どんなに辛くても、いや、哀しみをかかえてそれでもほんの少し隣にいる人を笑わせたいと思う優しい人だからこそ、役者はやめられないのだ、という事だと思うよ。 恐らく千之助さんは親子雀が初代天海の息子への想いを込めた喜劇だと知っていたのでしょう。 だから初代天海さんが急逝した後も自分が二役やってでも演目変えたくなかった(内容的に自分の体がそう保たないって知っていたとも言える) あの時、親子雀にこんな想いが込められていたとはちっとも思わなかった。 話が進むと意味合いが変わってくる…今作の特徴でもありますが(実は小説の基本だったりする)尚更夕さんとの再会の可能性が高まった、やはりまだ何かありそうですね。 (2021.03.05 16:46:43)
追記
親の死とは誰もが乗り越えなければならない壁であり、親が子に伝える最後の人生訓なのかもしれない。 天海さんの思いが芝居を通して時を超え今、一平に伝わったのだと思う。 そう考えると、次にテルヲが関わってくるとすれば、彼が死ぬ時なのかもしれない。 千代と一平の関係に不安があるとすれば、まだお互いに心が欠けているからだと思う(恐らくは狙い通りだろうけど) …あまり先を推理しない方が良いか。取り敢えずは忘れないように記録。 (2021.03.06 07:31:13)
「お母ちゃんになる物語」について私の見解。
物語のほぼ全ては「何かを取り戻す/手に入れる」のが目的であるのだけれど、今作はそれが母だと考えられる。 プラス、ベースになっているのが竹取物語。 竹取物語自体が超常現象を除けば人間ドラマなので、この先もあまりワクワクするような話にはならないと思う。 例えるならばエンジェルハートの様な感じだろうかなと思っています。 (2021.03.07 15:44:44)
ありがとうございます。
あくまでも「モデル」であって、名前も変えてあるし、大抵は生い立ち等も違うし…史実は考えず楽しむのが正解かもしれませんね。 ただ…過去作はそのまま描くには問題ありのエピ(例えば不倫とか)を回避しない代わりに緩~く取り入れたものが多かったから 今作はどうするのか…という興味はあります>一平は早い時期から登場しW主人公とも言える扱いだから残念な結果にはならない気がするけど それに悲しみや絶望の中でも立ち上がるヒロインにするのか、ハッピーで終わらせるのか…で作品自体の印象が変わりますから重要ですよね。 (2021.03.22 22:31:26) |