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カテゴリ:ブギウギ
何だか、この↓台詞が呪いの様に聞こえる
…のは、ひじゅにだけ? …ひじゅにですが何か? 「辛いことがあったら歌ってください」by愛助 第18週『あんたと一緒に生きるで』 台詞といえば、先週の 「早く来ないと僕は消えてしまうよ」 という愛助の台詞にも不吉な予言的響きを感じた。 wikipediaによると リアル愛助@吉本穎右氏が帰阪する途中 途中まで同行した笠置シヅ子さんと琵琶湖湖畔の旅館に泊まった際 『湖畔の宿』を口ずさみ 初めて聞く彼の歌声に感極まって泣き出した笠置さんに 「何や、歌の文句みたいな別れやな」 と茶化して言ったそうだが これもまた予言の様な言葉だ。 そんな吉本穎右氏はドラマとは逆に 笠置さんに歌を辞めてほしいと言っていたらしい。 もしも彼が病を克服することができていたら 2人は結婚することができ 笠置さんは人として幸福な人生をおくっていたかもしれない。 代わりに歌手としての彼女は消え 名曲『東京ブギウギ』は生まれなかったかもしれない。 どちらが幸せなのかは分からない。 本当は両方を手に入れてほしかったけどさ。 広瀬正の『エロス』という小説を思い出す。 エロい話じゃないよ(笑) 1人の女性の人生が、ほんのちょっとしたことで分岐する。 あの時、あちらを選んでいたら 彼女は恋人と結婚し、女性としての幸福を掴んだ。 こちらを選んだから 彼女は恋を捨て、歌手として大成した。 勿論、笠置さんの場合、ちょっとしたどころの話ではないし 自分で選ぶ余地などなかったけどさ。 この小説の主人公のモデルは淡谷のり子さんだから 何だかちょっと因縁っぽいものを感じるよね。 まあ、それで、笠置さんは歌手の道を歩み続けることになり スズ子もまたそうなんだけど 吉本穎右氏と愛助の希望が逆になっているのは 視聴者へのエクスキューズかな…と思ってしまったのは ヒネクレひじゅにだからでせうか? それにしてもさ 愛助の死とスズ子の出産を 同時に描いてみせるとは思わなかった。 史実では、出産の方が後だったと聞いていたから。 絶望的な気持ちで、孤独に出産する様子を ドラマチックに描くのだろうと勝手に思っていたから。 でも、ドラマとしては 死にゆく命と生まれて来る命を 対比的に見せることこそが意義のあることなのかもしれない。 まあ、このドラマは、ちょっと地味に(?)対比を使うものね。 チラリ見かけたネット・ニュースでは 愛助の中の人@水上恒司さんの迫真の演技に対し スズ子@趣里さんがあまりにも棒演技で リアリティがまるでなく、実力のなさが露呈した …と酷評されていた。 え? そうかな? あそこは、それこそ対比なんだから 両方とも暗くシリアスに描く必要はない …つーか、そうしていたらメリハリがなくなるし ひたすら暗くドンヨリしたシーンになっちゃうじゃん。 スズ子の方は意図的にギャグっぽく演じていたんだと 思うけどなあ… 愛助の氏が知らされた後はスズ子の方も 暗くシリアスに転調したんだし。 ひじゅには泣いたし>それはどーでもいい? まあ、それはともかく この先はどんな風に描かれていくのか 興味あるよね。 スズ子の歌を待ち望むファン達にとっては 彼女個人の人生よりも歌の方が大事だから 色んな苦労や悲しみを経験して深みが増した彼女の歌に 熱狂し、元気づけられるのだろう。 ファンってさ 個人的には無責任極まりないし冷酷でもあるけど 生み出される芸術は惜しみなく称賛を贈る 厄介な存在なのさ。 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4008-ed95fe9d ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ マザーズバッグ>授乳ケープ付き 昆布巻(サーモン昆布重ね巻) エロス(電子書籍) 湖畔の宿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.02.06 21:36:58
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